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柴犬のゼリー状タイプのドッグフード

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ドッグフードというとカリカリのドライフードタイプが一般的ですが、見た目のまま硬くて噛む力の必要なことから好まない・食べることのできない柴犬だっています。そんな子達にはゼリー状タイプのものはいかがでしょうか。ゼリー状だからこそのメリットがありますが、選び方や与え方・保管の方法などどれもドライフードタイプとは異なるため注意してください。

しっかり毎日のご飯を食べてこそ、柴犬も元気に大きくなれますし毛ツヤも良くなり健康に長生きしてくれます。食はすべての基本だからこそ、絶対にドライタイプでなければという価値観は捨てましょう。

柴犬のドッグフード、ゼリー状のメリット

ゼリー状のドッグフードはドライと対照的にウェットタイプという分類になります。その名の通り湿っており80パーセントは水です。柴犬だって特に夏場は水分の摂取が必要ですが、年を取ると咽喉が渇いていることも分からずついついそのままにしがち、その結果熱中症になってしまっても大変です。食事と共に自然に水分が取れれば一石二鳥です。柔らかくしてくれるという点もメリットです。ドライフードと混ぜることで水分がドライフードをふやかしてくれるのです。

カリカリと硬かったもおのが食べやすくなります。始めから柔らかい状態で胃の中に入っていきますから消化もよくなります。ドライフードを食べさせるための対策に「砕く」という方法もありますが、それだと粒は小さくなり噛む力も少なくてすむ反面、トゲトゲの形状が咽喉を傷つけてしまうのです。ゼリーでふやかしたものはそんなことはありません。どちらかというとシニア世代となったわんちゃん向けのものです。

成犬が毎日食べていると、せっかく備わっている噛む力が弱まってしまいます。ただ、毎日元気なワンちゃんも時に体調を崩して食欲が無くなってしまうこともあるでしょう。そんな時に、人間で言うとご飯をふやかしてお粥にして食べるのと同じように、優しい食べやすさとなるゼリー状タイプを使ってみてください。さまざまな味の製品が出ているため、毎日食べることになるお年寄りワンちゃんでも飽きるようなことはありません。

柴犬にゼリー状タイプのドッグフードを与えるポイント

柴犬のドッグフードと言えば、ドライタイプのフードをイメージする人も多いでしょう。しかし、ドライフードだけでは食いつきが悪くなってしまうこともあります。柴犬の食欲がないと心配になりますし、栄養素も不足してしまいます。ドライフードの食いつきを良くするため、缶詰のウェットフードなどをトッピングしている人もいるかもしれません。ウェットフードはドライフードと比べて嗜好性が高く、混ぜて与えることでよく食べてくれる柴犬も多いです。

しかし、肉の素材がそのまま入っている缶詰の場合、ドライフードと合わせた時にたんぱく質の摂り過ぎになってしまいます。また、柴犬の体調が戻った時にドライフードだけでは食べなくなってしまうこともあります。そのような時におすすめなのがゼリー状タイプのドッグフードです。ゼリーなら基本的にはカロリーが低いですし、ドライフードと一緒に食べてもカロリー過多になってしまう心配はありません。

また、水分量が多いため、食事をしながら水分補給ができることもポイントです。ゼリー状タイプのドッグフードはペットショップやコンビニ、通販サイトなどで購入することができます。購入する時はまず、成分をチェックしてみましょう。動物性タンパク質である肉や魚をメインにしているものが良く、品質についても重要なポイントです。

また、ゼリー状タイプのドッグフードはドライフードのように総合栄養食ではなく、あくまでトッピング用になっているものが多いです。

柴犬にゼリー状タイプのドッグフードを与えるポイント


柴犬にゼリー状タイプのドッグフードは、そのまま与えるかドライフードのトッピングにするかという2つの与え方があります。そのまま与えた場合は柔らかいゼリータイプなので、高齢の柴犬や口内炎など口腔内にトラブルを抱えている柴犬も、無理なく食べることが可能です。ゼリータイプは嗜好性の高いフードなので、ドライフードのトッピングにすることで食欲増進に繋がります。

またドライフードだけよりも水分量の多いゼリータイプをプラスすることで、食事での水分補給も簡単に行えます。ただ、トッピングとして活用する場合は、1日に必要な摂取カロリーを超えないよう気を付けましょう。ドライフードの量を変えずにゼリータイプをプラスすると、その分カロリーオーバーになってしまう危険性があるので注意が必要です。

ゼリータイプをドライフードのトッピングにして与える場合は、少しドライフードの量を減らすなどしてカロリーを調整することをおすすめします。また、ゼリータイプのフードのみ与える場合は、総合栄養食となっているものを選びましょう。総合栄養食と書かれているものは、柴犬に必要な栄養素が全て含まれています。パッケージの後ろに1日に必要な量が記載されているので、その量を守って与えればきちんと栄養素やカロリーを補給できるようになっています。

ゼリータイプのフードは歯にフードがつきやすいため、食後は歯磨きをするなどオーラルケアを行うのも覚えておきたいポイントです。

柴犬にゼリー状タイプのドッグフードを与える時の保管方法

大切な柴犬のためにドッグフード選びにこだわっている人も多いでしょう。しかし、フードの選び方だけでなく保管方法についてもしっかり知っておくことが大切です。柴犬の健康を考えるなら酸化やカビなどに気を付けてフードを保管するようにしましょう。きちんと保管することでいつでも新鮮で安全かつ美味しいフードを柴犬に与えられるようになります。ゼリー状タイプのドッグフードは水分が75%~80%程度含まれていることが特徴です。

容器に入った段階で密閉されており、熱を加えることで微生物を死滅させているため、腐らないようになっています。そのためゼリー状タイプのドッグフードは未開封の状態では長期保存できますが、一度開封すると微生物が繁殖しやすいため、基本的に開封したらすぐに使い切ることが大切です。未開糞の状態では長期保存できるということですが、やはりドライフードと比べたら賞味期限は短くなっています。

そのためドライフードよりも賞味期限をこまめにチェックして食べさせる必要があります。できるだけ賞味期限の長いフードを選びたいかもしれませんが、添加物が多く使われているものもあるので注意しましょう。ゼリー状タイプのドッグフードは基本的に冷蔵庫で保管しなくてはなりません。余ってしまったら蓋をして真空になるタッパー式容器に入れて保管するのがおすすめです。

そうすることで次も使う分だけを取り出しやすくなりますし、こぼれにくくなるというメリットがあります。

まとめ

ドッグフードにはさまざまなタイプがありますが、ゼリー状タイプのドッグフードというものも販売されています。このタイプはドライフードに混ぜることにより、食いつきが良くなるというメリットや水分補給ができるといったメリットがあります。そのため食欲のない柴犬におすすめと言えるでしょう。しかし、ゼリーと混ぜることで嗜好性が上がるため、その味に慣れるとドライフードだけでは食べなくなってしまうこともあります。

そのため頻繁に与えるのではなく、たまに与える程度にした方が無難です。また、水分の摂り過ぎで下痢になってしまうこともあります。

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