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かかりやすい病気を知って柴犬に最適なドッグフードを選ぶ。

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忠誠心が強くて、愛嬌のある日本を代表する犬といえば柴犬です。そんな柴犬を家族として迎えた飼い主さんの共通の思いは、健康で長生きして1日でも長く一緒に過ごしたいということです。柴犬の平均寿命は13歳くらいと言われています。その多くを幸せに過ごさせてあげるために、飼い主さんができることもたくさんあります。

なりやすい病気や年齢を知ることで予防もできますし、腸内環境を整えることで免疫力を上げたり、健康面からドッグフードを選んだりといったことは、愛犬が自分ではできない部分です。飼い主さんの選択で左右されてしまう部分だからこそ、愛犬のために正しい知識を持ってあげてください。

柴犬をはじめとする愛犬がかかりやすい病気を知ってください。

一才未満の子犬に多い病気は、皮膚の病気です。皮膚の免疫機能が未熟な時期の子犬は、感染症による皮膚の病気が起こりやすい時期です。また、食べ物や花粉などからくるアレルギー性皮膚炎も見られます。胃腸の病気もあります。子犬期は免疫機能も不安定ですので、腸内の寄生虫やウイルスへの抵抗力も弱いです。免疫機能が完成してからも、食べ物やストレスでも胃腸の調子を崩しますので年齢を問わず注意が必要です。

母犬から感染する回虫などによる寄生虫の病気も注意してください。ペットショップで感染が広がっている場合もあり、飼い始める前から感染している可能性もあります。1~3歳に多いのが耳の病気です。免疫力が出来上がっていない時期ですので、細菌などによる外耳炎が慢性化すると、中耳炎や内耳炎の原因にもなります。4~6歳は免疫力が出来上がる時期ですが、泌尿器の病気に注意が必要です。

遺伝的に尿結石になりやすい愛犬は特に食事内容の見直しや、水分摂取量に気を配ってください。7~9歳は関節炎や骨折といった関節の病気が見られます。柴犬は膝蓋骨脱臼が多いと言われます。また年齢を重ねて歯垢や歯石がたまってくる時期です。歯周病などの歯・口腔内の病気が出てきます。10歳以上では、足腰の衰えから肥満気味になることで心臓への負担がかかりやすくなり、心臓病のリスクが高くなります。

加齢による目の衰えも出てきます。白内障や緑内障、ドライアイが代表的です。柴犬は白内障にかかりやすいと言われています。10歳以上で圧倒的に発症率が高くなるのががんです。犬の寿命がのびたことでがんを発症する犬が多くみられるようになりました。

柴犬の腸内環境を改善出来るドッグフードもあります

柴犬は胃腸が弱い傾向のある犬種ですので、犬にとって消化が苦手な穀物などを食べてしまうと、消化不良で吐いたり下痢になってしまったりといったトラブルに見舞われる場合もあるようです。このようなことを防ぐために、一つは消化がいい原材料を使用したドッグフードを与えるということと、もう一つは腸内環境を整えて強い胃腸を作るという方法があるでしょう。

穀物というのは、柴犬だけでなく多くの犬にとって穀物は消化が難しい食品ですので、ドッグフードには穀物を含んでいないものがおすすめです。また、同時に腸内環境を整えるためには乳酸菌や食物繊維など腸内細菌を良いものにするような成分が多く含まれているドッグフードがおすすめです。もちろん、化学物質などを含んでいない無添加の高グレードなドッグフードであれば、なおさら安全安心です。

柴犬はまた、肉に対してアレルギー反応を示す場合もありますから、肉ではなくて魚が使われているドッグフードなどもあるようです。様々なメーカーのドッグフードに含まれている成分を調べてみて、柴犬の場合は特に胃腸環境を整えてくれそうなものや消化に優しそうな原料を使用しているものを選ぶように心がけてみてください。胃腸の調子が良くなることで、下痢や嘔吐を防ぐだけでなくその他の病気への抵抗力も高まります。

