飼い方・しつけ

柴犬のしつけに関する海外の反応は?

更新日:

日本犬では昔から犬種では秋田犬が海外では有名です。最近はSNSで柴犬の可愛らしいしぐさや凛々しい耳などの顔つきが紹介されるようになって海外の反応が良く、アメリカなどでアジア系の人には人気がある犬種です。実際に飼っている人に聞いてみると、性格が臆病なので子供の頃に早めにしつけをしておいたほうがいいとのことです。

海外の反応による柴犬のイメージでは、「可愛いけど飼うのには大変なんだよね」という声が多いようです。個性的で飼い主以外にはあまり興味を示さないので、他の人や犬・猫などになじまないというイメージがあります。しつけをしないと攻撃的にもなるのです。

柴犬は性格がおとなしいがしつけをしないと大変です

海外での評判がよく人気が出てきている柴犬ですが、魅力としての可愛いしぐさだけではないイメージがあるようです。歴史をみても、柴犬は人間と長く山のなかで狩猟をしてきた犬種なので活動的で、飼い主に従順ですが個性が強く、問題を起こさないようにするためには早めのしつけが重要だと言われています。活動的な犬種ですから毎日の散歩も欠かすことが出来ないのです。

海外の反応でよく聞く、しつけに関する不安を分析してみました。まず退屈な状態が長く続いたり、過度に一人ぼっちにしておくと何かにあたる破壊行為をするというものです。子供の頃は、やんちゃですから行動的な柴犬の子供はこういう行為に及ぶことがあります。個性的な柴犬は、誰かにかまって欲しいという欲望が強いのです。

また、十分に外の世界に接していないと、過度な疑い深い性格のため問題行動を起こしてしまうというものです。独立心の強い柴犬は、独自の世界をつくりがちなので頻繁に外に連れ出して慣れさせることが大切です。この時、散歩で疲れさせることで精神的にも穏やかになりしつけを受け入れるようになるのです。

柴犬には、2歳になる前に人間と暮らしていけるような攻撃的であったり、噛みくせがある場合は適切なしつけを行う必要があります。愛情をもって問題行動を起こすたびに、その行為がいけないことであることを何度でも注意してやめさせることが大切です。他の犬や動物に攻撃的になるのは、昔狩猟を行っていた時の野生の習性を残しているからです。

柴犬を飼育するにあたって知っておくべきこと

柴犬は、伝統的な日本犬で人間と共に山に入り狩猟をしていました。そのため、元々攻撃的な習性をしつけで治してあげることが必要です。頑固で聞き分けが他の犬に比べて悪いといわれるゆえんです。この悪い性格をそのまま引き継いでいった場合に、飼いにくい犬になってしまうのです。柴犬のしつけの悩みで多いのが「噛み癖」になります。一口で噛むといっても子犬の甘噛みから人に慣れていなくて警戒心から噛む場合もあります。

特に柴犬は、警戒心が強いので噛んでしまうことがあります。このままでは、他の人や犬に対して攻撃的になってしまうと思ったら、成犬にならないうちにしつけで止めさせることが重要です。「噛み癖」のしつけの手段は数々ありますが、飼い主さんに合わせたしつけ方をすればそれほど難しい事ではありません。警戒心から噛みつく、あるいは噛みつく体勢になるのは人や他の自分以外の犬や周りに慣れていないことが原因しています。

外の世界に慣れさせることに重点を置いて、外につれ出すことです。散歩が必要だというのは、外に連れ出すことによってマナーを学ぶ場でもあるからです。警戒心が強いと言われる柴犬も子犬の頃に迎え入れて普通に生活するうえで直接触って触れ合えば、噛み癖は自然にやめるようになるものです。暴力的にやめさせるという人もいますが、犬との接し方は愛情が有るか無いかです。

触れ合いながら根気よく教えていけば変化させることはできるのです。噛めば痛いのだということをわからせればいいのです。

柴犬の海外での反応からみるしつけ方とは?


海外での柴犬を飼おうと思っている人が抱いているイメージは、可愛いだけではありません。柴犬特有の特徴を的確にとらえています。それでも柴犬を飼いたいという人が増えているのは、可愛い寝姿や個性ある表情、凛々しいたった耳など柴犬には飼ってみたいと思わせる魅力がいっぱいあるからです。飼いやすいというイメージがあることも飼いたいという人が増えていることにつながっています。

そのためにも、できるだけ柴犬の良いところをPRすることも大切です。実は、柴犬のしつけは人間の子供のしつけに似ているところがあるのです。叱るときは、親の威厳をもって厳しく叱り、良いことをしたときは思い切り褒めることです。当然、叱られれば人間の子供のようにしょぼんとしたような、落ち込んだしぐさをします。叱るときには、犬もまずいことをしたと感じて知らないふりをするでしょう。

そのような行動を見るにつけ柴犬のしつけも人間と変わらないのです。愛情たっぷりに接してあげれば、子供のように悪いことは敏感に察知します。そのような繰り返しと良いことをしたとき、きっちりと褒めてあげれば飼い主との信頼関係が生まれるのです。しつけをする際には、飼い主としての威厳は忘れてはいけません。柴犬は、序列をわかって人間と接します。

飼い主は、常に上位にみられることが大切になります。人間社会で一緒に暮らしていくためのしつけを子犬の頃にしっかりと覚えこませることが大切です。

柴犬を実際に飼うためにはしつけが必要です

柴犬を実際に飼い犬として迎え入れるためには、最低限のしつけをすることが必要です。野生の習性を残しており、オオカミの血を引いており攻撃的な面もあります。可愛い反面、しつけがなってないと、家のものを破壊するようにもなり、成犬になってからこれらの問題行動を修正するのはとても難しいことも事実です。したがって、柴犬を環境に慣れさせるためにも外に連れ出すことは重要です。

特に若いうちは、エネルギーが有り余っていますから行動的になりやすいです。外に連れ出して、外の世界に慣れていくことが重要です。子犬を迎え入れたらできるだけ定期的に散歩にいく習慣を大事にしてください。他の犬とも触れ合うことで、攻撃的な犬も変えていくことができます。柴犬は特に飼い主の言うことは絶対です。飼い主がだめということはやらないようにしつけることが大切です。それができるのは飼い主だけです。

他の人の言うことは、臆病で警戒心が強いですから聞かない犬で、それだけ信頼関係が必要になるのです。若い頃、信頼関係を結ぶことに成功すれば、これほどよく飼い主の言うことを聞いてくれる犬はいません。愛情をもって接してあげればいいのです。しつけをするうえでは、愛情こそ一番大事です。家族の一員になるためには、ルールをまもるようにしつければいいのです。

それが、人間と共に暮らすうえでのルールであることを納得するように触れ合っていくことが必要です。

まとめ

柴犬の海外での人気は高まっています。特に、日本犬のなかで小型犬であることから飼育しやすいことも人気があり実際に飼う人が増える要因になっているのです。柴犬に対する見方で、飼いにくいというものがありますが、飼い主が、子供の頃に触れ合いをもってしつけることで必ず問題行動を止めさせることができます。飼い主との信頼関係をどのように築くのかがとても重要です。

飼いにくいと言われる柴犬をどのようにして子犬の頃にしつけるのかを知っておけば、とても飼い主に従順で賢く、警戒心をといて接してくれることを海外に向かって伝えてあげましょう。

-飼い方・しつけ

Copyright© 柴犬 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.