愛犬をトリミングする人は多く、わざと柴犬の子犬のように見える柴犬カットなどが流行っています。見た目の可愛さから人気のスタイルになっていて、他の犬種でも柴犬のようなカットしたものをシバラニアンやポメ柴と呼んでいる人もいるそうです。柴犬のお尻を桃尻カットすることが流行っていて、かわいく丸く短く仕上げることできます。通気性を良くする効果があり、夏場だけのスタイルとして行っている飼い主も多いでしょう。
お尻を桃尻のようにカットすることでかわいさをアップすることができます。SNSにはお尻を撮影した柴犬の姿を見ることができ、他の犬種にも普及しています。
ペットサロンでトリミングしてみよう
柴犬の歴史は古く、縄文時代から飼育されていたと言われています。もともと猟犬として飼われていましたが、最近では室内で飼育している人も多く洋犬のようにトリミングされている子も多いでしょう。柴犬をカットする場合はだいたい5,000円ぐらいでトリミングすることができ、カットの頻度は個体差がありますが月1回くらいのペースで利用する人が多くいます。特にお尻の部位だけを桃尻カットにする人がいて、特に夏場に多く利用されています。
初めて柴犬のカットに挑戦する際気になるのが失敗ですが、柴犬の場合短くし過ぎてしまったといった失敗はそれほどありません。骨格などにも個体差があるのでイメージ通りにはならなかったというケースはありますが、柴犬のカットにおいて失敗しない方法として、飼い主とトリマーのイメージを一致することが大切です。柴犬のカット画像をいくつか持参して確認してもらうと良いでしょう。柴犬はカットすると次に伸びるまで時間がややかかるかもしれません。
場合によって伸びない状況が続くこともあるので注意が必要です。バリカンを利用して短く刈り込む方法でカットすると、なかなか次が生えてこないようなこともあるのでまずは試しに桃尻カットだけを利用するという方法もあります。お尻周りをきれいにカットすることによって清潔な状態を維持しやすくなったり、腫瘍や皮膚病などの何かしらの異変を早期発見することが可能です。
自宅でもカットすることができます
柴犬の桃尻カットはペットサロンで利用することができますが、自宅でセルフカットすることが可能です。自宅でシャンプーする際についでにカットすることができ、バリカンなどを使うと簡単にきれいにすることができます。まずお尻の周り毛を逆立てるようコームでとかしていきます。これは丸みを出すために大事な工程で、足の下の方から上にバリカンをあてていきます。太股とお尻の間を刈り過ぎないように注意が必要です。
お尻の部分をカットしますが、横からも見ながら丸みのある形状にカットしています。夏場になると通気性を良くすることができたり、皮膚の状態が見えやすくなるので便利です。桃に近い形状を表現するためお尻の周りは短くカットするときれいに仕上げることができます。人間用のバリカンを利用することができますが、小さめのものがおすすめです。足の裏をバリカンする場合は小回りが利かないので注意しましょう。
中には吸引機能が付いているものもあるので、吸い取ってくれるので後片付けも楽です。製品によって音が大きいものがあるので、大きな音に怖がるような柴犬には不向きです。ハサミを使う方法もありますが、柴犬が動くような子だと少し危ないので、人間用バリカンの方が安全にカットすることができるでしょう。コツとして足の下から上に向かって桃尻を意識しながらカットしていきます。桃尻カットで柴犬の後ろ姿をおしゃれに決めることが可能です。
定期的なブラッシングが楽になります
柴犬の短くカットし過ぎると、皮膚に何かしらの悪影響を及ぼすケースがあるので切り過ぎには注意が必要です。犬の皮膚は人のものと比べると薄く弱くなっていて、直接日光を浴びるなどが原因して皮膚病などになることもあるので注意しましょう。夏の熱中症対策として短く刈り込む飼い主もいますが、やりすぎると健康をかえって害する恐れもあります。カットした後にいろいろな問題を起こさないよう、ペットサロンでトリミングする場合はスタッフと良く相談すると良いでしょう。
ハサミを使ってカットするのか、バリカンを使うのか相談したり、どれくらい短くした方が良いのかしっかり相談することをおすすめします。夏場の場合は少し短くカットしてあげると涼しくなるので快適に過ごすことができたり、日頃のブラッシングが楽になるので便利です。桃尻カットにすることで排便時にはきれいな状態にすることができ、足の周りをカットすると散歩した時の汚れなどの付着を少なくすることができます。
肉球の間にある毛を短く切ると滑りにくくなり、転倒するなどのトラブルを防ぐことが可能です。基本的に柴犬は丈夫な体ですが、怪我などを予防するためにカットしている人も多くいます。短くしていると皮膚病や腫瘍などを見つけやすいというメリットもあり、定期的にペットサロンに通っている人が多くいます。ブラッシングが楽になり、肌の状態を確認しながらスキンシップがしやすくなります。
シャンプーやドライヤーが楽になります
桃尻カットなどのトリミングは子犬のワクチンプログラムが終了してからがおすすめです。子犬の場合は免疫力や体力などがしっかりするワクチンプログラムが終了した2週間～1ヶ月後が良いでしょう。ペットサロンによっては子犬を受け入れ時期は異なるので注意が必要です。どの部分のカットを行うのか具体的なスタイルについて、サロンで相談することをおすすめします。シニア犬の場合元気で健康だと様子を見ながらカットすることが可能です。
体力が落ちていたり病気にかかっている場合、無理にカットするのはやめておきます。桃尻カットするといろいろなメリットがあり、洋服が似合うようになります。豆柴などを飼育している人は冬になると洋服を着せる人がいますが、何でも着こなすことが可能です。シャンプーするのが楽になるというメリットがあり、しっかりすすぐことができたり細かい場所までドライヤーで乾燥することが可能です。短くカットすると軽い汚れ程度なら、タオルでふき取ることもできます。
皮膚の状態が確認しやすくなるので、病気を早期発見することが可能です。アトピー性皮膚炎などが酷い柴犬の場合は短めにカットしておいた方が良く、密度がつまった生え方になっているとアトピーが悪化することがあります。短くしているとただれた部位を見つけることができるので、ピンポイントで薬を付けやすくなります。柴犬の健康状態をチェックするために短く整えておくと便利です。
まとめ
柴犬をトリミングする人は多く、桃尻カットなどは人気があります。丸くかわいくカットすることができ、通気性を良くすることが可能です。ペットサロンでトリミングすることができ、飼い主とトリマーのイメージを一致させることが大事です。自宅でもカットすることができ、バリカンなどを利用すると楽にカットすることができます。短く仕上げておくとブラッシングが楽になり、シャンプーも簡単に行うことが可能です。
皮膚の状態をチェックしやすくなるので病気を早期発見することにも繋がります。アトピーの悪化などを予防することができたり、夏場におすすめです。