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柴犬は中型犬なのか

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柴犬は古来より日本人とともに生活をしてきた日本犬です。可愛らしい顔立ちや主人に対して従順で忠実な性格が特徴であり、最近では海外でも人気が高まってきています。柴犬は基本的には小型犬に分類されます。しかし、小型犬と聞くとチワワやトイプードルなどをイメージする人も多いでしょう。これらの犬と比べると柴犬はかなり大きいため、違和感を覚える人もいるかもしれません。

ちなみに、柴犬は公的に小型犬と分類されているわけではなく、日本犬の中では最も小さいことが小型犬として分類される理由と考えられています。現代の日本にはいろいろな犬がいるため、この犬は中型犬として扱われることも増えてきています。

柴犬は大きさでの分類が難しいです

本来の犬種の容姿やサイズなどはスタンダードと呼ばれる基準があります。そのためスタンダードからおおきく外れた犬などはあまり見かけることがないでしょう。しかし、犬の大きさについては、小型犬、中型犬、大型犬といった明確な分類があるわけではないのです。柴犬は大きさの分類に難しい立場にいると言われています。本によっては小型犬と記載されていることもありますが、中型犬と記載されている場合もあるので困惑してしまうでしょう。

ドッグランやペットホテルなどでは大きさによって料金を決めていることもあります。小型犬のつもりで連れていったら中型犬にされたというトラブルも多いです。体重などでしっかり料金が分けられている場合は問題ありませんが、小型犬と中型犬、大型犬といった風に曖昧に分類されている場合は困るかもしれません。柴犬は基本的には小型犬として分類されます。この犬より小さな日本犬は狆くらいですし、多くの場合は小型犬として扱われているのです。

しかし、現在では柴犬より小さい洋犬がたくさん日本に入ってきているため、それらの小型犬と同じように扱うのは難しいかもしれません。小型の洋犬が多いお店の場合、中型犬として扱われることが多いと覚えておきましょう。犬のサイズには明確な定義がありませんが、一般的には体重によって分類されることになります。犬のサイズで料金が決まっている理由として、ペットホテルやトリミングサロンでは必要な手間や時間が大きく変わってくるということが挙げられます。

犬はサイズによってトリミング料金などが変わる

トリミングサロンやペットホテルを利用する場合、柴犬は小型犬なのか中型犬なのかで迷ってしまうかもしれません。犬はサイズによって世話にかかる手間や時間が大きく異なるため、サイズに合わせた料金設定がされていることがほとんどです。種類や体重によって料金が設定されている場合は問題ありませんが、小型犬と中型犬、大型犬といった分類で料金が設定されていることもあります。

このような場合に飼い主と店舗側で認識の違いが生じた場合、トラブルになってしまうこともあるので注意しましょう。このようなトラブルを避けたいという場合、事前に店舗側に確認しておくのがおすすめです。トリミングサロンやペットホテルだけでなく、犬と一緒に入れるお店の中にも犬のサイズが決められていることがあります。小型犬のみ入店可能と書いてあるドッグカフェや、小型犬用と中大型犬用で分けられているドッグランを利用する時に困ってしまうこともあるでしょう。

こういった場合も他の利用者は店舗側とのトラブルを避けるため、事前に確認してから柴犬を連れていくのがおすすめです。最近では成長しても体の小さい柴犬が人気となっています。プードルのようにサイズによって呼び方が変わる犬種もありますが、柴犬は小さくても大きくても同じ犬種として扱われます。そのため体重が5kg程度しかないからといって、必ずしも小型犬と扱われるわけではないので注意しましょう。

柴犬をマンションで飼う場合のポイント


もともと日本犬しかいなかった頃は柴犬は小型犬として扱われていました。しかし、現代の日本ではさまざまな洋犬が存在しており、柴犬より小さい犬もたくさんいます。かつては小型犬に分類されていた犬ですが、より小さな犬が増えた現代では中型犬として扱われることも増えてきたのです。ペットを飼うことができるマンションの中に小型犬のみ可と表記されていることがあります。この基準についてもやはり曖昧ですし、トラブルの原因になってしまうこともあるので注意しましょう。

小型犬と書かれていても体重が10kgまでといった表記がある場合、小さめの柴犬でも飼うのはやめた方が良いかもしれません。特に現在子犬の場合はどのくらいまで成長するか分かりませんし、将来的に10kgを超えてしまうことも考えられるためです。しかし、マンションなどに問い合わせれば柴犬でも問題なく飼えるといったケースもあります。柴犬をマンションで飼うためにはしつけや抜け毛の処理などが大変になりますが、きちんと掃除をしたりしつけを行うことができれば文句を言われることはないでしょう。

中にはペット可でも体格の規定が全く決まっていないマンションなどもあります。その場合もしっかり管理者に聞いてから柴犬を飼い始めた場合が安心です。マンションやアパートで柴犬を飼いたい場合、現在住んでいる地域以外の場所でもペット可の住居を探してみると良いでしょう。柴犬は区分が難しいからという理由で諦めず、相談することが大切です。

いろいろな大きさの柴犬がいます

犬のサイズは曖昧な分類をされていることもあります。よく分からないままだとトラブルに繋がってしまうこともあるため、事前にしっかり確認しておきましょう。特にお店などを利用する時には注意が必要となります。柴犬は分類では小型犬となりますが、柴犬のためのグッズを購入する時にはどのサイズが良いのか迷ってしまうこともあるでしょう。洋服など犬用のグッズは小型犬や中型犬、大型犬といった分類をされていることが多いです。

犬は成長によって体のサイズが変わります。これは当然のことですし、子犬のうちは体に合わせて小型犬用のグッズを使ってあげましょう。また、柴犬は交配によってもサイズが変わってくることがあります。小さい両親から生まれた柴犬の場合、小型犬用のグッズを選ぶのがおすすめです。もちろん遺伝だけで全てが決まるわけではありませんし、両親が大きくても子犬はあまり大きくならないといったこともあります。

逆に想像より大きくなってしまうこともあるため、その場合は中型犬用のグッズを試してみると良いでしょう。最近ではネット通販で犬用のグッズを購入する人も増えてきています。ネット通は便利ですが、サイズの確認はできないことが多いです。そこで洋服や首輪など柴犬のためのグッズを購入する場合、サイズを確認しやすい実店舗などで試してから購入するのがおすすめです。実際にグッズを手に取って体に合わせても良いというお店もあります。

まとめ

柴犬は日本でも人気の高い犬ですし、ちょっと外に出るだけで散歩中の柴犬を見ることも多いでしょう。あまり大きい犬ではありませんが、最近では小さい犬が増えてきたので中型犬として扱われることが増えてきています。ちなみに、10kg以上の犬は中型犬と分類しているトリミングサロンやペットホテルが多いです。つまり小さい柴犬なら小型犬と扱われるかもしれませんが、通常サイズの子は中型犬と扱われることが一般的です。

初めてのドッグランで大きさが決まって居た場合、利用者に聞いてみるのがおすすめです。犬種で分けられている場合は体重に関係なく利用できることがほとんどです。

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