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柴犬にはおすすめの餌があります

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柴犬は活発で元気な犬で、その健康の源と言うと日々の食事になります。丈夫で長生きする柴犬に育てるため、毎日の食事管理や適度な散歩はとても大切です。それぞれの成長段階において適した栄養を摂取する必要があり、柴犬に合った餌のや与え方などを把握することが大事です。柴犬は栄養などが偏ってくる皮膚にその影響が現れやすくなる特徴があり、食物アレルギーになりやすい種類です。今まで食べてきて大丈夫だったものも、突然アレルギーなどを発症するケースもあります。

柴犬の様子の変化や体調の変化などを見逃さずに、適切な食事管理が大切です。

年齢に応じたものをあげましょう

多くの家庭において市販のドッグフードを与えているところが多いですが、総合栄養食と記載されているものがおすすめです。栄養食や副食といった記載があるものは、主食として適していません。総合栄養食の場合ドッグフードや水だけで健康的な体を維持することができ、柴犬にとって必要な栄養素をバランス良く配合しています。自然界のものを食べていた柴犬なので理想の栄養バランスは人間のものとは違います。

カルシウムやたんぱく質などは多めが良く、脂質は少しだけにして塩分は必要ありません。柴犬の年齢に合った餌が大切で、総合栄養食のドッグフードを与える際は袋に記載されている年齢なども必ず確認することをおすすめします。子犬用や成犬用、〇才以上用などと表記されているので、柴犬に合ったものをあげることが可能です。子犬用はその成長過程において必要な脂肪やたんぱく質・カルシウムなどが多く含まれており、そのため成犬にあげているとカロリーを摂り過ぎることになるので肥満になります。

基本的に餌は変えずに同じフードでも大丈夫です。柴犬の年齢によってフードを変えることはありますが、フード自体の種類を変えなくても良いでしょう。場合によってはきり替えが必要ですが、例えば皮膚病などが発症した場合は皮膚に良い種類に変更したり、ダイエットするため体重管理用フードに変えてみると良いでしょう。餌を替える時は一気に変えないで、少しずつ様子を見ながら慣らしていくのが良いです。

病気や体調不良などによって食い付きが悪い場合、フードを変更するよりもいつものフードに缶詰といった嗜好性の高いウェット系を混ぜてみましょう。缶詰はスプーン1杯を目安にして、人肌ぐらいにレンジで温めることをおすすめします。

たくさんの水を用意してあげよう

たっぷりの水分をあげることが大切で、食事中に水分をきちんととると肝機能などを高めることが可能です。柴犬は皮膚トラブルになりやすいので、代謝や解毒などの役割を担う肝臓の作用が悪いとトラブルが出やすくなります。水は飲みたい時にいつでも飲めるようにしてあげ、新鮮なものを用意しておくと良いでしょう。おやつは主食の1割ぐらいが良く、おやつは必要というわけではありません。

必要な栄養は食事からとっているので、基本的におやつはしつけ用として使ったり、ご褒美に与えるぐらいでよいでしょう。おやつはカロリーが高くなるので、好きなものを与え過ぎには注意が必要です。太らないためにおやつ袋に記載されている体重に応じた数を小分けにしてからあげると良いです。子犬が家にやってきたら、今まで食べていたフードの種類や銘柄などブリーダーから聞いておき同じものを用意しましょう。

子犬は慣れていた所から突然知らない家にやって来て、知らないニオイの環境において過ごすのでストレスを感じることになります。そのためいつも食べていたフードから異なるフードに変えると更にストレスを感じるので、消化不良を起こしたり下痢や嘔吐・食欲不振といったいろいろな症状が出るケースがあるので注意が必要です。新しい環境に慣れるまで最初2週間は、これまで食べていた同じフードをあげましょう。柴犬は基本的に忠実な犬なので、飼い主に慣れてくると扱いやすくなります。

