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柴犬の子犬をプールで遊ばせたいなら

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柴犬は古来より日本人とともに行動をしてきた犬種です。天然記念物にも指定されており、可愛らしい容姿と主人に忠実な性格が魅力と言えるでしょう。柴犬は小型犬ながら活発で運動を好むとされています。夏でも散歩に行きたがる柴犬は多いかもしれません。しかし、夏場は熱中症にも注意が必要ですし、水分補給にも気をつけなくてはなりません。暑い時期でも楽しみながら運動をしたいという場合、柴犬をプールに連れて行くという方法があります。

柴犬を水遊びさせるためには準備や注意点、必要な道具などもあるため、事前に確認しておきましょう。

柴犬の子犬をプールに連れて行く時に必要なもの

最近では犬用のプールを用意している施設が増えてきました、しかし、何も持って行かなくて良いというわけではないですし、持参しないと施設に入れないこともあるので注意しましょう。施設にはたくさんの犬が集まるため、1年以内に予防接種を済ませていることの証明が必要になることがほとんどです。特に柴犬の子犬の場合、5種以上の混合ワクチンを3回受けていることが条件になることもあります。事前に何が必要なのか施設に問い合わせておくと良いでしょう。

施設内にはリードをつけたまま入ることになるため、リードも忘れないことが大切です。他の犬との喧嘩や事故を防ぐためにも欠かせないものですが、濡れても良い材質のものを用意しておきましょう。足腰に不安のある犬や泳ぐのが初めての犬には、ライフジャケットを着用させておくのがおすすめです。施設によってはレンタルできることもありますが、数に限りがあるので事前に用意しておいた方が良いでしょう。基本的に施設内での犬の排泄は禁止されています。

そのため水の中に入る前に排泄を済ませておく必要があります。飼っている柴犬が施設内で排泄した場合、飼い主が処理をすることになります。施設で遊んだ後に犬の体を乾かすため、タオルやドライヤーなども必要です。施設によっては備え付けのものが用意されていますが、心配な場合は事前に確認しておきましょう。また、施設の中には飼い主も一緒に水遊びを楽しめるようになっているところがあります。そのようなところでは飼い主の着替えも必要になるでしょう。

柴犬の子犬をプールで遊ばせる時のポイント

柴犬の子犬をプールで遊ばせたいという場合、遊び方や注意点なども知っておくことが大切です。専属スタッフがついている施設では飼い主は見学することになります。専属スタッフがいるので水に慣れていない犬でも安心して遊ばせることができるでしょう。基本的には犬を自由に泳がせてくれます。飼い主も一緒にプールに入れる施設の場合、飼い主が犬の水遊びのサポートをします。水に馴れていない場合はまず、浅いところで水に馴れさせることから始めましょう。

水に抵抗がなくなったら少し深いところで犬かきを覚えさせていきます。最初は飼い主が下から体を支え、溺れないようにしてあげましょう。犬かきができるようになったら、玩具などで遊べるようになります。プールはたくさんの犬が利用するため、ルールやマナーをしっかり守ることが大切です。水の中に入る前に犬の排泄を済ませ、足やお尻の汚れをしっかり落としておきます。手術直後の犬や怪我をしている犬の場合、傷口から感染してしまうこともあるので注意が必要です。

その場合は傷口がしっかり塞がったのを確認し、少し時間が経ってから利用した方が安心です。水中での遊びはエネルギーを大量に消費するため、妊娠中の犬や持病のある犬、高齢の犬などは軽い水遊びをさせる程度にしておくことが大切です。犬の体調などもしっかりと考慮し、遊ばせる時間を調整してあげましょう。水遊びの後に体調が悪くなったと感じた場合、動物病院を受診するのがおすすめです。

柴犬の子犬のためにプールを購入するのもおすすめ


最近では柴犬のため、自宅にプールを用意するという人も増えてきました。ペットショップやホームセンターではあまり見かけないかもしれませんが、通販サイトにはいろいろな商品が販売されています。プールは柴犬の体のサイズに合わせて用意しましょう。犬専用のものは値段が高く数も少ないため、犬専用のものにこだわる必要はありません。人間用のプールであっても犬を泳がせることはできます。

選ぶ時のポイントは強度と材質であり、組み立て式のフレームがついているものがおすすめです。噛んでもすぐには壊れませんし、丈夫で収納場所にも困りません。空気を入れて膨らませるタイプの場合、噛んで穴を開けてしまうことがあるので注意しましょう。柴犬は小型犬なのであまり大きなものを用意する必要はありません。プールの代わりに大きめのたらいなどで代用することもできるでしょう。

たらいだと折りたためないので収納場所は必要となりますが、値段が安いというメリットがあります。水遊びのためだけに購入するなら安いものでも問題ありません。柴犬の子犬と自宅で水遊びをする場合、水に浮く素材の玩具があるとより楽しめるようになります。もちろんなくても良いですが、そのような玩具もチェックしておきましょう。柴犬は玩具を噛んで遊ぶことが多いため、空気を入れるタイプのものは避けた方が無難です。

また、足腰に不安のある犬や泳ぐことに慣れていない犬、高齢の犬などを遊ばせる時には犬用のライフジャケットを用意しておくと安心です。

柴犬の子犬を自宅のプールで遊ばせるなら

柴犬などの日本犬は水を怖がることがあるため、無理に水遊びをさせようとするのは良くありません。最初は水の量を少なめにしたり、時間をかけてゆっくり慣れさせるようにしていきます。最初は怖がっていても慣れたら普通に泳いで楽しめるようになることもあります。水遊びが初めての場合、犬を水に馴れさせることからスタートします。最初は水で体を濡らしながら慣らしていきましょう。時々おやつをあげながら水に対して良いイメージを持たせることがポイントです。

水に慣れてきたら少しずつ水量を増やし、泳ぐことにも慣れさせていきます。犬かきに馴れていない柴犬の場合、水の中でもがいて下半身が沈んでしまうこともあります。最初は下半身を軽く抑えながら泳ぐことを覚えさせていきましょう。泳ぎに馴れてきたら玩具などでも遊べるようになります。妊娠中の犬や手術直後の犬、持病のある犬は興奮させると良くないですし、軽く水遊びをさせる程度が良いでしょう。

足がつかない深さまで水を入れている場合、事故を防止するために目を離さないことが大切です。柴犬の子犬との水遊びはとても楽しいですが、長時間遊ばせるのは良くありません。水遊びは自覚している以上に体力を消耗してしまうのです。柴犬の子犬の体力を考慮し、遊ぶ時間を調整していきましょう。また、夏の初めや終わりに水遊びをする場合、夕方になると気温が下がってしまいます。風邪の原因にもなってしまうため、気温が下がる前に水遊びを切り上げるようにしましょう。

水遊びをする前にタオルを用意しておけば素早く水分を拭き取ることができます。耳の中にも水が入ることがあるため、きちんと拭いてあげることがポイントです。

まとめ

夏になるとアスファルト舗装された道路はかなり暑くなりますし、柴犬の足に負担がかかってしまうこともあります。暑い時期の散歩は避けるべきですが、日中でも柴犬と遊びたいなら水遊びをさせるという方法があります。事前の準備がしっかりできたら実際に行く施設を決めていきましょう。犬が入れるプールは日本全国にありますし、他の施設が併設されているところもあるのでチェックしておくのがおすすめです。

近くに施設がない場合や遠出をするのが難しい場合、自宅にプールを用意するという方法もあります。犬に合った方法で水遊びをさせてあげましょう。

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