ドッグフード

柴犬の子犬に最適なペットフード

更新日:

柴犬は人気の高い日本犬です。素朴な容姿が魅力的ですが、短毛でも抜け毛は多いのでブラッシングが欠かせません。初めて柴犬の子犬を飼い始めた場合、どのようなペットフードを選ぶべきなのかよく分からないかもしれません。幼いうちから高品質で安全なフードを選んであげることにより、将来の病気を防ぐことにも繋がります。市販のペットフードは年齢ごとに分かれているため、選びやすいことが特徴です。しかし、有名なメーカーというだけでフードを選んでしまうのは良くありません。

中には粗悪な原材料を使っていたり、危険な添加物を使っている商品もあるということです。

柴犬の子犬には栄養バランスに優れたペットフードを与える

柴犬の子犬はとても可愛らしいですし、ぬいぐるみのような見た目で家族を癒してくれます。しかし、この時期は犬にとって成長する上で最も重要な時期であり、栄養バランスの取れた食事を与える必要があるのです。柴犬の子犬に手作りの食事を与えても良いのですが、やはり市販のペットフードを利用した方が簡単です。ペットフードには犬の成長に必要な栄養素がバランスよく含まれており、フードをしっかり与えていれば栄養不足になってしまうことはありません。犬は1歳で成犬と見なされるため、人間よりもかなり早く成長していきます。

そこで子犬には体を作る上で欠かせないタンパク質や脂質が特に大切な栄養素です。また、カルシウムやリン、ミネラルなども大切な栄養素であり、不足しないようにしっかり食事を摂取させましょう。子犬用のフードには柴犬の子犬に必要な栄養素がしっかり含まれています。しかし、犬にとって重要なのは栄養バランスだけでなく、使用されている原材料や添加物なども確認する必要があります。粗悪な原材料を使っている商品や危険な添加物を使っている商品もあるので注意が必要です。

そのようなフードを子犬に与えた場合、病気や体調不良の原因になってしまうことがあります。有名なフードだから安心できるとは限りませんし、実際に成分表示を確認してから購入した方が安心です。また、値段についても重要であり、購入しやすい価格のものを選びましょう。

柴犬の子犬に必要なタンパク質と脂質

柴犬の子犬の成長をサポートするためにはまず、動物性タンパク質が豊富なペットフードを選ぶことが重要です。犬はもともと肉食動物であり、人間よりも多くのタンパク質を必要としています。タンパク質は体を作る上で欠かせない栄養素ですが、特に成長期の子犬にとっては重要な栄養素となります。子犬は成犬よりも体を作るのがかなり早く、成犬の2倍以上のカロリーが必要です。そのためより新鮮な動物性タンパク質を与えることにより、健康的に成長してくれるでしょう。

犬のために安全なフードを選びたいという場合、植物性タンパク質ではなく、動物性タンパク質が豊富なフードを選ぶことが重要です。ちなみに、成犬に必要なタンパク質は21%以上とされていますが、子犬の場合は25%以上のタンパク質が必要と言われています。子犬は筋肉や骨を作るため、成犬より動物性タンパク質がたくさん必要になるのです。また、肉を50%以上使っていることもポイントです。柴犬の子犬には脂質も重要な栄養素です。そこで良質な資質を使っているフードを選ぶようにしましょう。

良質な脂質といってもどのようなものが良いのか迷ってしまうかもしれません。動物性脂肪や動物性脂質といった表記がある場合、どのような脂質なのかよく分からないので避けた方が無難です。そこで鶏脂やラム精製油、サーモンオイル、ニシンオイルといった原材料の分かる脂質を使ったフードなら安心です。

柴犬の子犬に不要な穀物と添加物


柴犬の子犬の健康を考えている場合、穀物が入っていないペットフードを選ぶことが大切です。子犬の時期に食べた食材は後でアレルゲンになりやすいと言われています。穀物は犬にとってアレルゲンになりやすいものですし、穀物の多いフードは避けた方が良いでしょう。まずは成分表示を確認し、主原料が穀物となっている商品は避けた方が無難です。主原料が穀物となっているフードの場合、柴犬の成長に欠かせないタンパク質を植物性タンパク質で補っている可能性があります。

犬に必要なのは動物性タンパク質ですし、主原料が肉や魚であることを確認してから購入しましょう。また、グレインフリーと表記されているフードは穀物が使われておらず、動物性タンパク質が豊富に使われています。高品質なフードが多いため、柴犬の子犬にも安心して与えることができます。穀物の多いものを避けるだけでなく、添加物を使っている商品についても避けた方が無難です。日本国内ではペットフードは食品ではなく、雑貨として扱われています。そのため国産のフードはあまり原材料に気を遣っていないことが多いのです。

賞味期限を長くしたり、風味を良くするといった目的で添加物を使っているものもありますが、柴犬のことを考えるなら無添加のフードを選ぶことが大切です。着色料や香料といった添加物は犬にとって必要ないものですし、病気やアレルギーの原因になってしまうこともあるのです。ちなみに、ビタミンやミネラルなどが添加されている場合は特に問題ありません。

柴犬の子犬にペットフードを与えるポイント

柴犬の子犬は成犬より多くの栄養素とカロリーを必要としています。しかし、子犬のうちは消化器官が未熟ですし、一度にペットフードを食べられる量が限られています。また、空腹が原因で低血糖症を引き起こすこともあるため、成犬より食事の回数を増やすのがおすすめです。ちなみに、食欲がある子でも数回に分けて与えることがポイントです。一度にたくさん食べても消化吸収が追いつきませんし、大切な栄養素が吸収されずに排出されてしまうためです。

生後3ヶ月までは1日に5回に分けるのが良く、5ヶ月までは1日3~4回に分けて食事を与えましょう。そして、生後6ヶ月を過ぎたら1日2でも問題なくなります。また、食事の回数や量も大切ですが、柴犬の体を触ってチェックすることも重要です。触ってみて背骨や肋骨が少し分かる程度なら適正です。しかし、触っても分かりにくい場合は肥満の傾向があるので注意しましょう。柴犬の子犬にペットフードを与える場合、成犬に与える場合と違って注意点があります。

柴犬は生後1~2ヶ月頃からペットフードを食べさせることができますが、なかなか食べてくれないことがあります。柴犬の子犬がフードを食べない理由はいろいろありますが、フードが硬いことが原因かもしれません。フードが硬いせいで食べてくれないという場合、ぬるま湯でふやかしてから与えるのがおすすめです。ふやかすとフードが柔らかくなるため、子犬でも食べやすくなるのです。

まとめ

柴犬が子犬の時期には成犬よりも多くの栄養素が必要となります。動物性タンパク質が豊富なペットフードを選んであげることにより、食べる量が少ない子犬でも栄養素をしっかり吸収することができるでしょう。フードの中には穀物をたくさん使用し、かさ増しをしているというものもあります。また、添加物の多いフードを与えた場合、体調を崩す原因になってしまうこともあるので注意しましょう。柴犬の健康を考えるなら主原料が動物性タンパク質であることはもちろん、無添加であることも大切なポイントとなります。

できるだけ安いフードを選びたいかもしれませんが、安すぎるフードには必ず理由があります。

-ドッグフード

Copyright© 柴犬 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.