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やんちゃだけれどかわいい柴犬

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柴犬は日本犬としても知られ、現在では日本問わず海外でも大人気の犬種です。日本語でshibainuと表記され柴犬コミュニティーが外国でもあるほど人気の犬です。芝犬グッズなどもたくさん販売されています。人気の秘密はピンとしてちょこんとついたかわいい立耳、短い毛並みとその愛くるしい目、やんちゃでありながらも信頼関係を築くことができれば人間に忠誠心をもって接してくれる点、体高40cm前後で体重9kg前後の無駄のない小型さなどがあげられるでしょう。

アメリカでは専門のブリーダーもでていたり、ヨーロッパでは柴犬コミュニティーもある海外でも人気の犬です。

人気の芝犬はどのような性格なのか

もともとは愛玩犬でななく、長く歴史をさかのぼれば、優秀な猟犬として存在していたのが柴犬です。そのため性格は日本の古代犬に多くみられるように独立心が強いことが特徴といえます。頑固な部分があり、飼い主の判断ではなく自分の判断で動くこともあるのです。よって、洋犬を飼いなれた人や初めて犬を飼う人には育てにくいといわれることもあります。

ただ、主人と認めた人間には、忠実誠実に行動する一面もありますので、信頼関係を築くことができれば家庭でも十分に育てることができます。だれにでもベタベタして甘えるようなタイプではなく、一見するとクールに接してくる性格です。非常に警戒心が高く、攻撃性もあるのことから、番犬としても向いているでしょう。人懐っこいという性格からはかけ離れていますので、この柴犬の性格を理解して一般的な愛玩犬とは違う接し方やしつけのしかたをする必要があります。

元来警戒心が強くて、新しい環境を受け入れにくい性格でもあるので、子犬の時から色々な刺激にふれさせて、楽しいイメージをもたせながら、色々な経験を通じて積極的な社会化を図っていくのがよいでしょう。成長にともなって飼い主以外に対する攻撃性が出てくる場合もあるので、動物病院やサロンに通うようになっても困らないように、事前にゲージに入ることやエリザベスカラーの着脱、キャリーバッグに入ることなどを楽しく教えておいてあげるとよいでしょう。

芝犬の特徴にはどんな点があるのか

小型犬としてしられている柴犬ですが、その特徴としては体高より体長がやや長い点が挙げられます。また小さな立ち耳で短毛でダブルコートも特徴です。ダブルコートとは、被毛は真っ直ぐで硬いトップコートなのですが、柔らかく縮れたアンダーコートによる二重被毛であるということです。年に2回は毛が生え替わります。抜け毛が多いので、週に2~3回はブラッシングをしてあげるのがよいでしょう。毛の色は赤、黒褐色、胡麻、黒胡麻、赤胡麻です。一番人気の色は赤毛です。

柴犬の飼育数でも8割ほどを占めているのが赤毛で、よくテレビコマーシャルやキャラクターとしてもみる柴犬といえば赤。もっともポピュラーな毛色となっています。一方で胡麻毛は飼育数において最も少ない色となっています。これは、色の組み合わせが繊細で、生まれる確率が低いからです。尾っぽにも特徴があります。尾は巻き尾となっており、この巻き尾は、左巻きや右巻きさし尾などがあり一見と同じに見えますが犬により異なります。

大きさについては、JKCの標準では体高がオスは39.5cmメスは36.5cmです。それぞれ上下各1.5cmまでとなっている小型犬です。遺伝子レベルでの研究においてはオオカミに近い遺伝情報を持っているといわれています。また、柴犬は決まったことやルーチンを好み、あまり変化を好まない傾向が強い特徴もあります。このことからも通常の愛玩犬とは異なる対応方法が必要なケースがあります。

やんちゃだからこそかわいい柴犬


小さなころから色々な経験を楽しみながらさせることによって、新しい刺激にも慣れさせてあげることができます。しつけや日々のルーティーンも、子犬時代から根気よく教えてあげて、柴犬自身がそれを楽しいと感じることができれば、飼い主に対しても誠実な対応になるのです。遊んでいるその姿はやんちゃそのものです。よくいわれる攻撃性も信頼関係があれば、主人に向けられることはありません。お散歩も好きです。

見た目が小さいので誤解されることもあるのですが、実は体力もある柴犬。体力を持て余さないためにも、毎日一時間以上のお散歩にいけるとよいでしょう。小さなころからゲーム的な遊びを教えてあげると、楽しいと感じ取って、遊ぶこともできます。もちろん個体差があるので一概にはいえませんが、人間との信頼関係をきちんと築いていく、愛情を持って育てることが大切です。

もともとも性格から忠誠心も高いので、番犬としても向いています。ベタベタしない、ひとなつっこくない、人と良好な関係を築く能力が低いともいわれますが、愛玩犬と比較jした場合なので、この性格を理解したうえで、対応していくと良好な関係も気づくことが可能です。簡単にはなれなれしくしない、やんちゃで攻撃性があるといわれながらも、忠誠心をもってくれるという点も柴犬人気のポイントかもしれません。

現在は日本のみならず、海外でも愛好会やブリーダーが存在するほどです。

やんちゃな柴犬の気をつけてあげたい病気

犬の健康を維持していくのも飼い主の大切な役目です。番犬かわりにもなる柴犬ですが、家族同然として犬と一緒にすごしている人も多いと思います。柴犬にはどのような病気が多いのでしょうか。柴犬は皮膚の疾患が多い犬種です。様々な皮膚の病気がありますが、アトピー性皮膚炎を発症することもあります。柴犬は清潔好きですので、飼育する環境には注意が必要です。

アトピー性皮膚炎は、カビやダニ、花粉、ハウスダウストが原因でおこったり、場合によっては食べ物なども原因になって起こります。症状には体を引っ掻いたり、顔をこすることがあります。皮膚が赤く変色するケースもあります。対処方法としては、動物病院に連れていく、最低2ヶ月に1度はシャンプーをして体全体を清潔にたもって予防していくことがよいでしょう。市販のペットフードの中に含まれるアレルギー物質などが原因で起こる食餌アレルギーもあります。

食餌アレルギーの場合には、下痢や顔の腫れとなってしまうこともあります。動物病院で検査し診断を受け、アレルギーの原因となっている食物を生活から除去してあげることが重要です。その他には、息切れ、咳や呼吸困難などが起こる僧帽弁閉鎖不全、高所からの落下などによって起こる場合と先天的に起こりやすい場合がある膝蓋骨脱臼もみられる病気です。いずれの場合も、病院で診察を受ける必要があります。

いつもと違うと感じたら病院に連れて行き日々健康に気をつけてあげることが大切です。

まとめ

日本のみならず、海外でも大人気となっている柴犬。やんちゃだからこそかわいい柴犬、魅力は奥深いものです。見た目の愛くるしさとその性格からも今後もますます飼いたいと希望する人が増え、人気がでる犬種ではないでしょうか。犬と一緒に過ごす時間が長ければ長いほど、犬も家族と同様と考える人も多いと思います。日々のお散歩やともにいる時間はかけがえのない時間です。

なるべく長い時間を楽しく一緒に過ごすためにも、性格や特徴、気をつけないければならない飼い方やいざ何かの症状があらわれてしまった時の情報を得ておくことは大切です。

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