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柴犬の子犬のドッグフードが大切

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柴犬は古来より日本で飼われてきた犬種です。その凛とした姿が好きという人も多いでしょう。主人や家族に対しては忠実な性格をしていますが、他人には警戒することが特徴です。短毛なのでブラッシングなどの手入れは簡単です。柴犬の子犬に与えるドッグフードで迷っている人もいるかもしれません。特に初めて犬を飼う場合、犬の食事について悩んでしまうことが多いでしょう。もちろんどのフードを選んでも同じというわけではありませんし、与え方の注意点などもあります。

正しい食事の選び方や与え方を知り、柴犬の子犬の成長をサポートしていきましょう。

柴犬の子犬の成長に欠かせないドッグフード

柴犬の子犬は生後6ヶ月くらいまでは体が大きく成長する時期です。骨格や内臓、筋肉などが作られる時期ですし、成長に欠かせないタンパク質をしっかり摂取させることが重要です。そこで柴犬の子犬のドッグフードはまず、高タンパクであることが条件となります。チキンやラム肉といった動物性タンパク質が主原料になっているかどうかを確認しましょう。タンパク質の品質についても重要であり、ミールやミートといった蒸気がある場合は注意が必要です。これらは粗悪な原材料を使っている可能性があるため、避けた方が良いのです。

粗悪な原材料を使ったフードを与えた場合、毛並みが悪く成ったり体調を崩してしまう可能性もあるので注意しましょう。また、できれば人間が食べられる品質のフードを選んであげるのもおすすめです。犬はもともと肉食動物であり、穀物を消化するのは苦手です。穀物を使っていないフードなら栄養が吸収されやすいため、成長期の柴犬の子犬にも安心して与えることができます。穀物を使っていないフードはグレインフリーと表記されているため、パッケージをよく確認しましょう。

グレインフリーのフードにはアレルギーの原因となる小麦やトウモロコシ、大豆などが一切使われていません。また、グレインフリーであるだけでなく、無添加であるかどうかもポイントです。添加物の多いフードは病気やアレルギーの原因となりますし、消化不良を引き起こすこともあるのです。

柴犬の子犬にドッグフードを与える方法

柴犬の子犬は生後1ヶ月半くらいになればドッグフードを食べられるようになります。3ヶ月未満の子犬の場合、いきなり硬いままのフードでは食べにくいかもしれません。そのためお湯でふやかしてから食べさせることがポイントです。しばらくふやかしたフードを与えていきますが、少しずつお湯の量を調整していきましょう。生後4ヶ月を過ぎると硬いままのフードでも食べられるようになることが多いです。ペットショップで販売されている柴犬の子犬は生後2ヶ月を過ぎているため、引き取った時からドッグフードを食べさせることができます。

ペットショップやホームセンターに行くと、さまざまな種類のドッグフードが販売されています。商品によってカロリーや与える量などは異なるため、きちんとパッケージを確認しましょう。成長期の子犬には必要な量のフードをきちんと食べさせることが大切です。子犬が一度にたくさんのフードを食べられない場合、一度に与える量を減らして回数を増やすのがポイントです。それでも食べてくれない場合はドクターに相談しましょう。柴犬の子犬は一度に食べられる量が少ないですが、成犬よりも多くのカロリーが必要です。

そのため子犬用のフードは成犬用よりもカロリーが高く、少ない量で必要なカロリーを補えるようになっているのです。柴犬の子犬にドッグフードを与える場合、1日に必要な量を3~4回に分けて食べさせるようにしましょう。必要以上に与えると嘔吐したり、体調を崩してしまうこともあるので注意が必要です。

柴犬の子犬がドッグフードを食べない理由


柴犬の子犬はお腹が空いていてもドッグフードを食べなくなることがあります。さまざまな原因がありますが、主に体調不良や我儘が原因と考えられます。体調不良は病気だけでなく、夏バテや口内トラブル、誤飲誤食などが原因となっていることもあります。普段と比べて元気がない場合やあまり動かない場合、早めにドクターに相談しましょう。病気が隠れていることもあるので注意が必要です。体調が悪くないのに食べないという場合、フードが気に入らないか飽きてしまったということが考えられます。

子犬の時期は食べるものに気を遣うことになりますし、頻繁にフードを変えるわけにはいかないでしょう。柴犬の子犬がフードを食べなかった時の対策として、食事の時間を決めておくという方法があります。食事を出して食べなかった時は10分程度で片付けてしまいましょう。また、おやつを与えないようにすることや人間の食べ物を与えないといったことも大切です。子犬の時期はきちんと栄養を摂取する必要がありますが、1回くらい食べなくてもそこまで体調に影響はありません。

きちんとしつけをすることにより、柴犬の子犬は出された食事をしっかり食べられるようになるのです。それでも食いつきが悪いと感じた場合、他の種類のドッグフードを試してみても良いでしょう。柴犬の子犬は口が小さいため、食べにくいという理由でフードを食べないこともあります。その場合は粒の小さいフードに変えてみましょう。

柴犬の子犬のドッグフードの切り替え方

子犬用のドッグフードから成犬用に切り替える時期についても知っておく必要があります。これは犬種によって異なりますが、小型犬の柴犬なら6~8ヶ月で切り替えるようにしましょう。6ヶ月を過ぎても子犬用のフードが余っている場合、成犬用と混ぜて与えても問題ありません。急に切り替えると下痢などを起こすこともあるため、心配な場合は少しずつ混ぜて切り替えるのがおすすめです。しかし、切り替えの時期についてはあくまでも目安であり、気になる時はドクターに相談してみると良いでしょう。

フードの原材料が体に合っていなかった場合、アレルギーを起こすこともあります。成犬用に切り替えた時は食事中の様子をきちんと確認し、体調の変化や食いつきの良さなどを見極めていきましょう。ドッグフードには年齢によって分かれているものと分かれていないものがあります。年齢によって種類が分かれているものは栄養バランスやカロリーに違いがあると知っておきましょう。子犬用はカロリーが高く、食べやすさにこだわっています。そして、成犬用は健康維持を考えて作られていることがポイントです。

年齢によって分かれていないフードの場合、切り替えの必要がないというメリットがあります。つまり柴犬が成犬になってもずっと同じフードを与えることができるのです。柴犬の子犬は食べるものに神経質ですし、上手く切り替えができない場合はドクターに相談してみると良いでしょう。

まとめ

柴犬の子犬にはどんなドッグフードが良いのか迷ってしまうこともあるでしょう。子犬と成犬の違いは成長のスピードです。柴犬の子犬は短期間でかなり体が大きく成長するため、栄養素を十分に摂取できるフードを選んであげましょう。また、長く続けることを考えるなら購入しやすい価格であるかどうかもポイントです。家庭で飼われている柴犬は自力で食べるものを選ぶことができません。そのため飼い主が犬にとって良いものを見つけてあげる必要があるのです。

粗悪な原材料を使ったフードを与えた場合、病気やアレルギーを引き起こすこともあるので注意しましょう。

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