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柴犬の病気を防ぐドッグフードを選ぶ

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柴犬には年齢によってかかりやすい病気があります。愛犬の健康を維持するにはドッグフード選びが重要です。また現在では避妊用のドッグフードなども市販されています。犬は不妊・去勢手術を行うと性格などが変化する傾向があります。一般的に手術後は性格が大人しくなるとされています。性格の変化には個体差が存在します。加齢によって性格が大人しくなるケースも多く見られます。不妊・去勢手術を行うと食欲が増すのが一般的です。

おやつやご飯を欲しがって無駄吠えするケースもあります。健康を維持するには、愛犬の状態に合った食事を与えることが重要です。

柴犬がかかりやすい病気とドッグフード

柴犬に不妊・去勢手術を行った場合には、避妊用のドッグフードを与えることが重要です。不妊・去勢手術後は一般的に食欲が旺盛になるため肥満しやすくなります。不妊・去勢手術を受けた後は高カロリーなドッグフードではなく、高タンパク質で低カロリーな食事を与えるのが理想的です。ホルモンバランスが変化し運動量が低下すると、柴犬が必要とするカロリー量は減少します。

従来のものを与えているとカロリー過多になってしまいます。ウェイトコントロール用や避妊用のものに切り替える必要があります。愛犬の健康を維持するためには、年齢ごとのかかりやすい病気にも注意が必要です。成長段階に応じて必要な栄養素をしっかり摂取できる食事を与えなければなりません。1歳未満の子犬は寄生虫による病気や胃腸・皮膚が多いのが特徴です。成犬でも1歳から3歳までの場合は皮膚や耳、胃腸の病気が多くなります。

4歳から6歳になると胃腸や皮膚、泌尿器の病気が増えます。犬の免疫力は4歳頃に完成されるとされており、感染症のリスクも減少します。ただし年齢を問わず食べ物やストレスによる胃腸炎などの病気には注意が必要です。7歳から9歳の時期には歯や口腔の他に泌尿器や骨、関節などの病気が増えます。さらに10歳以上になると癌や目の病気の他に心臓病などを患うことがあります。

愛犬健康を維持するには、それぞれの状態に応じたドッグフードを選ぶことが重要です。

柴犬がかかりやすい病気には何があるか

柴犬がかかりやすい病気は色々ありますが、かかりやすいのがアレルギー性皮膚炎などの皮膚の病気です。アレルギー性皮膚炎はハウスダスト・カビ・花粉・ダニ・食べ物など様々なものによって起こります。寄生虫や細菌・真菌性、過剰なシャンプーなどが原因で皮膚炎を起こすこともあり、痒がったり顔や目をこすったり、皮膚が赤くなるなどの症状が現れます。柴犬は外耳炎にもなりやすく、「汚れや耳ダニ」「耳掃除の際に傷つけてしまう」などが原因で起こります。

掃除をしているのにすぐに黒っぽい耳垢が出たり、耳の皮膚がただれたりかゆがったりするようになります。柴犬は膝蓋骨脱臼(しがいこつだっきゅう)という病気にかかることがあり、先天的に起こるものと事故や高所からの落下が原因となる場合があります。1本の足をあげながら歩くようになりますが、そのまま放っておくと慢性な脱臼状態になりますので、症状が出続ける場合は医師に診察してもらう必要があります。

柴犬は緑内障にもかかりやすいため注意が必要です。緑内障になると眼圧が上がり目が充血したり、瞳孔が開いたままになったり、眼の角膜に浮腫が起って青灰色に見えるなどの症状が現れて来ます。眼に痛みが出て痙攣する・涙を流す・頭を触られるのを嫌がるなどの症状も現れます。また、避妊手術をした柴犬は肥満になりやすくなり、肥満になるとこれらの病気だけでなく他の病気にもかかりやすくなるため、食事に避妊用のドッグフードを使うなどの工夫も必要です。

