飼い方・しつけ

柴犬のしつけのために通える教室が兵庫にあります

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柴犬のしつけをするとき、どんな順番でするべきか迷う人もいるでしょう。初めて飼い主になった人ならなおさらで、戸惑うことは当たり前です。お手やおすわりだけでなく、いろんな芸をさせたいと夢を持っている方もいるかも知れません。基本的なトイレを覚えさせることなどを実際に教え始めたとき、中々覚えてくれなくて苦労するとこの先が不安になってしまいます。

吠えたりかみついたりしてきたら、自信を失ってしまうことがあるでしょう。柴犬に何かを教えたいとき、正しいやり方があります。兵庫には犬専用しつけ教室があり、利用すれば基本から学べます。さらに、直接愛犬に指導してもらうことも可能です。では実際に、どんなことを学べるのかご紹介していきます。

しつけ教室の幼稚園は柴犬に何を教えるところか

しつけ教室の中でも、「幼稚園」という名前がついたトレーニングコースがあります。朝に登園して柴犬を預け夕方に迎えにいく、人間の幼稚園と同じようなスタイルです。他の家の犬たちとコミュニケーションを取ることができるため、社会化を身につけさせたいときに便利です。散歩させたり遊ばせたりすることが中心で、しつけに関しては基本的なことだけ実施するコースです。

犬種に関係なく出会える場は犬の心を成長させてくれるので、飼い主さんがうまく社会化を身につけさせる自信がないときに通わせましょう。通わせる施設によりルールが異なっているので、確認が必要です。預ける時間が10時から17時のところもあれば、7時から20時までといった長時間預けることができる場所もあります。仕事や家事などの都合に合わせて選択すると良いでしょう。

預かってくれる年齢も、生後3カ月くらいから1歳半程度までと決まっている施設もあるため確認しましょう。毛を整えるブラッシングや歯磨きをされても嫌がらないよう、しつけてくれることも多いです。性格にもよりますが、ストレスが溜まると吠えたり噛んだりするようになる柴犬がいます。幼稚園でいっぱい走り回ったり、いつもと違う刺激を得られたりしてストレスを解消させてあげることが可能です。

家にお迎えした愛犬が暴れて困っているときなどは、訓練してもおとなしくさせることは難しいので、思いっきり遊ばせることができる環境を整えてあげましょう。

本格的なしつけには柴犬をホームステイさせられる教室へ

兵庫のしつけ教室では、「ホームステイ」しながら訓練を実施するコースを設けている施設があります。送り迎えをする必要がなく、トレーナーさんに様々なことを教えてもらえるので、初心者の飼い主さんに適したコースです。柴犬は人に忠実ですが、それもきちんとしつけが行われた場合です。歴史をみても番犬として活躍するなど、飼い主さんを守ろうとしてくれる優れた犬種です。

しかし、番犬になれたのは性格が神経質で警戒心も強い部分があるからで、うまく飼い主さんと意思の疎通ができなければ、仲間ではないと判断され攻撃対象にされてしまう危険があります。幼い頃に人や他の犬に慣れさせつつ、覚えさせるべきことをしつけができていないと、後々問題が発生します。言うことを理解しないだけでなく、吠えたり噛み付いたりするようになってしまうことです。

家庭内だけで済む問題であれば良いですが、散歩に出かけた先で出会った人や犬に危害を加えるようなことが起こりかねません。賠償問題に発展したり、愛犬と暮らせなくなったりする可能性があります。飼い主の責任として、柴犬のためにもきちんとんとしたしつけをしてもらえるところに預けましょう。

ホームステイは1カ月程度のところが多いですが、柴犬が問題行動を抱えていれば改善がみられるまで預かってくれる施設もあります。どんな基準で預かってくれるか、前もって確認しておいたほうが良いでしょう。長期間預けますので、施設の衛生面やトレーナーさんがどんな人かを見学して知っておくと安心できます。

柴犬だけでなく飼い主さんも一緒に成長できるグループしつけ教室


幼稚園やホームステイは愛犬だけを預ける方法ですが、「グループしつけ教室」は柴犬と飼い主さんの両方が学ぶことができる場所です。柴犬は他の犬だけでなく、多くの人がいる場所に慣れることができて、基本的なしつけを受けられます。飼い主さんは直接しつけのノウハウをトレーナーさんから学べるため、教室が終了してからも柴犬に対していろいろ教えることが可能です。

柴犬に何か芸を身につけさせたいと考えているなら、飼い主さんの知識と技術を向上できる教室に通ったほうが便利です。兵庫では細かくコースが分かれている施設も多く、パピークラスは社会化させることを中心にしています。初級コースは、待てとかおすわりなどから、お散歩のときに役立つ横について歩くなど基本的なことを学びます。上級コースになると、家庭犬訓練試験とか競技の出場を目指したいときに適した内容です。

受付をいつでも行っている場合がありますが、月に数回だけ実施している施設も多いです。中には季節ごとに数日だけという場合もあるため、利用したい人は早めに応募を行っておきましょう。何組も教えることができないので限りがあり、人気のトレーナーさんの場合は早期に埋まり、受付が終わってしまう可能性があります。

月ごとに予定のカレンダーをサイトなどに掲載してくれているところであれば申込みしやすいですが、未定となっているところはその都度問い合わせが必要です。受講時間と費用も各施設で差があるため、よく比較したほうが良いでしょう。

柴犬のしつけ教室に出張してきてもらって学ぶ

家を留守にすることが難しい人に適しているのは、「出張」してきてもらって学ぶ方法です。グループしつけ教室は、愛犬と一緒に開催場所に出向く必要があります。でも、健康上の理由や時間面あるいは交通面などで出かけることが難しい場合、しつけ教室を開いているトレーナーさんに出張してきてもらえば、同じように柴犬と学べます。慣れた家の中やお庭で学べるため、柴犬のストレスを軽減できるでしょう。

飼い主さんもしつけ教室が始まる時間になるまで、家の用事や育児などをできるのもメリットです。自宅にいるときだけ問題行動を起こす柴犬がいたら出張してきてもらって、実際の家庭環境を見てもらうことで解決策が見つかりやすくなります。インターホンの音に吠えるとか、お庭に出ようとしないなど、柴犬がとる行動にはそれぞれ理由があります。実際の行動を見てもらったほうが、トレーナーさんもアドバイスやしつけをしやすいです。

兵庫では、指定された場所に出張してきてくれるトレーナーさんもいます。ご近所の愛犬家複数人で学ぶ、あるいは地域で依頼してきてもらい指導を受けることも可能です。出張はどこの施設でもコースにあるわけではないので、確認が必要でしょう。開催場所にも気を付けなければならず、人数が集まっても余裕がある場所で、歩いたり走ったりもできる広さが必須です。

しつけが十分でない犬は吠える可能性があるため、犬の声が迷惑にならない場所であることも大切です。

まとめ

柴犬にしつけができると、待ての姿勢も違ってきます。これまで周りが気になることで色んな場所を見てしまっていた視線が飼い主さんの顔に定まり、よく指示を聞くため耳もピンと立ちます。初めのうちは、うまくいかないかもしれません。でも、しつけ教室で学ぶことにより、柴犬も飼い主さんもどうすれば良いかがわかります。これから先、強固な信頼関係を築くためにも大切なしつけを、自分に合った教室を選んで学びましょう。

愛犬を預ける場所やトレーナーさんのことを詳しく知るためにも、見学を行ったほうが良いです。受講内容だけでなく、トイレとかおやつにドッグフードの種類、1度にどれくらいの犬たちが受講するのかなどを直接見て決めましょう。

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