飼い方・しつけ

柴犬は子犬から上手にしつけお手入れも大事

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柴犬は日本犬として知られていますが、縄文時代には人が狩猟を行うときに鳥などを追い払う役割をしていました。警戒心や独立心が高くて、飼い主をリーダーと認識し主従関係を構築できると従順な犬に育つことや、愛らしい表情などで海外でも人気が高いです。毛色は主に3種ありますが、茶色や黒毛が多いです。柴犬を自分が考えているように育てるためにも目的をしっかりと持ち、ルールをはっきりとさせて子犬の時期からしつけるといいです。

良きパートナーとして生涯育てるためにも柴犬の性格や習性を知っておくことと、日頃のお手入れより健康の管理をしておくことです。

柴犬に信頼される上手なしつけの方法

柴犬の愛らしい表情とピンと立った耳やしっぽなど、特に子犬の時期は可愛らしいです。あまりに可愛いのでしつけも不十分で育ってしまうと、リーダーと認めなくなってしまい、同じ仲間として見られてしまうことにもなります。柴犬に信頼されるには性格や習性を知って上手にしつけることが必要です。通常の犬の場合は何か教えようとしても集中力が持ちません。柴犬は忍耐強いということもあって、他の犬よりも長い時間集中します。しかしそれでも10分から15分といわれています。

また柴犬は成長が早いです、やはり好奇心のあるときに生活に慣れさせてしつけを行うことが大事です。そのため短時間で短期間にしつけをするということがポイントになります。柴犬は警戒心や独立心も高いので飼い主以外にはあまり興味を示さなかったり、警戒して吠えてしまうこともあります。独立心が高いということはあまり構われたくない時があるということなので、可愛いからといって体を必要以上に撫でたりするのはよくありません。子犬の時期は犬としての習性が強く出てしまうこともあり、そのような性格や習性を知ってしつけをします。

しっかり信頼され、主従関係を築くためにはリーダーシップを持ってしつけることが大切です。リーダーシップに必要なことはルールを明確にして良いこと、良くないことをはっきり教えることです。愛情を持って接してあげるということはもちろん、散歩の機会などリーダーシップを発揮するといいです。

柴犬を子犬の時期からしつける理由

柴犬は子犬の時期に性格が形成されていきます。古くから人と関わり合いを持ってきましたので、警戒心も強くリーダーを守るための行動をします。人間社会に慣れさせるためにはその期間も短いということを認識しておくことです。柴犬をしっかり主従関係を築いて良いパートナーとするためにも、子犬の時期から飼うといいです。成長してしまうと新しい飼い主をなかなか受け入れられないこともあります。柴犬は生まれてから群れとともに親と暮らし成長します。特に生後3ヶ月ごとから好奇心がとても旺盛で様々なことを学んで吸収します。

あまり早すぎても犬としての自覚がない状態になってしまうこともありますが、できればこの時期までに飼い始めてしつけを行いたいです。リーダーをどのように認識するのか、やはりしっかりと世話をしてくれる人であることと、しつけをしてくれる人ということになります。子犬の頃は好奇心が旺盛なので、この時期に生活環境に慣れさせるといいです。しつけをする時のポイントは叱るときは分かりやすく、例えば低い声ではっきりと言うことです。一度で覚えることはなかなかありませんので、繰り返し行うことで意思が伝わるようになってきます。

しつけのトレーニングを行う場合は長い時間集中できないため、短時間で行います。家族で飼うというような場合に注意しなければならないのは家族全員がルールを共有して、犬が混乱しないようにしつけを行います。

柴犬の育てる環境を準備しておく


柴犬の性格や習性を知っておくのはしつけのためだけではありません。毎日ストレスなく快適に暮らすことができるようにするためにも必要なことなのです。特に柴犬は独立心が高いです、自分の巣がなければ落ち着きません。子犬の時期から育てるためにも環境を準備しておくことです。まず柴犬を飼う目的をはっきりとさせておくことが必要です。警戒心が強いのでこれまで日本では番犬として広く育てられてきました。運動量が豊富であるということと散歩好きな柴犬なので、一緒にジョギングなどができるようにしたいと考える人もいます。

子犬の時期はとても可愛いということもあり、自宅内で飼う人も最近は増えてきています。いずれにしても犬小屋やサークル、ゲージなどを用意して巣を作ってあげることです。柴犬はトイレを巣ですることはありません、これは臭いで自分の居場所を特定されないようにする習性からきています。犬小屋やゲージとは別の場所にトイレを設置します。子犬の時期は物を噛んだり、集めたりする習性もあるので、噛んではいけないものは近くに置かないようにするか、犬小屋やサークルの設置場所を工夫します。電気のケーブルなどにも注意が必要です。

食事の時は狩猟犬として生きていた時代の習性からか、手を出すと威嚇されます。落ち着いて食事ができるように器は食べ物の量を工夫し、人が手を出しても取り上げないということを覚えさせ安心できるようにします。

柴犬の散歩はリーダーシップが大切

筋肉質な体型をしている柴犬は運動量が豊富です。駆け回ることが好きであり、ストレスも同時に発散をします。独立心が高いとは言え、毎日犬小屋やサークルで過ごしてしまうと運動不足になり、ストレスからよく吠えてしまう犬になります。散歩の時間は毎日1時間程度が目安となりますが、ここで大切なことはリーダーシップを持って散歩を行うということです。子犬の時期は体型も小さいため散歩の時間は短くてもいいですが、好奇心が旺盛なのでいろいろなところに行きたがります。

しかし自由に走らせるのではなくしつけをするということが犬の安全のためにも必要です。ポイントになるのは飼い主が時間やコースを決めて主導権を握って歩くということです。特に毎日散歩の時間を決めてしまうと、その時間になると犬はそわそわして吠えてしまいます。コースをいろいろ変えるのは好奇心という欲求を満たしてあげるにも良い方法です。良く犬の方が引っ張って歩いている散歩姿を見かけることもありますが、トラブル防止のためにも自分の横を歩かせるようにします。

これはリーダーウォークとも言いますが、散歩時にリードを短く持ち横について歩かせて、時々待てと言って止まらせるようにします。外出時は危険を伴うことが多いため、止まるということは必要な行動となります。主導権を握って愛犬を守るという役割もあり、ここでリーダーシップを発揮してしっかりとした主従関係を築くといいです。

まとめ

柴犬の健康を管理する役割も飼い主にあります。特に日頃から散歩によって運動不足とストレスを解消してあげることと、ブラッシングによるお手入れをします。柴犬は毛が入れ替わることと、比較的皮膚が弱いので、毎週ブラッシングのお手入れと月に1回シャンプーをしてあげて、皮膚の状況を確認してあげます。毛が浮いてきたり臭いがしてきたような場合はそのサインでもあります。お手入れは衛生的な状態を維持するということでもとても大切なことです。

他にも歯磨きや爪、目やにの状況も確認をしてあげることです。健康管理を欠かさないことはとても大切です。

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