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柴犬は子犬でも運動量が豊富

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柴犬を飼う時に注意しなければいけないのが、散歩に連れて行く必要があると言うことです。犬なら当たり前と思うかもしれませんが柴犬は特に運動量が多い犬種と言えます。そのため、1日に必要な散歩の距離が10kmになります、一度に済ませる必要はないので、分割して30分単位で行くと忙しい時でもこなせるはずです。子犬の頃でも活発でやんちゃな柴犬は、40分程度の室内遊びが必要です。このように多くに時間を散歩やお遊びに使わなければならないため、負担が大きくなります。

足りない分を週末に一気に遊ぶことで帳尻合わせることもできますが、飼い主の体力も求められます。

柴犬はとても運動が大好きな犬種

柴犬はとても運動が大好きな日本犬です。古くは縄文時代から狩猟の時に連れて行く猟犬として生活を共にしてきました。獲物を追い詰めるなどの動作も優れた身体能力で対応できていたと思われます。また、主従関係に厳しいためリーダーと認めた相手の言うことに従うタイプです。厳しい自然の中で頼れる存在でした。そんな柴犬が現代に至っては、家庭用のペットとして飼われるようになりました。中にはマンションの中で過ごしている場合もあります。過去と比べると、大きな生活の変化があったことになります。

だからと言って、今の柴犬は活発で亡くなったと言うわけではありません。やはりお散歩に行くとなれば、喜んで付いてくるでしょう。柴犬の成犬は1日1時間の運動を必要とすると言われています。続けて行う必要はなく、トータルでそのぐらいは必要だと言うことです。子犬も散歩ができるようになったら、30分から40分ぐらいの時間でお散歩に行くと最低限の運度はできていると言えるでしょう。散歩の時は、どんどん進みたがると思うので、しっかりとリードを持ってコントロールするように心がける必要があります。

特にはしゃぐタイプの子犬は、気をつけないと、事故や怪我の原因にもなります。もし、思う存分遊ばせたければ、ドッグランなどに連れて行ってあげると良いでしょう。車などの危険なものもありませんし、一緒にいる犬と遊ぶことができるかもしれません。

柴犬の子犬に必要な運動量はどれくらい?

柴犬の子犬に十分に動き回らせてあげるにはどれぐらいの運動量が必要でしょうか。成犬の場合は、体重と同じだけの距離を歩くと言う目安があります。例えば10kgの柴犬だったら、1日10kmは歩くことが必要です。これは時間に換算すると1時間程度の運動と言うことになります。柴犬は1年6ヶ月を経過したぐらいが成犬の目安です。子犬はだいたい生後半年から遊びながら運動するようになります。散歩はまだまだ早いので主に室内遊びが中心となります。お庭のある家庭なら、その中で自由に遊ばせてあげると喜びます。

柴犬の子犬のころは成長のために睡眠時間も必要です。遊んでいるとついつい時間が過ぎてあまり寝ていないような状況もあります、だいたい18から20時間は眠っている必要があるので、遊びは最大で2時間に止めておいた方が良いでしょう。せっかく健康のために行なっている運動が、寝不足の原因となっては本末転倒です。楽しいのはわかりますが、あまり遊び過ぎないように注意しましょう。子犬に対しては1日30分から40分程度の遊びをしてあげましょう。

ボール遊びでも追いかけっこでも構いません、飼い主は動かないままで問題ありませんので、何かおもちゃを使って子犬だけを動き回らせるようにすると疲れなくて便利です。障害物をジャンプして乗り越えるような遊びでも十分です。歯を鍛えるために咥えて引っ張る綱引きのようなものでも構いません。

子犬の運動が足りているか心配な時の確かめ方


性格にもよりますが、疲れてきたら眠くなるのは柴犬も人間も同じです。しっかりと遊んだ後におもちゃを出した時の反応で充実感がわかります。遊んだ後でも喜んで遊んで欲しそうだと思えたら、運動量が足りていない証拠になります。5分単位で反応を確認するとどこかで飽きてくる時間が出てくるはずです。その時間を覚えておくと後と後の目安となって便利です。運動量が足りないと柴犬はストレスがたまりやすくなります。動き足りないと言う状態が続けば、だんだんとイライラして他のものに当たるようになるおそれがあります。

ものを噛んでみたり、食べ物を撒いたりすることでストレス発散しているのかもしれません。十分な運動量があれば静かに眠るか、大人しくしているようです。運動量が足りていないかもしれなと思って、遊び過ぎたり、散歩させ過ぎたら体に不調が出てくるようになります。膝や肉球などが痛くなることがないように注意が必要です。やんちゃな性格の柴犬の子犬は、普段の生活の中でも十分に走り回ります。成犬になると室内での運動で賄えるわけではありません。子犬だからこそ室内でも十分な運動をさせたてあげられるようになります。

どれぐらいが適正量かは飼い主だけではなく、柴犬でもわかりません。遊ぶ時間の長さは、それぞれの犬種によって変わってきます。人も運動が得意なタイプとそうでないタイプに分かれます。普段の生活からどのようなタイプか見当をつけてみましょう。

運動が大好きな柴犬の子犬に効果的な訓練

柴犬は比較的従順な性格から何か覚えさせるために訓練をすれば、大抵のことはしっかりと覚えてくれます。海外では飼い始める前に必ず飼い主と一緒に訓練するような制度があります。日本ではこのような訓練は義務化されていないので飼う人の任意になります。柴犬は成犬になってからでもリーダと認めた人の言うことを聞いてくれる従順な性格なので、他の犬種と比べれば安心です。子犬が大きくなった時に必要なのは散歩のマナーです。久々に散歩に出たため興奮されて好き勝手な行動を取られたら大変です。

特に車道に近いところで走りだしたら、とても危険です。そんな時に重要なポイントがリーダーウォークです。飼い主主導で動き回れるため、安心です。歩く時も止まる時も飼い主に合わせて行動してくれます。方法としては、室内で構わないのでリードをつけて歩き回ります。そしてリーダーが止まったら一緒に止まらなければいけません。もし止まらないようならリードを軽く引いてください。次は止まっている状態から動き出す時に歩き出さなかったらリードを引いて歩くように促します。このような動作を繰り返し覚えるまで行います。

一度でもリーダーウォークを身につけておけば、外に出て運動する時でもコントロールできるので安心です。生後半年ぐらいになるといろいろなものに興味を持つようになって大変です。主従関係がしっかりするので、どんなところでも遊ぶ時にも身に付けておいた方が安心です。

まとめ

柴犬の子犬は基本的にやんちゃで活発です。あまり元気がないときは、体調不良かと思ってとても心配に感じるぐらいです。1日の必要な運動量がとても多いので、柴犬を飼うのは大変だと思うかもしれませんが、実際にはほとんどの犬が運動をしたいと言うことに変わりはありません。だいたい体重と同じ距離を歩くつもりでいないとストレスが溜まっていまいます。雨が続いたりするとストレスがたまるので、晴れた時にはドッグランに連れて行くのも効果的です。他の犬と遊ぶことで楽しくストレス解消ができそうです。

子犬の健全な育成には運動が欠かせません。

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