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柴犬にもキャリーバッグがあると良い

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柴犬はかつては狩猟犬や番犬として活躍してきた犬種です。海外でも人気が高まっており、多くの家庭で愛されているということです。立ち耳や巻尾といった容姿が特徴的であり、体は小さくても活発で運動好きな性格をしています。キャリーバッグと聞くと、柴犬よりさらに小さい小型犬が使うものだと考えている人もいるかもしれません。しかし、最近では柴犬と旅行や買い物に行きたいと考える人も増えており、芝居のためにキャリーバッグを購入したいという人も多いのです。

そこで柴犬のキャリーバッグの選び方や使い方などを知っておくと良いでしょう。

柴犬のキャリーバッグが必要な時

柴犬にキャリーバッグは絶対に必要というわけではありませんが、用意しておくと便利なこともあります。最近ではペットの同伴ができる飲食店や美容室などが増えてきています。ペットも飼い主と一緒にお出掛けできる時代になってきたと言えますが、バッグに入れないと入店できないというところが多いです。柴犬は運動がたくさん必要な犬種であり、散歩の休憩中にカフェに入りたい場合やドッグランに行く時に電車に乗りたいということがあるかもしれません。

そのような時にキャリーバッグがあると便利です。また、車に乗せる時に助手席に設置することにより、事故を防止できるというメリットもあります。健康的な柴犬でもワクチンの予防接種は必要ですし、1年に数回程度は動物病院を受診することになるでしょう。動物病院に来院する場合、リードに繋いでおくのではなく、キャリーバッグに入れた方が良いかもしれません。動物病院にはいろいろなペットが来院するため、バッグの中の方が柴犬のストレスや不安を軽減できるでしょう。

また、中には感染症にかかっているペットがいるかもしれませんし、予防のためにもバッグの中に入れておくのがおすすめです。犬は基本的に動物病院が嫌いですし、普段大人しい子でも急にパニックになって暴れてしまうかもしれません。脱走や他の犬との喧嘩といったトラブルを防ぐためにもキャリーバッグを用意しておきましょう。自然災害が発した時に避難する場合もキャリーバッグが役に立ちます。災害時には地盤が悪くなりますし、そのまま歩かせると怪我をするかもしれません。

また、ペット禁止の避難所などもありますし、犬が苦手な人もいるのでストレスを軽減するためにもキャリーバッグを使いましょう。

柴犬のキャリーバッグの選び方とは

キャリーバッグには大きく分けてハードタイプとソフトタイプという2つの種類があります。ハードキャリーはプラスチック製の本体と網製の扉でできており、頑丈なので犬が暴れても壊れる心配はありません。また、プラスチック製ですので汚した時も簡単に掃除をすることができます。長距離の移動や力の強い柴犬、布だと汚してしまう柴犬などに向いています。普段のケージ代わりとしても使用できますが、大きくて重いので長時間持ち歩くには向いていません。

ソフトキャリーはナイロンなどの布で作られたタイプであり、さまざまな形やデザインのものがあります。リュックやトートバッグ、ショルダーバッグのように使用できるものが多く、柴犬を連れて長距離を移動する時にも便利です。しかし、丈夫な作りのものでないと破れてしまうこともありますし、扉が開いてしまうこともあるかもしれません。そのためやんちゃな柴犬やにはあまり向いていないと言えます。キャリーバッグを選ぶ時に重要となるのがサイズです。

大きすぎたり、小さすぎたりせず、適切なサイズのバッグを選ぶようにしましょう。柴犬が寝転んだときにぴったり収まるようなサイズを選ぶことがポイントです。柴犬は成犬になると10kg程度の大きさになるため、6ヶ月くらいまでの子犬の時期に買った場合、成犬になってから買い替える必要があるでしょう。6ヶ月を過ぎたらそこまで体が大きくなることはないため、体の成長が終わってから買うようにするという方法もあります。

キャリーバッグを使用する時の注意点とは


キャリーバッグで柴犬を移動させる場合、基本的にエサや水は入れません。揺れた際に零れると犬が汚れてしまうことがありますし、バッグの内部が不衛生になってしまうためです。また、柴犬がエサや水を摂取した場合、排泄をしたくなるかもしれません。中で粗相をしたら掃除が大変ですし、排泄を我慢させるのも健康に良くないでしょう。移動する際にはこまめに休憩を取り、エサや水はバッグから出した時に与えることがポイントです。

キャリーバッグで移動する場合、犬の様子をこまめにチェックすることが大切です。乗り物酔いはしていないかというとはもちろん、排泄がないかということや大量についてもチェックしておきましょう。電車は各駅停車を利用し、柴犬に異常があった時はすぐ休憩が取れるようにするという方法もあります。キャリーバッグといってもさまざまな商品が販売されています。商品ごとに価格も異なりますが、安すぎる書品には注意しましょう。

柴犬を入れたらすぐに壊れてしまうことがありますし、扉がしっかり閉まらずに脱走されてしまうといったことも考えられます。もちろん安いものは全て良くないというわけではありませんが、あまりに安すぎるものは避けた方が無難です。しっかりとした作りのものなら一度購入すれば長く使うことができますし、頻繁に買い替える必要はありません。特に通販サイトで購入する場合、実物を見ることができないので口コミなどを参考にして選ぶのがおすすめです。

柴犬がキャリーバッグに入らない時は

キャリーバッグを使おうとしたら柴犬がなかなか入ってくれなかったり、すぐに出たがるといったことがあるかもしれません。必要な時に柴犬が中に入るのを嫌がったら困ってしまいます。そこで日常生活の中でもキャリーバッグを活用し、無理なく慣らしていくと良いでしょう。柴犬をキャリーバッグに慣らすためにはおやつを使うのがおすすめです。上手く中に入ることができたらすぐおやつをあげましょう。

なかなか入らない時は鼻先におやつを近づけ、中に入るように誘導するという方法もあります。何度か繰り返すことで中に入ると褒められると柴犬は学習します。そして長く噛めるおやつや玩具などを用意し、柴犬がバッグの中でも退屈しないようにしてあげると良いでしょう。そうすることで少しずつ中で過ごすことに慣れていきます。慣れてきたと感じたら蓋をしてみましょう。狭くて可哀想に感じるかもしれませんが、犬はもともと狭い空間にいると落ち着く生き物です。

キャリーバッグの中でおとなしくできていたら褒めてあげましょう。今度は人間の食事の時間などに柴犬をキャリーバッグに入れ、足元に置いて様子を見てみます。次にいつも歩く道をバッグに入れたまま移動してみましょう。公園などについたらバッグから犬を出し、散歩を開始してみます。そうすることで中に入れば楽しいことがあるのだと犬は覚えてくれます。慣れてきたら少しずつ移動距離を伸ばしていきます。

まとめ

犬のキャリーバッグといってもさまざまな種類の商品があります。大きさや重さが異なることはもちろん、どんな場面で使いたいのかをよく考え、用途に合ったものを見つけていきましょう。最適なものを見つけることで愛犬とのお出掛けがもっと楽しくなります。飼い主の事情によっては柴犬が子犬の頃からキャリーバッグを使いたいということもあるかもしれません。

子犬が大きくなったら知人にあげたりするといった方法もできますし、子犬のサイズに合わせたものを購入しても良いでしょう。柴犬は成犬になると10kg前後になるため、中型犬用の商品に買い替えるのがおすすめです。

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