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柴犬の子犬に最適なフード

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柴犬はかつて番犬や猟犬として活躍してきた犬種です。天然記念物にも知っていされており、日本犬の中では最もよく知られているでしょう。賢いので訓練もしやすいですが、リーダーだと認めていない相手の言うことは聞かないこともあります。初めて柴犬を迎え入れた場合、フードの選び方がポイントとなります。ペットショップやホームセンターなどではさまざまな種類の商品が販売されていますし、どれを選んだら良いのか迷ってしまう人もいるかもしれません。

また、柴犬が成長してきたら成犬用に変更する必要も出てきます。切り替えの方法なども確認しておきましょう。

柴犬の子犬用のフードの特徴とは

柴犬の子犬の成長をサポートするためには、専用のフードを与える必要があります。子犬用のご飯は成犬用と比べて栄養価が高く、カロリーも高いのが特徴です。幼い柴犬はこれから体を大きく成長させることになるため、成犬よりも多くの栄養とカロリーが必要になるのです。カロリーだけでも成犬の2倍必要ということですが、子犬のうちは体が小さいのでたくさんの食事を摂ることができません。そこで子犬用のご飯は少ない量でも十分な栄養素が摂れるように工夫されており、消化器官が未熟な犬の胃腸に負担がかからないように作られているのです。

子犬用と成犬用の大きな違いは栄養価とカロリーです。子犬用のご飯は体を大きくする必要があるため、高カロリーで栄養かも高いという特徴があります。しかし、成犬用は子犬用と比べてカロリーは抑えているものがほとんどです。柴犬は屋外でも飼いやすい犬種と言われていますが、最近では屋外で柴犬を飼う人が少なくなっています。そして、人間と同じように家の中で生活している柴犬の場合、運動不足に陥りやすいのです。そのため食事でカロリーを摂取しすぎると肥満に繋がります。

柴犬が太ってしまうと関節に負担がかかってしまうことはもちろん、内臓にも負担がかかってしまいます。結果としてさまざまな病気の原因になってしまうため、子犬用の高カロリーなご飯ではなく、成犬用の低カロリーなご飯に切り替える必要があるのです。

柴犬の子犬用のフードの切り替え

柴犬は中型犬に分類されることが多く、生後1年程度でほぼ成犬の体になります。成犬になっても子犬用のフードを与えると肥満などの原因になってしまうため、食事の切り替えが必要になります。切り替えるタイミングは犬種によって変わってきますが、柴犬の場合は1歳くらいでご飯を切り替えることが多いでしょう。成犬用のものに変更する理由としては、必要とする栄養バランスが変化することや、消化吸収機能が異なるといったことが挙げられます。子犬は消化器官が未熟ですし、成犬より消化吸収能力が高くありません。

そのため消化吸収しやすい食事を与える必要があるのです。しかし、子犬用のものを成犬が食べると消化吸収が良すぎるため、満腹感を得にくくなってしまいます。また、子犬は成犬の2倍以上のカロリーが必要であり、ほとんどの商品は成犬用よりも高カロリーになっています。そのため成犬になっても子犬用の商品を食べ続けた場合、太りやすくなってしまうということです。犬が肥満になってしまうとさらに他の病気を引き起こすことがあります。関節炎や腰痛などの原因になってしまうこともあるため、食事のカロリーには気をつけるべきです。

子犬用は成犬になるタイミングで卒業し、成犬用に変えていいきましょう。逆に切り替えるタイミングが早すぎるのも良くありません。柴犬が成長不全に陥ってしまう可能性もあるため、適切な時期を見極めるようにしましょう。

柴犬の子犬用のフードの選び方とは


柴犬が子犬の時期にはさまざまな栄養素が必要となります。特に重要なのが良質な動物性たんぱく質と動物性脂質であり、肉や魚がしっかり使われているフードが必要なのです。特にたんぱく質は成犬の4倍も必要となります。骨や筋肉といった組織を作る必要があるため、成犬と同じような食事をしていたら栄養補給が間に合いません。貧弱で不健康な体になってしまうため、きちんと栄養を摂取させることが大切です。また、子犬は消化機能が未熟ですし、成犬の数倍の食事を摂ることはできません。

そのため消化吸収が良いだけでなく、少量でも必要な栄養素がきちんと摂取できる商品を選んであげましょう。脂質も犬にとって重要な栄養素の一つであり、元気に走ったり活動をする上で欠かせないエネルギー源となります。また、柴犬が体内で生成できない脂肪酸なども食事から摂取できるため、良質な脂質を使っている商品を選ぶことが大切です。どの商品にも脂質は配合されていますが、何の脂肪なのかということが重要です。何の脂肪か明記されていないものは酸化が早くなりますし、酸化防止剤などの添加物を使用していることも多いです。

酸化防止剤は犬の健康に悪影響を及ぼす可能性もあるため、鶏油やサーモンオイルなど使用されている油脂が明記されている商品を選びましょう。犬はもともと肉食動物であり、消化器官が発達した成犬でも穀物を消化することは苦手と言われています。そこで消化器官への負担を軽減するため、グレインフリーのフードを選ぶのもおすすめです。

柴犬の子犬におすすめなフードをチェック

市販のフードは年齢別に分かれている商品が多いです。初めて柴犬を飼い始めた場合、やはり子犬用の商品を選びたくなるかもしれません。しかし、年齢に合わせて食事を切り替えるというのは難しいことがあります。犬自身にとってもあまり嬉しいことではないかもしれません。犬はずっと同じ食事を摂っていても飽きることはありませんし、急に違うご飯に変わるとストレスを感じてしまうことがあるのです。切り替えに失敗した場合、体調が悪くなったり、病気になってしまうこともあるので注意しましょう。

子犬の頃からあまり食事が好きではない子や偏食の子もいるかもしれませんが、切り替えを失敗したことが原因で偏食になってしまうということも多いのです。そうなると柴犬だけでなく、飼い主にとってもストレスとなってしまうでしょう。そのような場合におすすめなのが切り替えの必要がない全年齢対応のフードです。全年齢対応のものなら柴犬の子犬から老犬までずっと同じものを食べることができます。一度そのような商品に切り替えれば、同じものを一生食べ続けることができますし、無理に途中で切り替える必要はないのです。

また、このタイプの商品は低カロリー高たんぱくになっているものが多く、グレインフリーのものも多いので消化器官に負担をかけることはありません。そのため柴犬の子犬が何歳になっても健康を維持することができるでしょう。そろそろ成犬用にしたいという場合だけではなく、まだ幼い子犬であっても切り替えることができるのです。

まとめ

柴犬が子犬のうちにはきちんと栄養を摂取させることが大切です。子犬用のフードは成犬用よりもカロリーが高く、消化吸収しやすいという特徴があります。柴犬の子犬は成犬の2倍のカロリーと4倍のたんぱく質が必要であり、高カロリーで栄養かも高い食事を与えるようにしましょう。さらに、子犬は成犬より食べられる量が少ないため、少量でも栄養価が高いものを選ぶ必要があります。逆に成犬に子犬用のフードを与えると肥満になってしまうことがあるので注意が必要です。

フードの切り替えが面倒な場合や上手く切り替える自信がない場合、全年齢対応のフードを選ぶという方法もあります。

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