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柴犬の子犬の多頭飼いは兄弟がおすすめです

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柴犬は、忠実で見た目も素朴な日本犬で、できるなら子犬を何匹も多頭飼いしたいと考える飼い主も少なくありません。柴犬を1匹飼うととても毎日が楽しいもので、それが2頭や3頭など増えることでさらに飼い主自信が楽しくなるだけではなく、柴犬の子犬にとっても楽しいはずです。柴犬の子犬を多頭で飼う場合、不安になるのは犬同士の相性です。そんな不安を解消するには柴犬の子犬の兄弟で多頭飼いをすることがおすすめです。

多頭飼いでの考えられるデメリットや、兄弟を多頭で飼うメリット、柴犬の子犬の兄弟を探す方法などを紹介します。

多頭飼いする際の心配な事と解決方法

柴犬の子犬と多頭飼いする際に心配になるのは、子犬との相性が合うかという事です。柴犬は小型犬ですが、大型犬との多頭飼いは遊びのための道具などを共有するのは難しく、犬によって揃える必要があります。また体の大きさは見た目だけではなく、体力にも大きな差があるため、柴犬のような小型犬に大型犬が遊んでいるつもりでも怪我をさせる可能性も考えられます。

柴犬の子犬の次に2匹目を飼う場合、一番気になるのは犬同士が仲良くできるかという点です。1匹では留守番も寂しいと考えて2匹目を飼っても、犬同士の仲が悪いと何かトラブルにも発展してしまう事が懸念されます。柴犬の子犬との多頭飼いを考える場合、不安な要素もありますが、それらを解決するためには子犬の兄弟を飼うことです。兄弟であれば同じ犬種で、体の大きさや飼育の仕方や手入れの方法などに大差はありません。

生まれてから暫くは一緒に育ってきているため、柴犬の子犬もお互いの性格を知っていたり、初めての家での生活にも緊張などのストレスも少なくなることが予想できます。柴犬の子犬の兄弟とはいえ、相性もあるため上手くいかない場合もあり得ますが、柴犬以外の犬種や、全く違う環境で生まれた犬よりは相性が良いと考えられます。

兄弟を迎えることは相性の問題を解決するだけではなく、他の面でも良い効果を得ることが期待できます。それは社交性です。多頭で一緒に育てることは社交的になる可能性が高くなることも嬉しい事です。

柴犬の子犬の兄弟を探す方法について

柴犬の子犬の他に犬を迎える場合には、兄弟であれば相性の心配はほぼなく、仲良く暮らすことが期待できます。また、社交的な柴犬に飼育できる事も多頭飼いの良い点です。家族の一員として迎える時期は、生後2~3ヶ月程度の場合が多く、この時期は親犬達と関わりながら社会性を身につける大切な時期でもあります。

生後2~3ヶ月頃に家に招くと、その社会性のしつけも重要になりますが、柴犬の子犬に家族がいれば、一緒に遊んで遊びを通して力加減を学んだり、自分以外の犬に慣れる事も可能です。また、体調の管理にも良い影響があり、体質が似ている事が多いため、1匹が病気になると他の子犬に早めに対策をすることが可能になります。柴犬の子犬を多頭で飼いたいと思っても、どこで見つけるとよいのか分からないという場合もあります。

ペットショップでは大抵1匹で販売されている事が多いため、事前にペットショップに多頭で探しているなど希望を伝えておくと良いです。ペットショップよりも確実な方法は、ブリーダーから譲りうける方法です。柴犬が兄弟でいる時期にブリーダーを訪問し、どのように遊んでいるか、親犬の体格や毛色などを確認しておくようにします。

早く可愛い柴犬を飼いたい気持ちはあっても、じっくりと出産情報をチェックしながら焦らずに待つことも大切です。柴犬を兄弟で譲りうける場合、特に希少性が高い場合などには1年は探す覚悟でじっくりと探すようにします。

