飼い方・しつけ

柴犬のおもちゃの選び方や遊び方

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柴犬は古来から日本人とのかかわりがあり、猟犬としての役割があるほど活発で運動量が多い犬種です。おもちゃでの遊びを好む犬種でもあるため、おもちゃの選び方にも工夫が必要になります。利口な犬種でもあるので、おもちゃを選ぶ際には年齢や用途に合わせて選ぶことも大切です。おもちゃを与えて遊び方がわからないと遊ばないため、飼い主も遊び方を知っておく必要があります。

ここではおもちゃの選び方や遊び方、中にはおもちゃで遊ばない場合もあるので、そんな時の対象方法を紹介していきます。運動量が豊富な柴犬は、遊びを通してしつけをすることも可能になるため、選び方や遊び方などを把握しておくと良いです。

年齢や用途によってもおもちゃ選びは異なります

柴犬は独立心が強く利口な面がありますが、飽きやすい面もあるため、柴犬におもちゃを選ぶ際には、飽き性という性格も考えて飽きさせないような工夫をする必要があります。柴犬の年齢や用途によっても安全でありながら、柴犬が楽しめるおもちゃを選ぶ事も大切です。おもちゃは柴犬の年齢に合ったものを選びます。年齢を重ねると夢中で好きだったおもちゃに反応しない時期がくることもあるので、年齢が上がり徐々に柴犬が頭を使って遊べるような知育のおもちゃに切り替えるようにします。

知育おもちゃには噛むと音が出るぬいぐるみや、転がすとおやつが出るボール、ペット用のパズルなどがあります。生後4~12ヵ月で柴犬の歯が生え変わる時期となりますが、その時期には柔らかくて丈夫な噛むことが出来るようなものを与えると良いです。その時期以降でも歯磨きの代わりとなるような噛むタイプのおもちゃは効果的です。用途によっておもちゃを選ぶ場合は、留守番や飼い主が遊んであげられない時などに、柴犬が一人遊びや退屈な時間を解消することが可能です。

一人遊び用には丈夫で安全なタイプを選び、飼い主と一緒に遊べるおもちゃには、ロープやボールがあります。ロープはボールは一人遊びでも使うことができ、歯磨きな苦手な柴犬の場合には、噛むタイプであれば歯茎のマッサージ効果や歯垢防止にもなります。おもちゃ選びは、何でも良いという事ではなく、柴犬の年齢や用途などに合わせて選ぶようにすると良いです。

柴犬と玩具で遊ぶ場合の方法があります

柴犬の年齢や用途に合ったおもちゃを選んだら、どのように遊ぶと良いかも考える必要があります。飼い主と一緒に遊ぶことは柴犬にとって、とても幸せなことです。遊び方は、飼い主が投げたおもちゃを持ってこさせたり、犬同士で引っ張ったり、追いかけるなどの方法があります。投げたボールなどを愛犬が拾うなどで、飼い主のもとに持っているという遊び方は、運動にもなるので良い遊び方です。投げたおもちゃを柴犬がくわえて持ってきて、指示によって離すというしつけも出来ます。

ロープなどを引っ張りあう遊び方は、柴犬など犬が好きな遊びのひとつです。遊びながら顎の育成にもつながり、噛む力が強い柴犬なので、くわえたロープなどを自ら離すようにしつけるようにします。この遊び方は誤飲も防ぐしつけにもなるため、トレーニングを兼ねて遊ぶようにすると良いです。飼い主がおもちゃを持って動かして、犬に追わせる遊び方が追いかけっこです。なるべく飼い主が玩具を持って柴犬に追わせるようにします。

この方法はロープなどを引っ張る遊びの応用で、玩具の争奪戦を目的に追いかけますが、飼い主ばかりが追いかけっこで勝ってしまうと、すねてしまう事もあるので、たまには柴犬に勝たせるようにすることで犬も追いかけっこを楽しむことが出来ます。遊んでいる際、犬が唸り声をあげることがありますが、興奮して楽しんでいるため心配する必要はありませんが、犬同士で玩具を奪い合う遊びの際に、唸り声をあげる時は、相手の犬に対しての行為なので注意します。