柴犬など犬の病気を予防する方法


柴犬や他の愛犬の病気の予防で一番に浮かぶのが予防接種です。これにより犬特有の病気を未然に防ぐ事が出来ます。第一に有名なのが狂犬病ワクチンです。狂犬病は犬や他の動物、人間にまで感染する恐ろしい病気ですので、犬を飼っている方は年一回のワクチン接種が義務付けられています。コアワクチンは、ジステンパーウィルス・アデノウィルス・伝染性肝炎・パルボウィルス等の予防に有効なワクチンです。

それからノンコアワクチンは、地域や環境によって発生しやすい感染病に接種されています。予防接種はあくまでも感染性の病気に有効な予防法です。その他の予防法としては、定期的に健康診断を受けることが大切です。言葉の話せない柴犬などのワンちゃんは、知らない間に何らかの病気に罹っている場合があります。またドッグフードの与え方や選び方も注意する必要があります。

避妊手術をした柴犬や他の犬は、肥満になる傾向がありますので避妊用のフードをあげるようにしてください。ストレスが原因の病気は多いですので、十分な運動と親密な家族関係を築いてください。また猫のように毛づくろいすることが習慣になっていない犬は、ブラッシングが重要です。ブラッシングやシャンプーで定期的に綺麗にしてあげないと皮膚病の原因やノミやダニの温床になります。

それから口腔ケアや爪切りも疎かにしないようにしましょう。もう一点、最近の暑さは尋常ではありませんので、柴犬や犬の散歩は涼しい時間帯に行うようにしましょう。ワンちゃんは四足歩行なので地面に近くなると輻射熱を感じる量が人間の何倍にもなりますので、熱中症にかかりやすいです。十分注意して下さい。

柴犬の病気予防に最適なドッグフードの選び方

避妊手術をした柴犬の病気予防に最適なドッグフードを選ぶ際に重要になるのが、使用されている原材料です。特に消化器官の病気を防ぐために重要なのが、犬が消化をしやすい原材料を使用しているものを選ぶことです。柴犬は人間と異なり穀物などの植物性の栄養素を吸収しにくい体質を持っているので、小麦などを原材料として高い割合で使用しているものは、犬の消化が悪くなってしまいます。

その結果として消化器官に負担をかけてしまう可能性もあるために、柴犬の健康を維持するためにはできるだけ消化しやすいものを与える必要があります。犬の健康維持に欠かせないものであり、同時に消化もしやすいのが動物性のタンパク質です。肉や魚などを材料として高い割合で使用しているものは、犬の健康を維持するうえで大きく役立ちます。

ドッグフードの中には肉や魚とともに、小麦やとうもろこしなどの穀類を一緒に使用しているものもありますが、穀類の割合が多くなればなるほど、犬の消化に負担がかかります。そのために犬の健康管理のためには、できるだけ動物性タンパク質だけを使用しているドッグフードを選んだほうが、犬の体に負担がかかりません。食事に含まれている材料の中で、病気の原因となるものとしては、その他に脂肪分があります。

過剰に脂肪分を摂取すると内蔵にも負担がかかるために、肥満が目立ってきた犬の場合には、低脂肪のドッグフードを与えることも、犬の健康維持に役立ちます。特に避妊手術をした犬は肥満になりやすい傾向があるために、注意が必要です。

まとめ

柴犬も人間と同じようにさまざまな病気にかかる可能性を持っています。年齢によってかかりやすくなる病気もあれば、食べるものによって発生しやすくなる病気もあります。そのために避妊手術をした犬がどのような病気になりやすいかを知っておくことは、病気の発生を未然に防ぐためにも大きな意味があります。病気になる前に適切な方法で対処することで、犬の健康をしっかりと管理することが可能です。

特に毎日与える食事は病気を防ぐために非常に重要で、犬が消化しやすい食材を使用したものを選ぶことが重要です。犬の体に負担をかけないことで、病気の発生を未然に防ぐことができます。

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