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柴犬の子犬の散歩はいつから?何に気をつければいい?

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柴犬の子犬は見ているだけでもその可愛らしさに毎日癒されてしまいます。おうちに初めて家族として迎え入れてご飯もしっかり食べるようになり、生活にも慣れてきたら気になるのが「散歩」についてですね。特に柴犬は活発で運動量が小型犬の中でも比較的多く必要とされている犬種です。毎日どれくらい運動させてあげればいいんだろう、と初めは不安になる方も多いのではないでしょうか?ですが散歩には運動だけでなく犬の健康や社会性を営むための機能もたくさんあります。

それらを少しずつ理解しながら愛犬に適した運動をさせてあげられるように学んでいきましょう。

昔から人気ながら実は最近プチブームな柴犬!

近年、犬界に密かにプチブームを起こしているのが「柴犬」です。もともと愛犬家の間で昔からずっと一定の人気がありましたが、最近では、通常の平均的な大きさの柴犬よりもさらに一回りほど小さい「豆柴」が特にクローズアップされています。猫カフェの豆柴版とも言われる豆柴カフェなるお店があるほどその人気っぷりは凄まじく、SNSの普及も相まって、柴犬の可愛らしい姿をシェアされる機会も増え柴犬愛好家は年々急増中なのです。

古くから日本人と共に暮らしてきた歴史を持つ柴犬は、日本犬らしいたくましさと賢さに加えて、日本の複雑な気候にも耐えられる健康さを兼ね備えています。性格は穏やかながら独立心が旺盛な一面もあり警戒心もやや強く知らない人にはあまり懐こうとしません。そういった気性から、またある程度の暑さや寒さにも適応力があるため古くでは外飼いの番犬として飼われていたことも多い犬です。ですが、もともと小型犬の部類なので室内でも飼える犬ですし最近では住宅の構造からも室内飼いする方が増えているようですね。

そんな番犬としての強さも持つ柴犬ですが、家族と認めた人にはとても懐いて聞き分け上手な一面もあります。時には普段の凛々しい顔つきからは想像のできないようなおバカな様子を見せてくれることも。食欲旺盛で活発な性格の子が多く、愛嬌たっぷりで喜怒哀楽も表情や仕草でたくさん伝わってくるところが柴犬の良いところです。1度迎え入れたら大切な家族の一員になってくれること間違い無しですね。

柴犬に必要な散歩量と3種類の意味合いとは?

柴犬をいざ飼おうと決めたら子犬の時期に迎え入れる方が多いと思いますが、犬といえば毎日の生活に欠かせないのが「散歩」ですよね。柴犬は好奇心旺盛で活発な性格なので運動することも大好きです。何か嬉しいことがあったり興奮状態になると家中走り回り出すこともよくあるほどです。そんな柴犬はどういったおさんぽを心がけていけば良いのでしょうか?さんぽの1番の目的は運動をすることですが、外に出かけることでリフレッシュできるという精神的な側面にも良い影響があります。

また、積極的に外出をさせることで犬に社会性が身につきたくさんの犬や人と良好なコミュニケーションが取れるようにもなります。そういったことからも、子犬のうちから外に出ることに慣れさせていくのは人と生活していくためにもとても大事なことです。柴犬は成犬になると一般的に、体重と同じくらいの距離の運動量が必要になると言われています。成犬の平均体重は7〜10キロほどなので最終的にはそれくらいの距離の運動量を目安にします。その場合、大体1時間程度の散歩になるでしょう。

特に外飼いや室内飼いに関係なく、基本的に犬は家にいる時は寝ていることが多くなってくるので、健康のためにもある程度の歩行をそこで補ってあげることがベストです。散歩には前述した通り、運動以外の側面もあります。おおよそ3種類の機能があるとされており、1つは運動として、2つ目は匂いを嗅いだりマーキングしながら歩くことでリフレッシュさせるため、そして3つ目はトイレとしての機能です。これら全てを1日1度に賄う必要はありません。

飼い主さんと犬の暮らしに合うように、1日に数回に分けてみたりルートや運動量も成長や日々のライフスタイルに合わせることで、無理のない程度に行うようにしましょう。

子犬の社会化期はふれあいが大事!


