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どうして柴犬には低アレルゲンのドッグフードが良いのか

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アレルギーという言葉は花粉症など人間の症状としてよく聞く言葉ですが、柴犬にもあるものです。そのため、人と同じように食べるものに気をつけなければいけません。健康管理のためにも、どういった特徴を持つドッグフードにすればいいのか選べるだけの知識をつけることや、今の食事で大丈夫か比較してみることが大事です。安全かどうかわからない状態だと、知らない間に質の良くないドッグフードをあげているかもしれません。

低アレルゲンのドッグフードについて知り、安全性の高い食事にしてあげることで、柴犬の健康的な生活が続きます。まずは知ることから始めましょう。

柴犬には低アレルゲンのドッグフードをあげよう

柴犬は毛量が多く皮膚病になりやすい、食物アレルギーになりやすいという特徴があると言われています。そのため、安全で低アレルゲンのドッグフードを選ぶ必要があります。アレルゲンとはアレルギーの原因となる物質のことを言います。比較的、アレルゲンになりやすいものが入っていないドッグフードを選ぶことが柴犬や他の犬にとっても良いのです。低アレルゲンの食事にするなら、穀物や添加物、乳製品などが避けたい食べ物になります。

他にも気をつけたいのがタンパク質である肉です。なぜなら、同じ動物性タンパク質を摂取し続けるとアレルギーになる可能性が高まってしまうと言われているからです。なので、鶏のささみが入っているドッグフードをあげた次は牛肉のドッグフードに変えるなど、できるだけ同じ肉を食べ続けないように工夫しなくてはなりません。数か月ごとにローテーションするという方法で良いでしょう。

また、同じタンパク質でも牛肉や豚肉、大豆などアレルゲンになりやすいものはできるだけ避け、魚やラム肉、鹿肉などにすることが望ましいです。柴犬にとって穀物は避けたいものですが、全ての穀物がアレルゲンになる可能性が高いわけではないので、グルテンの含まれた小麦やとうもろこしを避けるようにしましょう。グルテンフリーのドッグフードなども良いです。

柴犬の食事を安全な低アレルゲンのものにして、お腹いっぱい美味しいごはんを食べてもらいましょう。

柴犬のドッグフード選びは迷わず低アレルゲンのものを

柴犬のアレルギーが気になる飼い主は、まずドッグフードを低アレルゲンのものにしましょう。現在アレルギーの心配がない柴犬の場合でも、低アレルゲンのドッグフードを選んだほうがいいでしょう。低アレルゲンではないドッグフードには、化学合成物や添加物がたくさん含まれています。1回に食べる量が少しでそういった物質が微量であったとしても、毎日食べるものです。毎回別のドッグフードに変えるということはほとんどないでしょう。

そのことを考えると、少ない量であってもどんどんと体の中に蓄積していってしまいます。現時点で皮膚のかゆみなどの症状をもっていない柴犬であっても、毎日そのような物質を摂取し続けることでかゆみなどの反応が出てしまう可能性があります。最初から低アレルゲンのものを選んであげることで、そういったアレルギーの引き金をひかずにすませることができるのです。

化学合成物や添加物などを例にあげましたが、その他一般的な食品に反応するアレルギー物質もあります。一見大丈夫だと思える小麦やトウモロコシなどがひとつの例です。低アレルゲンのドッグフードは、こういった原因になりそうな物質をできるだけ省いて作られています。柴犬を子犬の頃からそういった症状の危険にさらさせないことはとても大事です。

自分で選んで食べることのできる人間とは違い、人間が選んだものしか口にできないのですから、確かな目で安全なドッグフードを選びましょう。

低アレルゲンのドッグフードは柴犬にオススメですか?


柴犬はアレルギーを起こしやすい犬として知られています。生まれた時にはすでにアレルギー体質として生まれてくる子は全体の80%もいます。皮膚のバリヤー機能も弱いため、アレルギー症状が皮膚病となって出ることが多いです。問題はアレルギーを発症させる原因を与えなければ良いのです。そのために、動物病院でアレルゲンの特定をする必要があります。

主に罹る症状はアトピー性皮膚炎で、その症状は激しい痒みや皮膚のただれ、脱毛など多くあります。特に目や頭部、口の周りに表れたものはひどくなることがあります。お部屋で飼われている柴犬が主に注意したい要因が、部屋のほこりやカビ、ダニなどです。室内の掃除を怠らず、シャンプーは月に一回は必ずしてあげる事等が予防対策になります。そしてドッグフードにも気を配ることが大事になってきます。

病院で検査していただいたアレルゲンの原因物質を元にした低アレルゲンのものを選ぶと良いでしょう。また柴犬は、食べ物の選り好みが難しい犬種でもありますので、食べやすいものを選ばなくてはなりません。しかし不用意にあれを食べないからこれをというように、わがままを受け入れていると、本当に食べなくなってしまうことがありますので、これと決めたら食べるまで止めない勇気を持っていただきたいです。

柴犬は賢い犬種です。食べないとまた次においしいものが食べられる、と学習してしまいますので要注意です。

柴犬のために低アレルゲンのドッグフードを選ぶ

食物アレルギーの柴犬には低アレルゲンのドッグフードを与える必要があります。アレルゲンの種類や症状は柴犬ごとに異なりますし、与えても良い低アレルゲンのドッグフードはそれぞれ異なってきます。まずは病院で検査を受けてアレルゲンを特定しましょう。そして、原材料にアレルゲンの含まれていないフードを選ぶことがポイントです。ドクターから処方されたフードなら問題ないでしょう。

病院で処方されたもの以外でも良質なドッグフードはたくさんあるため、飼い主がアレルゲンを把握した上でいくつかのフードを選んでおくと安心です。また、小麦やトウモロコシといった穀物が使われているドッグフードは避けるようにしましょう。これらの穀物は柴犬にとって消化しにくく、消化不良を起こしたりアレルゲンになってしまうこともあります。

穀物の栄養素自体は犬にとっても体に良いですし、米などの穀物なら入っていても特に問題ありません。できるだけリスクを避けたいなら穀物不使用のドッグフードを選んでも良いでしょう。ドッグフードには人工添加物が入っていることがあります。ドッグフードに含まれている少量の添加物を食べてもすぐに影響はありませんが、体に少しずつ蓄積することで将来的に重い病気を引き起こしてしまうということです。

そのため余分な添加物の入っているフードはできるだけ避けた方が良いでしょう。無添加のフードなら安心して与えることができます。

まとめ

自然界の多くの食材にはアレルゲンが含まれているため、全ての食物アレルギーに対応しているドッグフードはありません。アレルゲンを全く含んでいない食材だけを与えていると食べられるものが限られてしまいますし、柴犬の健康に欠かせない栄養バランスが崩れてしまうこともあるのです。栄養バランスを崩すとさらに深刻な病気を引き起こす可能性もあります。

アレルギーはタンパク質が主な原因であり、タンパク質には大きく分けて肉類と乳類、穀物という3つの種類があります。アレルゲンのドッグフードの選び方としては、主原料の肉類をチェックしてアレルゲンとなる原材料を含んでいないか確認しまましょう。

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