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柴犬を買いたい時に雑種の子犬から探す意味

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家族の一員として犬を迎えたい時、柴犬の子犬をどれほどペットショップで眺めるかもしれません。雑種でも柴犬と大差ない犬もたくさんいます。毛色、毛の密度、顔の特徴をよほどよく見ないと区別さえ素人ではできにくいものです。血統証の付いている犬じゃないと絶対に嫌だという気持ちがなければ、雑種から探してみることで思いがけない楽しみも広がります。柴犬の独特な姿や特徴は、大きな違いは感じられません。それよりも一緒に暮らし続けることで、絆を日々深めて行くことができるのです。

早速、どんな魅力があるのかを説明して行きましょう。

子犬ならではの愛くるしさに魅了されます

現在、犬を飼っている方は、子犬を購入したりもらって帰ったりした時の気持ちを常に思い出すでしょう。特に柴犬は、小さい時には鼻先が黒くなっていて、キュートな印象とちょっとユニークな印象を合わせ持っていって、日々眺めていても飽きさせるということがありません。小さい時には何にでも興味を持つため、飼い主のズボンを噛んだり、水遣りのホースを引いてみたりと思い掛けない行動をするのですが、それがとても愛らしく微笑ましく見えてしまいます。

どの犬でも小さい時は、そういった感じを受けますが、柴犬は独特の姿でありちょっとやんちゃなニュアンスもあるので、家族の心をつかんでしまいます。まるで、ぬいぐるみのような大きさで両手で抱えて連れ帰ることもできるので、尚更、愛着がすぐに湧いてくるものです。家に小さな犬がいるだけで、毎朝、起きるのが楽しみになるということも少なくありません。ただ、飼い慣れないことがあるので、始めは犬の行動の一つ一つに驚きや戸惑いを持ってしまうこともあるでしょう。

それでも、飼い方の基本さえ押さえておけば、人懐っこさもあるので徐々に慣れて来るので、それほど難しく考えなくても良いと言えます。愛くるしい姿ですが、初めて吠える瞬間を待ちわびるのも一つの楽しみを増してくれます。いつかいつかと待っているとある日、いきなり何らかのきっかけで吠えるようになりますので、注意しておきましょう。

運動が大好きで散歩を待ちわびている

柴犬の雑種も、運動が大好きで散歩を毎日待ちわびているのをご存知ですか。賢い犬なので、たとえば夕方の決まった時間に散歩に連れて行くと、2~3回程度で覚えるようになります。その時間に家族が姿を見ると、出かける方向へ行こうというような態度で犬の方が誘いかけて来ます。そのため、うっかり用事があって行けない時に、犬と遊ぼうとすると散歩に行けないことが分かるとがっかりとしたあきらめた顔をするのも、少し心が傷ついてしまいます。

それほどに、忠実にその時間を待ちわびているので、運動を習慣化させるのは、飼う上で大事なポイントです。小さい頃は、意識が集中しないため散歩も右へ左へと歩きまわるものですが、だんだんと飼い主がリードをしっかり持ってコントロールするようになれば、散歩も上手になります。散歩は、普段見ない世界を感じられるので、何より楽しみに待っているのでできるだけ定期的に、出かけるように心がけてあげましょう。もちろん、犬だけではなく人間にとってもプラスの効果があるのは、確かです。

季節の移ろいを感じながら、愛犬と外の空気に触れるのは、何よりも貴重な時間を潰すことができるでしょう。運動をするめりっとはもちろんですが、飼い主との時間を一緒に過ごせることに、無性にうれしさを感じてくれるのは、犬も人間もお互いに感じているわけです。お互いに、散歩ができる貴重な時間を共有することができるのは、幸せなことではないでしょうか。

雑種なら手に入りやすいメリットがある


こうした貴重な時間をともに過ごすことができるので、柴犬の子犬は、とてもペットショップでも人気があります。そのため数万円から中には10万円を超える値段が、つけられている犬もいます。ただ、犬を飼い始めるというのは、購入すれば終わりではありません。飼うための費用が常にかかり続けて行くものですので、家計の中でそれに当てられる費用を捻出できるかということもあらかじめ考えておきましょう。そのためには、雑種を選ぶ選択肢も役立つのではないでしょうか。

かなりコストを抑えて購入できることもありますし、知り合いがいれば無償でもらうこともできます。たとえば、動物愛護センターで引き取ることもできます。新聞に、子犬をもらって欲しいというお知らせが掲載されていることもあるので、比較的、見つけやすいのではないでしょうか。雑種だからといって姿や特徴にそれほど大きな差異は、ほとんど感じられません。柴犬だという認識で見る人も多いわけです。飼い始める時に、ペットショップで愛くるしい姿を見ると、まさに目の前にいる犬が欲しくなることは、実際に珍しくありません。

しかし、先々、安心して飼えるかどうかをしっかりと考えた上で、本当に今決めていいのかどうかを一考する意味はあると言えるでしょう。ペットブームの今、可愛い時だけ飼って最後まで看取ることをしないケースも少なくありません。じっくりとそのことも考えておく必要はあるでしょう。

子犬の柴犬は1年で一気に成長する

実際に、柴犬を飼い始めると毎日が楽しい日々に変わります。日ごと、面白い行動や笑える行動をしてくれるので、犬と会える時間が楽しみでたまらなくなるほどです。たとえば、じゃれて来る姿ひとつとっても、愛くるしくとても心が穏やかになって来るものです。しかし、1年間で一気に成長するのでその経過を実際に育てながら感じる魅力もたくさんあります。家族は、日々、見ているのでそれほど感じないのですが、1ヶ月程度経って訪れた人が愛犬を見ると急に大きくなって来たと感じるのは一目瞭然です。

鼻の部分が黒かったのも、だんだんと薄れて来ますので見た目の印象が随分と変わってくるでしょう。初めて吠えるのは、3ヶ月程度経過した頃に何かに驚いて吠えることもよくあります。今か今かと待ちわびていても、なかなか吠える声を聴けません。何らかのきっかけで驚いたはずみに警戒して、吠えることがありやっぱり柴犬だったのだと感じる方も多いものです。かけがえのない1年を一緒に過ごせることは、とても幸せな時間を共有できます。

成長した柴犬にも、もちろん魅力はあるのは確かですが、できればこうして小さい時から育てる経験をしてみるのがおすすめです。生後1年までの様々な思い出は、まさしく子育てと同じようにいつまでも寄り添ってくれるでしょう。だんだんと成犬になってから、また、行動が活発になったり落ち着きを見せたりする楽しみも無限に広がるのが柴犬なのです。

まとめ

柴犬を探しているなら、必ずしも血統証がついている犬でなくても幸せな時間は一緒に過ごせるものです。子犬から成犬になるまでの時間は、誰もが経験できるタイミングが合わないことだってあり得ます。柴犬を飼い始めることで、人生の中でとても貴重な時間を与えてもらえます。これから、飼い始めたいと思っている方は、雑種という中からの選択肢でも、しあわせな時間を過ごせることの意味を知って欲しいものです。姿や行動、犬の声などどれを取っても、毎日、見ていて笑える時間が増えるようになるでしょう。

人間より短い一生を終える犬と時間をどれだけ貴重なものかを、飼い始めると180度変わった暮らしになりますが、きっと色々と伝えてくれるはずです。

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