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柴犬の子犬にジャーキーをあげる際は注意しましょう

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主人に忠実で可愛い柴犬を家族の一員として迎えるのはワクワクするものです。一緒に散歩をしたいなどやりたい事は多いですが、食事など食べる事についてしっかりと考える必要があります。おやつはジャーキーなどを選ぶ事が多いですが、柴犬の子犬の食事量によってはジャーキーなどは、カロリーが多すぎて健康に影響が出る場合もあり得ます。

どれくらいの量の食べ物を与えると良いのか、どのようなおやつが適しているのか、おやつを効果的にあげるやり方などを紹介します。しつけの褒美などでもおやつは便利なので事前に考えておく事は柴犬の飼育のためにも大切です。

柴犬の子犬にあげるおやつの考え方について

柴犬の子犬を家族に迎えると食事が気になるものです。またおやつには何が良いか、いつから与えると良いのか悩むところです。ペットショップなどから家に迎える時期は、生後3ヶ月前後が多いです。生後3ヶ月前後の柴犬の子犬の食事はドッグフードをふやかして食べやすくすると消化しやすくなります。1日に3回かそれ以上に分けて餌を与えます。

子犬の時期は、餌をあげる間隔が空き過ぎると負担になる事があるため、それを改善するためにおやつを与えるようにします。1日3回の食事から2回になって食事の間隔が空くようになった頃や、しつけを始めた頃くらいの生後3~4ヶ月頃を目安にすると良いです。柴犬の子犬のおやつは、餌の間隔が空き過ぎる事を防ぎ、しつけやコミュニケーションにも活用できるためなどです。

柴犬の子犬は丸々としてぬいぐるみのようにとても可愛いため、つい甘やかしておやつをあげてしまう飼い主も少なくありませんが、おやつは効果的に使うように心がけます。子犬へのおやつは、生後半年から1年くらいまではドッグフードなどの食事で十分で、栄養は食事から摂ることができます。可愛い愛犬におやつをあげたくなりますが、愛犬にとってあげているドッグフードなどの食事が適切であるかがわかるのは、家に迎えてから数か月程度かかるものです。

涙やけや湿疹などがあらわれる場合には、食事の内容を見直す必要もあるため、おやつをあげ過ぎると何が原因かがわからなくなる可能性もあります。

柴犬の子犬にあげるおやつの量やあげ方について

柴犬の子犬は可愛いもので、やはりおやつをあげたくなるものです。生後半年に満たない子犬は内臓などが未成熟なので、硬いおやつを大きな状態で飲み込むと粘膜を傷つけたり、ひどい場合には内臓で詰まってしまう事もあります。そのため、柴犬の子犬にあげるおやつは簡単に噛み砕ける硬さのものを選ぶようにします。おやつは食事の約1割程度が目安いとなりますが、これは成犬の時です。

体重が5kg程度の柴犬の子犬は、歯磨きのガム1本でもカロリーオーバーになる場合があります。子犬にあげる餌はカロリーは高めなので、あげるおやつは少量という事を意識します。おやつというとジャーキーがありますが、ジャーキーは肉類で、よく食べるからとジャーキーを多くあげるとリンが過多になってしまい、カルシウムが不足する状態になります。

リンとカルシウムの理想の割合は1対1か、1対2程度です。ジャーキーのあげすぎは栄養バランスを崩すことにもつながるため、あげ過ぎには注意が必要です。生後3ヶ月で体重が2.5kg程度の子犬はささ身ジャーキーは5g程度まで、生後6ヶ月で体重4kg程度ではささ身ジャーキーは7g程度までです。柴犬の子犬にしつけなどでおやつの機会が数多く必要な場合には、1日の量の中からおやつ分をとっておき、しつけなどの褒美の際に与えます。