日本には古来から存在しています


柴犬は日本だけではなく、海外でも人気のある日本犬です。日本では縄文時代の遺跡から祖先犬の骨が出土していて、優秀な狩猟犬として長く存在しています。獲物を目の前にして猟師がいない時や、猟師がいても十分な命令を出さない時などでも自分で判断して行動できます。飼い主に忠実で誠実、忠誠心があるなどの性格は広く知られていますが、自分で判断して行動するなど自立心が強いところもあります。

愛玩犬ではないため、飼い主の家族に対してもべたべたと甘えるような事は少なくクールな性格です。服従心があり保守的で防衛心が強いため、自分のテリトリーをむやみに入ってくるような他人や犬には厳しい態度をとることもあります。狩猟犬として活躍してきた犬種なので、小型犬ですが見た目以上に体力があります。運動も好きなので毎日しっかりと散歩をする事は必須です。

遊びに夢中にならない場合もありますが、子犬の頃からゲームのように遊びを教えることで不器用ですが遊ぶようになります。個体差があるものの、我が強くしつけなどが難しい場合もありますが、信頼関係を築きながら、飼い主との上下関係をつけて可愛いからと甘やかさない事が大切な事です。特にオスを飼う場合には、メスよりも気が強い場合があり、甘やかすことで飼い主の言う事を聞かなくなってしまうため注意が必要です。

毛は短いですが、二重構造のダブルコートなので定期的なブラッシングが必要で、春と秋の換毛期には大量に抜けるので蒸れて皮膚のトラブルになる可能性もあるため、1日に2回はブラッシングするようにします。

多頭飼いするのは犬にもメリットがあります

柴犬の子犬を多頭飼いするメリットは飼い主だけではなく柴犬にもメリットはあります。飼い主としては多頭で飼う場合、癒されることが多く、家が賑やかになって楽しい毎日を過ごすことが期待できます。同じ犬種であってもそれぞれに個性があり特徴もあるので、それを観察しながら飼育を工夫するのは何よりも嬉しい事です。犬と遊ぶ時間が短くて済むというメリットも考えられます。

多頭飼いをすることで柴犬がそれぞれで自分のテリトリーを作って、お互いのテリトリーの中間地点で遊ぶようになるものです。子犬は精神的に不安定なので、飼い主が不在の時などでも他の犬から慰められるなど不安な気持ちを解消することが可能です。柴犬にもメリットは考えられます。もともと犬は群れで生活をする習性があり、1匹で家の中で飼っていると散歩に出かけた時などは自分が犬である事を忘れてしまう事もあり、それが問題行動を引き起こす可能性があります。

兄弟で多頭飼いをすることで、どれか1匹が群れのリーダーになって、他の犬の面倒をみるため、常に犬であることを認識することが出来ます。犬のコミュニティのルールを守ってリーダーに従うため、問題行動などを起こしにくくなります。多頭飼いの飼育のポイントは、リーダーとなる犬にはご飯の時や散歩でリードをつける時、声をかける場合にはリーダーを優先することで他の犬は上下関係を知ります。

オスの去勢は飼い主の判断になりますが、オスは去勢手術をすることでテリトリーの意識が少なくあり、ライバル意識を持たなくなります。犬同士の距離を縮めようと焦ると喧嘩になってしまうため、距離は徐々に縮めていくように努めると良いです。また、一緒にいることは楽しいと認識させるようにおやつなど楽しいことは一緒に行います。

まとめ

柴犬の子犬を飼うなら1匹よりは2匹など多頭で飼いたいと考える飼い主も多いものです。多頭飼いで心配は相性の問題で、仲が悪いと問題行動にも発展してしまいます。多頭飼いの不安などを解決するには、柴犬の子犬の兄弟を一緒に飼う方法です。同じ親から生まれて、暫くの間同じ環境で育ち、同じ犬種なので育て方も同様なので飼い主にとっても良い事です。

犬にとっても一緒に育つことで社会性を身につけることができたり、留守番などの不安も解消することが期待できます。1匹で飼うのも楽しいものですが、多頭飼いをすることで飼い主だけではなく、犬にも良い効果が得られます。

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