ドッグフード

柴犬のドッグフード、早くふやかして食べやすく。

更新日:

ドッグフードは犬種や月齢に応じてさまざまな種類があります。柴犬用のものを選べば、その月齢の子に必要な栄養がバランスよくきちんと入っており、大きく元気に育ってくれるのに大いに役立つものです。でも柴犬がドッグフード自体を食べてくれないのであれば意味がありません。その名の通り犬の食べ物であるドッグフード、なぜ食べてくれないのでしょうか。もう一度食欲を蘇らせるためにもどのようなやり方があるのでしょうか。

硬いドライフードをやわらかくするなら、とにかく早くふやかす方法を取った方がわんちゃんを待たすこと無く、飼い主さんにとっても準備が楽です。

柴犬のドッグフードのデメリット。

安くて大容量のドライタイプのドッグフードを柴犬に与えているというお宅が多いでしょうが、コーヒーの粉などと同じです。開封時は良い香りがしていても、ある程度の日数が経つと風味も品質も少しずつ落ちてくるのです。人間であればそんなものだと思っても、嗅覚が発達している柴犬だとその違いは顕著に分かるので、次第においしくないものと思って食べてくれなくなるのです。

ドライフードというと硬さもまた食べにくさの原因です。カリカリとした食感は元気な子であればものともせず食べ進めてくれます。むしろ、更に顎の筋肉が発達していき良いものなのです。でもまだ小さい子やお年寄り犬は顎が未発達だったりすでに老化してきています。もちろん、それぞれの月齢に合わせた餌を選んでいるのでしょうが個体差はあります。硬すぎるものも食欲を落とす原因となります。

いつもは元気な子でも、弱っている時にはしっかり噛み締めるのが苦痛になるでしょうし、そうして必要量を食べられずにいると栄養摂取が不十分になるので、更にどんどん弱っていってしまうのです。大きな病気が原因で食べられないならすぐに病院に行く必要がありますが、そうでなければドッグフードを調理して食べやすくしてやりましょう。それが「ふやかす」というもの、早くふやかす方法を使えば、わんちゃんを待たせることなく飼い主も手軽にサッと準備できて便利です。

ドッグフードはどんな子でも食べてくれるものという考えは捨ててください。

柴犬にあたえるドッグフードを早くふやかす方法

柴犬にあたえるドッグフードを早くふやかすにはお湯をかけると素早くできるのですが、栄養素を破壊してしまう恐れがあります。水でふやかすと時間がかかるため、間を取ってぬるま湯でふやかすことをおすすめします。温度は大体30度から40度ほどがいいでしょう。フードが浸るようにぬるま湯をかけて、10分から20分程度浸しておきます。フードによってふやけ加減はことなりますので、時間は調整してください。

さらに、早くふやかすために二つのことを実践してみてください。ドッグフードにぬるま湯をかける前に、ドッグフードを粉々にしておきます。袋に入れて叩いてもいいですし、フードミキサーを利用してもいいでしょう。通常よりも小さくなるため、水分を吸収するスピードが上がります。そのため、そのままのサイズのドッグフードにぬるま湯をかけるよりも早くふやかせます。

ドッグフードは空気に触れると酸化を始めるので、柴犬に食事を与える前にその都度粉々にするようにしたほうがいいでしょう。次にふやかす容器にふたをすることです。容器をラップで包むのもいいでしょう。空気を逃さないことで、何もしないよりも早くふやかせます。ふやかす容器を事前に温めておくと、さらに少しスピードアップするはずです。食事の用意をしていると、柴犬は臭いで感じ取ってすぐそわそわし出します。

紹介した方法を実践すると、早く多ご飯を食べたいと待っている柴犬に少しでも早く、食事をあたえられるはずです。

柴犬の子犬にはふやかしたドッグフードがおすすめ


柴犬用のドッグフードはいろいろありますが、早くふやかすことができるものがあります。特に柴犬の子犬におすすめで、子犬は消化器官がまだ発達していないのでふやかしたものをあげた方が安心です。柴犬の老犬も消化器官が低下していたり弱っているような状態の子もいるので、ふやかしたフードを与えることによって消化をサポートすることができます。消化を助ける意味でも、柴犬の老犬や子犬などににふやかしたフードを与えるメリットはあるでしょう。

いろいろなメリットがあり、例えば自然な形で水分を補給することができたり、香りが立つので食欲増進にも繋がります。歯が悪い老犬も食べやすくなり、子犬の場合は未発達の口を傷つけるケースがなくなるでしょう。ワンちゃんの状態によってフードをふやかすといろいろなメリットがあるので便利です。子犬や老犬はもちろん、口の中にトラブルを抱えていたり噛むのが辛い時などにおすすめです。

食欲がない時やあまり水分を補給しない時期はフードをふやかすことによって、食べやすくなり水分を簡単に補給することができます。尚、いくつかデメリットがあり、歯垢がつきやすかったり、アゴや噛む力が低下するかもしれません。もしふやかしたドッグフードをあげる場合、食べた後に歯磨きをしてあげたりデンタルガムや固いおもちゃなどを使って、噛む力をつけながら遊んであげると良いです。

柴犬の好みや状態に応じて対応してあげましょう。

子犬の時期や病気明けの柴犬が餌を食べやすいようにする方法

国内外で人気の犬種といえば柴犬ですが、実際に子犬の段階で飼う時や5年以上たって老犬になった時には健康に気を付けなければならないです。特にえさのドッグフードを与える際に、歯が弱かったり消化が弱くなった時にそのまま与えてしまうと消化不良もしくは誤飲をしてしまいそれが命の危険につながる可能性があります。その状態にならないためにも、飼い主が気を付けなければならないといいえます。

そこで子犬の時期や病気明けの柴犬が餌を食べやすいようにする方法として、ドッグフードをふやかすことで消化しやすくするのが良い方法です。そのドッグフードを早くふやかす方法としては、水温が20度から30度のぬるま湯を用意して、お皿に盛ったドッグフードに向かって湿る程度にかけてあげます。それから皿全体にサランラップをかけてあげると、ぬるま湯の蒸気が皿全体を覆うので早くふやかすことができます。

この方法が一番栄養価や食感を失わないため柴犬に満足感を与えることができるのですが、病気明けで消化不良を起こしている犬や歯が弱い子犬や老犬には、これでは重い場合が考えられます。その場合には別の方法をとってあげる必要があります。それはドッグフードを一度すり鉢もしくは専用のミキサーを用いて、小さな粒が残る程度にしてあげるのです。

そして小さな粒がある程度にできれば、後はぬるま湯を用意してかけてあげてスプーンでかき混ぜるだけで、サランラップをかける方法よりもさらに早くふやかす事が可能です。

まとめ

ドッグフードは栄養バランスが整っているため手軽さがウリですが、その反面として固形にしているので歯が弱かったり病気明けではいくら身体が出来上がった柴犬の成犬でもつらいです。病気からの回復や健康維持を目的とするのであれば、またもし犬の健康が著しく変化していると察知したのであれば、ドッグフードをお湯でふやかすなど食べやすくして挙げるのが大事です。

ただいくら時間がなくてもふやかした場合には、必ずその日に食べきってしまうことが重要です。お湯でふやかすと酸化が進んでしまって傷んでしまうので、もし与えるときには量を加減しつつ状態を見ながらが適切な方法になります。

-ドッグフード

Copyright© 柴犬 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.