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柴犬に与えるドッグフードのタイプ

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最近ではさまざまなメーカーからドッグフードが販売されています。大切な柴犬のためにどのフードを与えたら良いのか迷ってしまうこともあるでしょう。ドッグフードは大きく分けて2つの種類があります。ドライタイプは固くて小さい粒になっており、水分がほとんど含まれていません。代わりに栄養が詰まっており、添加物も少ないので柴犬の主食におすすめなタイプです。ウェットタイプは柔らかいドッグフードであり、水分が多いことが特徴です。

栄養はそれほど多く詰まっていないため、主食としては向いていません。乾燥したタイプの特徴をチェックしておきましょう。

柴犬にドライタイプのドッグフードを与えると良い

柴犬に与えるドッグフードと言えばドライタイプをイメージする人が多いでしょう。このタイプのドッグフードはタイプは水分含有量が10%以下となっており、乾燥させているので噛む時に音がするのが特徴です。また、他にも水分の含有量が多く、嗜好性の高いウェットタイプのドッグフードもあります。この2つのタイプでは水分量が異なるため、保存のしやすさや匂いの強さなどが異なります。また、ウェットタイプは食材をそのまま使っており、価格の高いものも多いです。

総合的に考えるとドライタイプがおすすめですが、そのメリットについてチェックしておきましょう。乾燥したタイプのドッグフードにはまず、賞味期限が長いというメリットがあります。熱を加えた後に乾燥させているため、無添加でもある程度長持ちすることが特徴です。開封してから1〜3ヶ月程度持つため、あまり賞味期限を気にしなくても良いでしょう。また、柴犬の成長に必要なタンパク質や脂質、ビタミン、ミネラルがバランスよく配合されており、栄養の偏りが出にくいこともポイントです。

ドライタイプのドッグフードはペットショップで簡単に購入できますし、通販サイトでまとめて購入することもできます。購入しやすいこともメリットと言えるでしょう。ドライタイプのドッグフードは音を立てながら噛み砕いて食べるため、歯を丈夫に保つ効果もあります。噛む時に歯石の原因となる歯垢が落ちますし、歯周病の予防にも繋がります。

柴犬に最適なドライドッグフードの見分け方

柴犬は活動的な犬種ですので、体力維持のためにしっかりとカロリーを計算した食事を与える必要があります。特に柴犬にぴったりのフードがドライタイプのドッグフードです。選び方としては、歯の硬さや口の大きさに合わせて中粒程度のサイズが最適といえます。あまりに柔らかすぎると歯ごたえが感じられないため、物足りなくなってしまいます。そのため、柴犬の顎の発達を促すために年齢に合わせた心地よいかみごたえのあるドッグフードにすることが肝心です。

また、子犬や10歳以上の高齢犬の場合には噛み砕きやすいウェットタイプのフードを与えると、スムーズに食事をすることが可能といえます。さらに、ドッグフードを購入する時に注意するポイントは、消費期限をチェックして日にちに余裕を持つことです。愛犬の健康を一番に配慮しながら安全にこだわり抜いた商品を見極めることが何よりも大切といえます。最近では柴犬専用のドッグフードが開発されていますので、そのようなフードを選ぶ方法もあります。

内容物にも注意して脂質の多すぎるものや中身が記載されていない商品は選ばない方が無難です。このように、大切な家族の一員がいつまでも健康的に生活するためには、毎日のドッグフードにも責任を持って選ぶことが重要といえます。アレルギーのある柴犬には成分表示のチェックが必要不可欠です。いつでも安心して与えられるよう日頃から気を配っておくことが必要です。

柴犬にドライタイプのドッグフードを与えるポイント


ドライタイプは水分の含有量が10%以下のドッグフードであり、商品によって形状は異なっています。ドライタイプのドッグフードは栄養バランスの取れた総合栄養食となっていますが、中にはおやつとして作られているものもあります。ドライタイプのドッグフードを与える場合、必ず水も用意しておきましょう。このタイプは水分をほとんど含んでいないため、柴犬が脱水症状を引き起こす可能性もあります。

また、食べた後に水を飲むことにより、ドッグフードが胃の中で膨れ上がるため、柴犬は満腹感を得やすくなります。柴犬はもともとあまり消化器系が強くないため、一気に食べることで消化不良を起こすこともあります。特に内臓が未発達の子犬の場合、消化不良によって下痢や嘔吐などの症状を起こすことも多いです。そのため子犬の柴犬にドライタイプのドッグフードを与える場合、ぬるま湯でふやかして当たるのがおすすめです。

老犬の柴犬も消化器系が弱っていますし、ふやかした方がよく食べてくれることが多いです。ふやかすことで内臓への負担が軽減することはもちろん、歯が弱くても食べやすくなるというメリットも挙げられます。ドライタイプはさまざまな柴犬に与えることができるため、わざわざウェットタイプを用意する必要はないでしょう。柴犬にドッグフードを与える場合、1日に必要な量を2~3回に分けて与えることがポイントです。

犬にとっての食事は量よりも回数が重要であり、回数が少なくなると空腹時間が長くなってしまい、食事の時に慌てて食べることで消化吸収が悪くなってしまうのです。

柴犬に与えるドライタイプのドッグフードを保管するなら

柴犬にドライタイプのドッグフードを与えたいという場合、その保管方法や注意点をチェックしておきましょう。ドッグフードは袋を開封した瞬間から酸化が始まっていきます。酸化したものを食べさせると柴犬の健康に悪影響を及ぼす可能性もあるため、できるだけ酸化のスピードを遅らせることが大切です。フードを開封したらまず、食品保存用の袋などに小分けにして保存するのがおすすめです。空気をしっかり抜き、日の当たらない場所で常温保存しましょう。

開封後は1ヶ月以内に使い切るようにすることも大切です。ドッグフードは未開封の状態でも高温多湿になる場所に保管するのは良くありません。品質劣化の原因になってしまうため、涼しくて風通しの良い場所で保管しましょう。未開封状態での賞味期限は商品によって異なっていますが、14〜20ヶ月が一般的となっています。フードは冷蔵庫で保存しても良いのかということですが、ドライタイプのドッグフードは冷蔵庫ではなく常温で保存すべきと言われています。

冷蔵庫の中と外では温度差がありますし、このタイプのドッグフードは水分が10%前後になっているため、出し入れする時に結露がついてしまうことがあります。結露を吸収すると水分量が増えてカビの発生に繋がるので注意しましょう。また、柴犬が残したドッグフードを袋に戻すのも良くありません。残したフードには犬の唾液に含まれる微生物などがついており、それらが繁殖してしまうこともあります。

まとめ

柴犬に与えるドッグフードはドライタイプを選んでいるという人も多いでしょう。このタイプは水分が10%前後となっている固形のドッグフードです。開封後に保存しやすいことや値段が安いといったメリットが挙げられます。ウェットタイプよりも噛む回数が増えるので歯の健康維持をサポートしてくれますし、歯石がつきにくいと言われています。しかし、このタイプは水分含有量が少ないため、食べさせる時には必ず水も一緒に与えるようにしましょう。

ドライタイプのドッグフードにはさまざまなメリットがあるため、柴犬の歯が弱ってきた場合や食欲がない時以外は主食として与えるのがおすすめです。

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