柴犬の子犬を飼う場合、注意すべき点は様々なものがあります。特に譲渡される場合、生まれて経過した時期によっては飼うには難しい性格に成長している可能性もある点です。新たな主人を募集をしている所も、自己責任であったりトラブルが起きないよう配慮されている所などあります。そのため、利用するならば気をつけるべきポイントを取り上げています。
また海外の場合、そう言った問題以外も予想しないトラブルに見舞われることがあります。よってそう言った起こりがちな問題に対して、あらかじめチェックすべきポイントも掲載しています。
柴犬の子犬を飼う場合のポイント
基本的に柴犬は本当に全ての柴犬が、ガンコで気難しい性質と言って良いとされています。そう言った問題があるので、犬と信頼関係を築いてしつけや子犬期の社会化を行って、指示を聞くことができる犬にしつけることが重要になります。これを怠るとワガママになったり他の犬と仲よくできなくなる事と、主人にまで出血するほど噛み付いたり、他の人や他の犬に攻撃するような危険な犬に成長することになるのでそう言ったことを防ぐためにもトレーニングは必須項目になります。
また毛が非常に抜ける犬種なので、まめにブラッシングして皮膚病を防ぐと言った事も求められます。ブリーダーによる譲渡であれば柴犬そのものなのでなおさらこう言った配慮は勿論のこと、乱繁殖で病気持ちなのではないかという点も含めて、重要な点になります。里親からの譲渡の場合は、いわゆる血統書のものよりも雑種系になることが多くなる傾向です。ただし全く血統書付きがないわけではありません。
しかしもし運良く血統書付きの柴犬が見つかった場合、それが子犬であっても元の主人のしつけを失敗して、どうしようもない犬に成長し匙を投げられてしまったような困った性格の柴犬もないとは言い切れない問題もあります。よってしつけを行うのに最適な期間を過ぎてしまった子犬の柴犬の譲渡を受けたい場合は、直接面会して犬の性質はどうか確かめてからどうするか決めると言った事は必要となります。
里親としての柴犬の子犬の譲渡の場合
譲渡による柴犬の子犬を飼う場合特徴として、ペットショップで好みの犬を飼うわけではない点があります。特に里親としての場合はブリーダーによる譲渡のケースと違い、行き先がない犬を引き取る側面があります。よってもし犬に引き取り手がなかった場合、たとえ一匹であっても保健所で処分されるのを救うことにもなります。犬種別犬籍登録頭数データによると、柴犬の登録頭数は上位でその数は10000頭以上とされています。
その中で、様々な事情で柴犬を飼い続ける事が出来なくなった飼い主であったり、予期せず子犬が産まれてしまったケースも存在しています。そう言った経緯によって、新たな飼い主募集をして新しい主人を見つけることを試みる事があります。これらは各地で、譲渡会を行って引き取り手を探すなどが行われています。
また、そう言った柴犬やその子犬の譲渡先の募集の方法の一つとして注目されているのが、インターネットを利用した募集となります。登録されているのは里親募集の検索サイトであったり、里親募集のホームページや掲示板などで募集されているのを確認する事が可能となっています。
里親の場合自分の好みにあった種類の柴犬がいないのではないかと嫌厭しがちになる人もいますが、募集されている犬は多彩であり、日本なので日本犬系列の犬が多い傾向であるため、柴犬が欲しいと言う自分の好みを満たしますし、無理が無く里親になる事も難しくないと言うのも譲渡を受けるポイントになっています。
柴犬の譲渡を受ける場合のポイント
柴犬は天然記念物ですが、一般家庭で飼うことができる犬種です。ペットショップで探して購入する以外に、獣医さんの掲示板や仲介してくれる団体などのインターネットサイト上で新しい主人を募集されたりもしています。ペットショップであれば、生後数か月程度の犬になりますが、里親を募集している犬は小犬から老犬まで幅広いラインナップになります。
そう言ったネットや掲示板で見かけて、気に入った柴犬の子犬が見つかったならば連絡先に申し入れて、まず最初に実際に会ってみたり条件を確認すると言ったことから始めます。里親募集を仲介しているサイトであれば、募集する理由や新しい主人になもらう方の条件であったり犬の月齢・年齢や健康状態、ワクチン接種の有無と言ったデーターなど、貰い手が必要とする情報の掲載をしています。
獣医さんやペットショップからによるものの場合は、直接交渉する必要性があります。ありがちなトラブルとしては、子犬の成長ははやいので写真の張替えをしないままであったため、掲載している写真が実物と違うと言った点がクレームとして起こることがあります。やり取りに自信がない場合は、規約などでお互いのトラブルを防いでいる配慮をしている仲介業者を利用するというやり方が安心とも言えます。
ただ利用は無料であっても犬の運搬費用であったり、募集主によっては医療費等の実費負担が必要になるケースもあります。また会うことなく陸送や空輸で犬だけを輸送ではなく、直接渡すことが必須ということもあります。
海外だけれど柴犬を譲渡されたい
日本古来から狩猟する為に活躍していた歴史がある柴犬は、日本だけでなく世界中で人気となっています。主人に忠実だが頑固で気難しい癖のある性格で、飼うのをためらいがちな面もありますがそれを踏まえて飼う人も増えています。海外でも柴犬のブリーダーは存在していますが、ペットショップに問い合わせても回答がなかったり、子犬を取り扱っているかの情報がなかったりするケースがあり日本から取り寄せる方が信用できるとして利用する人もいます。
この場合は外国に行くことになるので、たとえ犬自体は譲渡であっても、輸出することになるので検疫や運送や通関と言った問題点が挙げられます。犬だけ輸出するケースや本人が日本へ渡り、じかに引き取ると言った方法もあります。注意点として外国に連れて行くことになるので、連れてくにはその国の条件を満たさなければ入国できないという問題があります。
例えば動物検疫も書類を検査官に見せることになったり、税金を支払う必要が発生したりします。日本で譲渡したり購入するメリットもあり、他の国であったら狂犬病の問題で運ぶのに問題が起きる場合がありますが、日本からなら生後３ヶ月以内の子犬はフリーパスである国もあります。またインドなどではペットは輸入証明書が不要の国であっても、空港の検疫で航空会社の規定を満たしていないと却下されて途方にくれると言ったトラブルもあるので注意が必要になります。
まとめ
日本だけではなく日本国外でも、非常に人気が高いとされる柴犬は難しい性格であるので、子犬から迎え入れてしっかりとしたしつけをすることが求められる犬種です。しかし里親などで譲り受ける場合は、しつけるには問題がある場合があります。ましてや海外でのケースなら輸送でのトラブルが発生することがあり、尚更向かいいれるには大変な苦労に見舞われることがあるほどです。
そう言ったトラブルに見舞われても、そう言ったトラブルや柴犬の特性を考慮して、犬との信頼関係が結ばれたならば、とても頼もしいパートナーになるのが柴犬になります。