ご飯があると食べ続ける習性があります


子犬にとって下痢や嘔吐などは想像以上に水を奪われるので、脱水症状などを引き起こす可能性があります。食事を1日食べないと低血糖になることもあるので注意が必要です。ご飯を食べない場合すぐに動物病院に連れていってあげ、医師の診察を受けると良いでしょう。いくつか応急処置があり、ブドウ糖を舐めさせたり、水にブドウ糖を混ぜたものをシリンジに入れゆっくり口の中に入れると効果的です。子犬の頃はふやかしたフードをあげますが、いくつか注意点があります。

ご飯の量をブリーダーに聞く際、ふやかす前の量を確認することが大切です。ふやかした後の量を聞いてしまうと、その量からふやかしすると数倍の量を与えるかもしれません。病気や体調不良などの場合を除いて、犬は本能的にご飯を食べないと他の犬などに食べられるので、ご飯がある限り食べ続けようとします。全部食べたからといって足りていないわけではありません。

ぬるま湯でふやかしたものはフードに含まれてる栄養素が水によって流されることがあり、犬用粉ミルクを入れたりダマにならないよう混ぜてあげるのがポイントです。粉ミルクなどは溶かさずに粉の状態でフードに入れても大丈夫です。柴犬はもともと狩猟犬として活躍していたので活動量が多く、よく食べることがあげられます。健康体なら心配しなくても普通に食べてくれるでしょう。もともと番犬として外で飼われていましたが、室内で飼う人も増えているので健康に気を配ることが可能です。

子犬の頃は消化不良などに気をつけよう

子犬の頃の食事は栄養価が高く、カロリーとして成犬の2倍が必要です。多く量を与えるのはよくなく、体の成長に合わせて量を次第に増やしていき胃腸などの発達を促進していきます。生後4~5ヵ月は消化吸収がしやすいよう餌の回数を1日3~4回ぐらいに分けて与えるのが良く、3回目のワクチンが完了するまで子犬用ドライフードを人肌に温めて犬用ミルクやぬるま湯でふやかしましょう。柔らかくしてから与えるのが良く、餌を与える30分前に準備をし、芯までふやかすのがポイントです。

3回目のワクチンが完了してから硬いフードに切り替えても大丈夫です。急に硬いフードをあげると消化不良が起こることもあるので注意が必要です。理想の切り替え方として、まず柔らかいフードに硬いものを1~3粒ぐらい混ぜましょう。2日目は4~8粒混ぜ、3日目からは10粒混ぜます。4日目は1/4硬いのを混ぜ、5日目は1/2硬いのを混ぜます。6日目はすべて硬いフードに変えても大丈夫です。ゆっくり時間をかけながら食べてる様子を観察し、フードを切り替えるのが良い方法です。

必要ならカルシウムやビタミンなどの栄養補助食品なども加えても良いでしょう。食事はもちろん水も大切で、水は生命を維持するのに必要な化学反応を促進したり、正常に機能するため必要不可欠です。常に新しいものをいつでも飲めるようたっぷり用意しましょう。餌の回数の切り替えとして、乳歯から永久歯に変わるのはだいたい生後4~6ヵ月頃で、永久歯に変わったら食事回数を1日2~3回にします。

まとめ

柴犬の餌はカルシウムやたんぱく質が多く入ったものが良く、脂質は少しだけで塩分はほとんど不要です。子犬用や成犬用が販売されているので、年齢に応じてアレンジするのが良いでしょう。皮膚病になりやすい特徴があるので、ドッグフードや水の管理は大切です。子犬のフードは水やぬるま湯などでふやかしてあげてからあげると食べやすくなります。子犬の頃は消化不良などに気をつけてあげて、ゆっくり時間をかけながら硬いフードに切り替えましょう。

カロリーを取りすぎると太るので注意が必要で、柴犬の体調の変化を見逃さずに適切な食事管理や適度な運動が大切です。

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