愛犬と一緒に健康で楽しい毎日を過ごしていくためにも、品質の良いドッグフードを選んであげるようにしてください。

柴犬のドッグフードで腸内環境を整えるために


健康維持のためには腸内環境を最適化しておくことが重要なのは柴犬も人間も変わりありません。昔から健康はお腹からと言われており、胃腸を元気にしておけば大抵の病気は予防できます。アレルギーは免疫低下から発生することが多いため、普段から腸内環境を整えておく習慣が大切です。柴犬の生活管理は飼い主に委ねられているため、責任を持ってドッグフード選びをしてあげましょう。

ドッグフードのバリエーションは豊富にありますが、乳酸菌を効率よく摂取できるものは多くないです。対策として効果的なのは高級メーカーの商品に変える、サプリメントで補給するなどがおすすめです。ドッグフードのグレードをワンランク上げることで、添加物を抑えることができます。高グレードのドッグフードほど添加物が少なく、自然素材にこだわっています。安価なドッグフードほど体質による相性の善し悪しがハッキリと分かれるものです。

柴犬の毛並みが悪くなってきたら栄養不足の可能性がありますので、毎日食べているドッグフードを変えるなどの対策が必要です。腸内環境の低下は免疫低下に直結するので、すぐに体調を崩しやすくなります。柴犬の健康維持の基本はバランスのよい食事にあり、あとは適度な運動を心がけることです。運動は足腰を丈夫にしてくれますし、新陳代謝を活発にするメリットもあります。

また柴犬のストレス解消にもなるため、ストレスが原因の免疫力低下を抑えることができます。

柴犬の子犬に適したドッグフード

外耳炎の治療としては、炎症が軽度であれば点耳薬を差せば治ります。重症の場合は投薬治療となり、通院する必要があります。さらに症状が進んで耳道が塞がると、手術が必要になるわけです。外耳炎が慢性化すると難聴になったり、耳が聞こえなくなる恐れがあります。それ故外耳炎が発症したら、早期の治療が肝心になるわけです。外耳炎の次に柴犬がかかりやすい病気は皮膚炎で、寄生虫や細菌などが発症の原因となります。

その他ストレスなど精神的な要因も皮膚炎の原因となります。昨今はシャンプーのしすぎが乾燥を引き起こして、皮膚炎を誘発していることが少なくありません。治療法は原因によって異なりますが、一般的にはダニ駆除剤やアレルギー抑制薬を用います。子犬の柴犬の場合は下痢や嘔吐が起こりやすい病気として挙げられます。子犬は腸内環境が整っていないため、ストレスにより体調不良になります。

身体の抵抗力が低下すると、ウイルスや寄生虫によって下痢や嘔吐を発症するわけです。また子犬は免疫力が低いため、感染症にかかりやすくなっています。それゆえ子犬が下痢や嘔吐を発症した際には、速やかに動物病院を受診することが肝心です。下痢で動物病院を受診すると、検査のために便を採取します。治療薬としては抗生剤や整腸剤を投与することになります。愛犬が脱水症状に陥っていれば、その際には点滴を行うこともあるわけです。

たかが下痢と侮ると重症化することもあるので、直に病院に連れて行くことが肝心です。

まとめ

柴犬の年間治療費は、平均で7万円弱と言われています。勿論、治療内容や病院によって治療費は異なります。中には殆ど治療費がかからいない犬もいるわけです。愛犬がかかりやすい病気を知っておくことで、実際に病気になった際の対処法が分かります。何よりも焦らずに対処することが大事だと言えます。愛犬の柴犬とくらす中で心配になるのが、犬特有の病気だと言えます。犬がかかりやすい病気について知っておくことが、普段の安心につながります。

犬種や年齢を問わず多いのが外耳炎で、どの犬種であっても発症ランキングの上位に位置します。特にゴールデン・レトリバーなど耳が垂れ下がっている犬種に多く、フレンチブルドッグなど皮膚が弱い犬種もかかりやすいと言われています。

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