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犬が吐くのはドッグフードが理由?柴犬の食事の見直し

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柴犬の子犬を元気一杯に育てよう、そんな気持ちを抱えている中、愛犬が吐く事態に見舞われると戸惑うものではないでしょうか。特に初めて犬を飼ったという人からすると、一体何が原因なのだろう?どうしたら良いのだろう?と悩んでしまうものです。実は自身でも同じ経験をしたことがあります。初めての犬を飼う時だったために、悩みや不安を感じ、一体何をどうすれば良いのかと軽いパニックでした。

幸いそれからは吐くこともなくなったのですが、そのきっかけとなったのがドッグフードの変更。もしかしたら同じようにご飯を改めることで改善できるかもしれません。

原材料が原因で吐くこともあります

飼い主さんにまずチェックして欲しいのが、柴犬に与えているドッグフードの原材料です。原材料は記載されている頭の方から順に、配合割合が多くなっているのですが、もしも穀物が最初に来ている場合はドッグフードを疑ってみた方が良いかもしれません。というのも、柴犬に限らず犬というのは穀物の分解があまり得意ではありません。つまり消化が上手くいきにくく、しかも子犬の場合ですとまだ十分に内臓も発達していませんので、余計に大きな負担になってしまう恐れがあるのです。

人間でも消化の悪い物を食べると具合が悪くなってしまいますが、それは柴犬も同じことです。食べてくれることでドッグフードとの相性は問題ないように感じてしまうかもしれませんが、実は柴犬にとって消化が良くないことが理由で吐いてしまう可能性もあることを知っておきましょう。もし消化が悪いことが原因になっている場合、ドッグフードを改めてみることが必要です。その際には肉がメインになっている物を選択するのがおすすめと言えます。

肉食の生き物ですのでビーフやチキン、ラムなどの配合比率が多い物ですとスムーズな消化に期待できます。それに、単にお腹に優しいだけでなく、タンパク質を補いやすくなるのもメリットです。タンパク質を人間の4倍もの量を必要とする生き物ですから、十分な量を補えるかどうかで柴犬のこれからの健康状態も左右されます。今後の健康のためにも、犬の特性を理解したドッグフード選びをすることが大切です。

その他の吐いてしまう原因もチェック

ドッグフードが元で吐いてしまう場合でも、それは単に相性の問題だけが原因になっていることばかりでもありません。その他にも原因に考えられることがありますので併せて確認しておきましょう。可能性のひとつに食物アレルギーの問題が挙げられます。柴犬の中にはアレルギー持ちの個体もおり、もしアレルゲンがあると体調不良の原因になることがあるのです。なお、私の愛犬の場合もアレルギーを持っていました。

ビーフや米、とうもろこしなどに対して反応を示していたのですが、多くの製品に配合されている原材料でしたから驚きました。また、よく与えていたおやつにもビーフが使われていることが多く、知らなかったとは言え悪いことをした気持ちでした。もしアレルギーの場合は皮膚トラブルなどの症状が出ることもありますので、飼い主が気付くことが大切です。不安がある場合は一度動物病院へ行って検査を受けてみるのもおすすめです。

早食いも吐いてしまう原因のひとつ。犬が早食いをするのは本能的なものでもあるものの、ただ吐いてしまうことが多いようですと注意しなければいけません。それだけ体に負担が掛かり、これからも続くようならば心配です。早食いの気配がある場合は、柴犬に突起付きの食器を用意してあげるのも良いかもしれません。突起が邪魔をすることで食べにくくなり、ゆっくりと食事ができるようになります。

その他にも吐いてしまう原因としては、消化器系の異常やウィルス感染症などの可能性も考えられます。もし不調の様子があったり、嘔吐物に血液が混じっていたりなどの場合は速やかに動物病院へ相談に行くことが大切です。

無添加で安心のドッグフードがおすすめ


消化の良い食材を使っているドッグフードが吐いてしまう柴犬にも有効な場合があります。しかしそれだけでなく、添加物にも気を配って選ぶことで、より健康的に育ってくれるはずです。なぜ添加物に気を配ることが大事なのか?理由は危険な成分を含む製品も中には存在しているからです。例えば品質を維持するために防腐剤が含まれている物も多いのですが、その成分に発がん性のある物が使用されているケースが実は少なくありません。

犬を飼ったことがある人ならば誰でも知っているような有名メーカーの中にも、実際にそのような危険な添加物を含めている製品があります。それ以外にも、食いつきを良くするための香料や見た目を良くするための着色料なども含まれている物もありますが、同じく中には危険性のある成分も存在するのです。こうした成分はあくまでもリスクになり得るものであって、ただちに影響が出るというわけでもありませんが、とは言え愛犬に危険な物を食べさせるのは不安を感じるものです。

積み重ねで将来の健康を害すリスクもありますので、後々のことを考えたら今の内から安全な物を食べさせてあげたいと考える人は多いでしょう。そこでおすすめと言えるのが無添加のドッグフードです。犬にとって有害な成分を含めていない物ならば安心して柴犬にも与えることができます。ただ、無添加という言葉は曖昧な面もあります。何をもって無添加を指すのか、その点をよくチェックしながら選ぶ必要がありそうです。

ヒューマングレードを基準に判断

本当に安心して柴犬に与えられるドッグフードを選ぶには基準をもって判断することが大切です。そして基準のひとつとして意識してみたいのが、ヒューマングレードで作られているかどうかということ。これは人間が食べられるレベルで作られていることを意味しますが、それだけグレードの高い製品ということです。素材に良い物を使っているため、平均の価格帯と比較すると割高なのがネックではあるものの、柴犬の健康を考えたら視野に入れる価値はあります。

実際、愛犬の健康を考えてヒューマングレードのドッグフードを選ぶ人は増えています。人間が食べる物と同等クラスの食事を提供したいという想いを持つ人も沢山おり、高品質の製品が選択されているのです。かく言う私も途中からですがちょっと良い物に切り替えを行いましたが、やはり安心して与えられるというのは嬉しいです。過去には食いつき重視で選んでいたこともあるものの、そのような選び方は愛犬にとって良くないと学びました。

本当に愛犬の健康を考えるのならば、品質の優れたドッグフードを選ぶことが大切なのは間違いありません。ただ、これから柴犬に良い物を与えようと思っても、購入に戸惑ってしまうかもしれません。というのもペットショップなどではあまりそうした製品は売られていないからです。私も色々なところを探し回ったことがありますが、これだと思えるような物が見付かりませんでした。そのような場合はネット通販で買うのがおすすめです。

高品質のドッグフードと沢山出会えますからチェックしてみると良いでしょう。

まとめ

柴犬が吐いてしまい困っている、そんな時にはまずドッグフードの見直しから行ってみると良いでしょう。もちろん相性だけが吐いてしまう原因ではありませんが、しかし原因となる可能性がある以上、選択を改めてみることは必要です。物言わぬ生き物でもある犬ゆえに、飼い主が積極的に食事環境を変えていくことも大事です。なお、切り替えをした後、なかなか食べてくれないこともあるかもしれません。

最初は柴犬に敬遠されることも考えられますが、その場合でも根気良く気に入ることを待つようにします。切り替えが上手くいかず諦めてしまうのは勿体ないですから、少しずつ量を増やすなどの工夫をしながら与えていくようにしましょう。

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