犬にとってとても大切なルーティーンである散歩ですが、子犬の時期にはこれもしつけやトレーニングの一環になってきます。犬はみんな散歩が大好きなイメージがあるかもしれませんが、実ははじめてすぐの頃は子犬にとって外の世界は刺激だらけで怖くて動けなくなってしまうことの方が圧倒的に多いのです。まずは適正な時期に少しずつ外に出るトレーニングを行って行為自体に慣れさせていくことから始めていきます。

特に、人間や動物に対して友好的な感情やマナー、最低限のコミュニケーションの取り方を学ぶことができるようになる時期を「社会化期」といいます。子犬は社会化期に達するまでは外界にもあまり反応できず、母犬や兄弟とのじゃれ合いなどを通して成長していきます。生後4週〜13週にはその社会化期とされるものが徐々にはじまっていき外の世界にも興味を持ち始めます。この時期に人間の世界に慣れさせてあげることは今後の生活のためにも大変重要です。

社会化期にたくさんの経験をさせてあげることで大きな音に臆病になりすぎたり、知らない犬や人に噛みつくといったトラブルも防ぐことができるのです。子犬を迎え入れる時期の多くは生後2〜3か月頃ですがその時期にはすでに社会化期ははじまってしまっているので、なるべくおうちに慣れてきたら外の世界にもすぐに慣れさせるためにも散歩はすぐにでもはじめたいところです。ですがその際に気をつけたいのは「ワクチンの接種の有無」です。

本格的な散歩をいつからはじめるかとなると、ワクチンの予防接種が全て済んでからの方が犬の健康のためにも良いでしょう。なのでそれまでは抱っこをして軽く外に少し出る程度で十分です。また。狂犬病のワクチン接種が済むまではあまり他の犬に触れ合わせすぎないようにもした方が良いでしょう。

最初は無理のない範囲で大丈夫!徐々に楽しみを広げよう。

予防接種が済んでからの本格的な散歩は、初めは外を歩くだけでもビクビクしてしまうことも多いので、あまり長時間でなくても大丈夫です。もともと子犬は成犬ほどの運動量を意識しなくてもまだ大丈夫な時期なので、運動量や時間は気にしすぎずに最初は10分程度でも構いません。それよりも愛犬が怖がりすぎないよう声をかけてサポートしていきましょう。また、子犬の頃は体温調節がまだうまくできなかったり成犬ほどたくましい免疫力もないので寒さや暑さにも弱く体調を崩しやすいのが特徴です。

その季節に合わせて一番すごしやすいような時間帯を選んであげるようにしてください。雨や天候の優れない日は無理に行かなくても大丈夫です。徐々に慣れてきたら、いつものルートを少し変えてみたり、運動を意識した歩行に変化させてみたりするといいですね。また、リードの引っ張り癖や拾い食いなどをしてしまうことがないよう、飼い主が主導権を握って歩くことができるようきちんとしつけていくことも大切です。リードを通して歩くことにしっかりと慣れさせましょう。

一緒に歩く事や色々な道を散歩することに慣れてきたら、適切な運動量かどうか意識して少しずつ量や時間を増やしていけるといいですね。ある程度大きくなって体力もついてきたらドッグランに行ってみるのもオススメです。リードをつけないでのびのびと走り回れる空間は柴犬にとってとても幸せだと思いますよ。

まとめ

散歩は犬にとって健康や楽しい日々の為に欠かせない日課です。もともと散歩はどんな犬でも大好きなものですが、それでもはじめたばかりの子犬にとっては怖い体験にもなってしまう事もあります。飼い主さんがしっかり支えて安心感を与えながらまずは覚えさせていきましょう。柴犬はたくさんはしゃいだり駆け回ったりする事が大好きな犬種です。すぐに、行きたくてたまらない!というような仕草をするようになりますよ。そして散歩には意外にも飼い主の健康状態を良くしてくれる効果もあるんだとか。

運動を通して柴犬と楽しい毎日が送れるといいですね!

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