お役立ち情報

柴犬にはたぬき顔という種類があります

更新日:

柴犬の外見は大きく分けて2種類あり、きつねとたぬきがあります。きつねは縄文時代の祖先犬に近いもので、たぬきは進化のプロセスのおいて発生した新しいタイプです。きつねはスタイリッシュな雰囲気が魅力的で、たぬきは愛らしさに満ちていてかわいい表情をしています。好きなタイプを選ぶことができ、いろいろな色があります。約80%は赤茶色ですが、残りは黒色や白色、胡麻色などがあり人気があるので大切にされている犬種です。

飼い主に忠実な性格で、最近では室内で多く飼育されています。飼い主の言うことをよく聞く行動を行うので、きちんとしつけすることをおすすめします。

かわいらしい印象がたぬきの特徴です

柴犬には細長くきつねに似ているので「きつね顔」と呼ばれているタイプがあり、その魅力としてワイルドな風貌があげられます。引き締まった体型で大きな歯を持っており、オオカミのような雰囲気があります。体の形やサイズ・骨格などは縄文時代の遺跡にある犬とよく似ていることから縄文柴とも呼ばれている種類です。柴犬の中でも信州柴が特にこのタイプに近いと言えるでしょう。その端正な姿からさまざまな世界のモデルに抜擢されていて、キリリとした風貌は世界中で人気です。

たぬきは最近人気で愛らしい表情が特徴的です。豆柴などがたぬきにあたり、鼻や目が丸く愛嬌のある表情をしています。たぬきによく似ていて、コンパクトで筋肉質な体型です。たぬきはきつねの縄文柴から派生したタイプと言われていて、新柴犬や弥生柴犬とも呼ばれています。柴犬の中では岐阜県の「美濃柴」がたぬきに当たり、きつねと比べると体が小さく体重が軽めです。たぬきは柴犬の素朴な雰囲気がつまっていて、SNSなどにおいて世界中から高い人気を集めています。

癒される丸い顔や全体的な体型も人気のある理由です。たぬきには豆柴や小柴・ミニ柴などと呼ばれている柴犬がありますが、性格にはそれほど違いがありません。これらは正式な犬種名ではなく、大きさが基準以下のものをこのような呼ばれ方でされています。大人になると少し表情が変わる子もありますが、気になるなら親犬を確認すると良いでしょう。

たぬきは子犬の頃に近い表情をします

柴犬の子犬の頃は各パーツが丸くパーツが中心に寄っているので、幼い表情になっています。たぬきはどちらかと言うと子犬の頃の表情に近いので、子犬の時はたぬきだったのに大人になるときつねになったということもあるでしょう。どうしてもたぬきの柴犬を飼いたいなら、親犬まで確認することをおすすめします。最近人気の豆柴は小型の柴犬をわざと交配した犬になります。現在ジャパンケネルクラブでは独立した種類としてはまだ認められていません。

日本社会福祉愛犬協会では認められている犬種になっていて、室内犬として多く飼育されています。柴犬同士の交配から生まれた犬で、柴犬と同じくきつねとたぬきが存在します。子犬の頃の面影を残しているたぬきの特徴を持っている犬が多く見ることができるでしょう。柴犬はしっぽに種類がありその数は15種類以上あるそうです。柴犬の特徴として巻いたしっぽがあげられますが、昭和初期の文献によると巻き尾だけでも左巻や右巻、左二重巻や右二重巻、車巻や半巻などの種類あります。

さまざまなバリエーションを見ることができ、しっぽに愛着がわいてくるでしょう。他には太刀尾や薙刀尾などがあり、日本犬ならではの名前です。基本的に性格は頑固ですが、ブリーダーやその子によって性格はさまざまです。柴犬という傾向はありますが、しつけや飼い方によって人懐っこい性格にもなるでしょう。飼い主や家族には尻尾を振りながら感情を見せてくれます。

ダブルコートになっており抜け毛対策が必要です


柴犬は真っ直ぐな上毛と綿のような下毛が生えている「ダブルコート」になっています。そのため下毛が生え替わる換毛期は驚くほど抜け毛が酷く、多くの飼い主の悩みの種になっているでしょう。換毛期に大量の毛が抜ける理由として、下毛は保温や保湿などの働きをしていて暑い夏になると保温や保湿をする必要がなくなります。下毛を減らすことによって通気性を改善し、体にこもるような熱を発散することが可能です。夏前の換毛期において抜け毛が増える原因とされています。

反対に冬になると空気層を作り体温を逃さないため下毛を増やすようになります。新しい毛を増加させるため古い毛が抜け落ち、冬前の換毛期において抜け毛が増えることになるのです。抜け毛対策として、抜け毛を完全に解消することはできませんが毎日ブラッシングすることで抜け毛を除去することができます。部屋に舞い散るたくさん量を減らすことができ、毎日のケアが重要です。まずはスリッカーブラシなどを使って柴犬が嫌がりにくい場所からブラッシングを始めましょう。

少しずつ慣れさせてから、毛並みに沿ってブラッシングします。柴犬が嫌がらないなら毛並みに逆らって少しずつブラシをかけると、きれいに抜け毛を除去することが可能です。長く一直線にするのではなく、小さな範囲ごとに抜け毛を拾うような感覚で行うときれいに行うことができるでしょう。室内で飼っている飼い主の場合は丁寧なケアが必要になります。

毛色などによって性格は変わりません

柴犬はきつねと呼ばれている見た目がきりっとしているものと、たぬきと呼ばれている丸いコロコロしたものがあります。見た目は変わりますが性格は変わらず、基本的に子犬期はたぬきで、成長期にはきつねやたぬきになります。まれに子犬でもきつねのような子がいますが、性格的は変わりません。飼育環境でも性格は変わることがあり、しつけや接し方によってある程度変わってくるものです。柴犬の毛色から性格の違いを気にしている人がいますが、毛色による性格の違いはありません。

個体差はありますが、黒色の方が性格はきついといったこともないでしょう。毛色によって印象が変わり、例えば胡麻色はかなり珍しい色になるので飼い主にとって特別感があるかもしれません。物珍しさもあるので、受け取り方によって印象が変わることもあるでしょう。柴犬の男の子の性格として、攻撃的だったりケンカっ早いところがあります。縄張りや警戒心が強く、好奇心が旺盛です。飼い主への忠誠心が高いことがあげられます。

女の子の場合、友好的で愛想が良く自立心が高いです。無駄吠えが少なかったり、穏やかで優しい子が多いでしょう。女の子の方が初心者には飼いやすいですが、中には気の強い子もいるのは確かです。きちんとしつけをする必要があり、もともと飼い主には従順な性格で賢く物覚えが良いでしょう。小さな頃からスキンシップなどをしておくと人懐っこい性格になったり、飼い主の言うことをよく聞く子に成長します。

まとめ

柴犬にはきつねとたぬきの顔があり、きつねは祖先の犬に近いもので、たぬきは新しいタイプになります。たぬきはかわいらしい表情が特徴的で、コンパクトで筋肉質な体型です。豆柴やミニ柴と呼ばれているのもこのタイプで、世界中で人気があります。子犬の頃のような表情をしていて、パーツが中心に寄っている幼い表情になります。赤茶色や黒色などがあり、ダブルコートになっているので抜け毛対策が必要です。

毎日ブラッシングすることが良く、丁寧なケアが必要になります。警戒心が強かったり自立心が高いので、きちんとしたしつけが大切です。

-お役立ち情報

Copyright© 柴犬 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.