興奮し過ぎて喧嘩になる可能性があり、怪我をすることもあります。興奮し過ぎたら一日玩具を取り上げるなど、落ち着かせます。

活発で運動量が多い犬種なので散歩や遊びは必須です


おもちゃで遊ぶ事を好む柴犬ですが、人とのかかわりは縄文時代にさかのぼります。縄文時代の遺跡から祖先犬の骨が見つかっており、当時から狩猟犬としての役割があったと考えられます。薄茶色の毛色の赤毛で、丸い目とピンと立った耳で素朴な顔、巻いた尻尾など凛々しくも可愛い姿をしていきます。どれも同じ印象がありますが、柴犬には縄文時代から続く面長のきつね顔と、頬が丸く張っており丸い鼻や首が太くがっちりとした体格で全体的に丸く愛らしい印象のたぬき顔に分けることができ、活発な犬種で運動量が多いです。

そのため散歩など運動は必須で、散歩に連れて行かないと家の中を走り回ったり、元気があり余って問題行動を起こす場合もあります。体はそれほど大きくなく小型犬になりますが、もともと猟犬ということもあり、運動量が多く、特にオスは活発が性格が多く、毎日散歩に連れていったり、ボールなどで遊ぶことでエネルギーの発散をさせる必要があります。台風などで外に散歩に行けない日や病気などで散歩に行けない場合もありますが、そんな時こそ玩具で家の中で遊ばせると良いです。

飼い主が忙しくて散歩に連れていけない場合や、留守番をしている時には玩具が活躍します。ストレス発散になったり、気を紛らわすことも可能になります。天気が悪くて散歩が出来ない場合には、ボールで遊んだり、ロープなどで引っ張り合いをする遊び方であれば家の中でも遊べて、留守番をさせる場合には、知育玩具を与えます。知育玩具は飽きにくく重宝するものです。

おもちゃで遊ばない時の対処方法

おもちゃが好きな柴犬は多く、一人遊びをしたり、飼い主と一緒に遊ぶことも楽しいです。玩具で遊ばない柴犬もおり、その時は柴犬が好むものを選んだり、与え方や遊ばせ方などを工夫します。柴犬は縄文時代から人と暮らしており、猟犬としても飼われていた犬種なので、追いかけっこが大好きです。音が出るもので気を引いたり、追いかけっこをして遊ばせると元々猟犬としての役割があったために、狩猟本能を満たすことが出来ます。

ボールを使ったり、投げた玩具を持ってこさせるようにします。飽きやすい性格でもあるので、基本的には音がでる物やボール、フリスビー、引っ張りあいができるロープなどは飼い主と遊ぶ場合には興味を示しても、一人で遊ぶ時には飽きることもあります。留守番をさせる場合の玩具は、普段の遊びに使わずに隠しておいたり、利口な犬種でもあるので、頭を使って遊ぶ知育タイプを与えると良いです。フリスビーを好まない柴犬もいます。

もともと猟犬であり、狩猟から獲物を捕まえるような遊びを好む場合が多いですが、フリスビーは獲物を捕まえる時の動作とは異なるためか、興味を示さないこともあります。頑固でもあるので、おやつをあげても興味を示さない場合には、フリスビーは諦めて他の玩具やボールなどを使って様子をみます。基本的には玩具での遊びを好む傾向にありますが、個体差もあり玩具が嫌いな柴犬もいます。

そんな場合には無理に遊ばせる必要はなく、飼い主が遊ぶことで褒めると喜ぶ場合もあるので、飼い主が楽しそうに遊びボールなどを持ってくると喜ぶ姿を見せることで遊ぶようになる場合もあります。

まとめ

柴犬は運動量の多い犬種で、毎日の散歩は必須ですが、台風など外に出られない場合には玩具を使って家の中で遊んでエネルギーを発散させるようにします。おもちゃで遊ぶことを好む犬ですが、飼い主の好みだけで選ぶのではなく、利口な犬種でもあり飽きやすい性格でもあるので、年齢にあった物や用途にあった物を選ぶと良いです。

なかにはおもちゃで遊ぶことを好まない柴犬もいますが、飼い主が楽しそうにボールで遊ぶなど、楽しそうな姿を見せて、ボールを持ってこさせた際に喜んで褒めると玩具で遊ぶことが気に入る場合もあります。おもちゃの選び方は犬のしつけにもなるため、しっかりと選んで与えるようにします。

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