しつけのトレーニングをたっぷり行う場合は、ジャーキーよりは小粒のフードなどがおすすめです。

柴犬の特徴や性格を知ることも飼育には必要です


可愛い柴犬を我が家に迎えるのは嬉しいものですが、飼育のためには食事やおやつの事だけではなく、特徴や性格などを知っておく事が大切です。柴犬は日本に古来から存在している日本犬で、縄文時代の遺跡から祖先犬となる骨が見つかっています。狩猟犬という役割をもって山岳地帯を駆け回り、人と生活を共にしていました。

洋犬の輸入や戦争などで一時的に絶滅の危機に瀕したこともあったのですが、天然記念物に指定され、その数を順調に増やして日本だけではなく海外でも愛される日本犬です。柴犬は小型犬ですが、骨格がしっかりとしたおり、巻いた尻尾や三角の立ち耳が特徴的です。被毛は短毛で外側に硬い毛があり、内側に柔らかな毛の二重構造でダブルコートと言われています。

ダブルコートの場合は、抜け毛が多いため見た目だけではなく蒸れの原因にもなるので、定期的にブラッシングをする事も大切です。特に春と秋の換毛期には多くの抜け毛があるのでブラッシングは必須になります。柴犬は、古来から人と暮らしてきたという事もあり、飼い主や主人に忠実で素朴な性格です。番犬としても活躍できるほど勇敢で利口、忍耐強さも持っていますが、柴犬は頑固で神経質な性格も持ち合わせています。

主人以外にはなつきにくく、クールなので初対面の人にすぐに慣れるような犬種ではありません。性別に関係なくリーダーや主人に忠実なので、一度リーダーと認めた人には生涯忠実で忠誠心を貫くため、しつけのためにも信頼関係を築くことも大切な事です。

おやつのメリットやデメリットについて

柴犬にはしつけはとても大切なことで、どの犬種よりもしっかりとしつけを行う必要があります。しつけのトレーニングの際にはおやつを褒める時の褒美として活用することがありますが、褒める時はおやつ以外にも褒め言葉やジェスチャーなどの態度でも伝わるものです。ジャーキーなどをおやつであげるメリットにはしつけやトレーニングなどの成果として活用すると、飼い主とのコミュニケーションに役立ちます。

社会性の訓練になったり、食事以外の嗜好品として食べる喜びを与えることもメリットになります。デメリットもあります。デメリットには執着心を強めてしまったり、ジャーキーなどおやつは美味しいため美味しいものしか食べなくなるなど偏食の原因となったり、ジャーキーなどをあげ過ぎると肥満の原因にもなり健康に悪影響となる可能性もあります。

柴犬の子犬におやつをあげるタイミングは、トイレのしつけで成功した際に褒美としてあげると、正確に伝わりやすいです。トイレが上手に出来ることが普通になれば毎日ご褒美の必要はありません。しつけなどでおやつを利用する場合に注意したいのは、ジャーキーなどおやつがないと何もしなくならないようにする事です。

トイレが上手にできたからといって毎回あげるのではなく、数回に1回程度の褒美に控えて、トイレは出来て当たり前なので、できるようになったら言葉で褒めるようにします。柴犬の子犬の時期は予防接種などで動物病院を受診する機会も多いため、予防接種などで頑張ったご褒美にジャーキーなどおやつを与えると病院を嫌いにならないようにすることも期待できます。

また、おやつはコミュニケーションにも活用できるので、初めてあった人からもらう事で社会化のしつけにもなります。

まとめ

日本だけではなく海外でも人気の高い柴犬の子犬を飼うことは、とてもワクワクするものです。家に迎えるにあたり、色々と一緒に遊びたいなどと考えてしまいますが、食事やおやつについてしっかりと考える必要があります。丸々として可愛い柴犬の子犬にジャーキーなどのおやつはよく食べるので、つい1日に何度も与えてしまいますが、それはカロリーオーバーになって健康にも良い影響はありません。

餌だけでも子犬時の栄養は十分にとれるため、おやつの量などを考える事が大切です。また、生後3ヶ月頃からしつけも始めますが、上手に出来た時の褒美として与える場合にも食事のカロリーを考えておやつを与えるようにすると良いです。

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