便利グッズ

柴犬に必要なケージの大きさとメリット

更新日:

柴犬は縄文時代から日本にいる犬種で、国の天然記念物に指定されています。最近ではヨーロッパを中心海外でも人気がでている犬種です。外でも飼う事ができますが、最近では室内で飼う家庭が多くなっています。室内で飼う場合には柴犬の大きさや、ライフスタイルにあった大きさのケージを用意しましょう。柴犬は綺麗好きなので寝床の側で排泄や食事を行いません。そのため寝床用のケージとトイレ用のケージの最低2つのケージが必要となります。

半年ほどで成犬と同じサイズになりますので、予め大き目のサイズのものを購入しておくと安心です。

室内で柴犬を飼うのならケージを用意しましょう

室内で柴犬を飼うのならケージを用意しておきましょう。狭い檻に閉じ込めてしまう事に関してストレスを感じてしまうのではないかという心配をお持ちの方もいるかもしれませんが、柴犬はかつて穴倉を寝床として生活していたという特徴があるので逆に安心できる場所になります。そのため柴犬を家に迎える前に予めよういしておくことをおすすめします。デメリットをあげるとしたら部屋の場所をとってしまう事ぐらいです。

あとは性格的に飼い主さんがいない環境が続くと不安になってしまうこの場合には鳴き声が気になるようになるかもしれません。また、いたずらなどをした時のお仕置き部屋のような使い方をしてしまうと悪い印象がついてしまったことで、トラウマになってしまうこともあります。ケージを活用するのなら柴犬にとって安心できる場所にしておくことが人との共同生活を快適にするためには必要なポイントと言えるでしょう。

柴犬は病気になりにくく、長生きする犬種と言われますが、アレルギー皮膚炎にかかりやすいともいわれていますので定期的にケージに落ちた毛の掃除をすることも大切です。柴犬は賢い犬種のため基本的な知識がないと我儘に育ってしまうこともあります。比較的独立心や縄張り意識が強いという性格を持っている子も多いため、ケージがないと飼い主さと行動範囲が同じになることで上下関係を築きにくくなるケースもあるほか、居場所が安定しないことで吠え癖がつくこともあります。

愛犬のことを思うなら予め用意しておくことが大切です。

柴犬はケージとトイレや餌場の位置に工夫が必要です

柴犬を飼う上で知っておきたい事は寝床の回りでは食事やトイレを行わないという点です。個体差はありますが、場合によってはトイレは絶対に外でしか行わないという子もいるほどです。柴犬は非常にきれい好きでもありますので自分のテリトリーを汚したくないという気持ちがあります。この点から、トイレと寝床が近すぎる場合にはしつけが上手くいかないこともありますので注意して下さい。トイレと餌場、水飲み場などが近いのはもってのほかです。

餌で寝床が汚れてしまうのも嫌うので、寝床用のケージと餌場も離しましょう。これらの習性は野生時代の影響から巣を外敵に悟られないようにするための本能なので、しつけ等で改善がみこめるものではありません。柴犬を飼う時にはトイレと餌場と寝床は別にする必要があることを踏まえておくようにして下さい。気を付けておきたい点としては、子犬にとって適切なトイレの場所はケージの近くだという事です。

子犬の時はサークル内にトイレがあっても良いとされていますが、成長とともに少しずつトイレの場所を移動させ好みの場所を見つけていくと良いでしょう。トイレ用ケージの設置場所としてはドアや廊下などの人通りの多い場所や、季節によって気温の変化の激しい場所は避けましょう。玄関の近くは外の音が聞こえやすく落ち着いて排泄ができないケースが多いのであまりおすすめできません。設置場所は愛犬の様子をみて設置すると良いでしょう。ケージのサイズは寝床と同じサイズがあれば十分です。

柴犬に必要なケージの大きさとは


ケージに必要な大きさは日中の過ごしかたによって変わってきます。日中家族が仕事などで家にいないためずっとケージの中で過ごしてもらいたい場合にはその分の大きさが必要となってきます。特に柴犬は寝所とトイレが近くにあることを嫌う犬種なのでトイレトレーとの距離は十分に離すことが大切です。排泄が出来ない場合には便秘などの病気につながることもありますので注意しましょう。

逆に家に常に人がいて愛犬に注意が払える状況であれば、トイレ用の他にクレートがあれば十分なケースもあります。クレートに慣れておけば病院や災害にあった場合にも対応しやすいというメリットもありますが、室内で柴犬を区切られたスペースに長時間入れておく必要性があるのならケージを用意しておくことでストレスを減らすことができます。相性をみて判断してあげることが大切です。子犬の時から飼う場合には成犬になった時のことを考えて大きさを選びましょう。

一般的には中型犬用ケージが利用されますが、オスはメスよりも大きくなる傾向がありますので大き目のものを選んでおくと安心です。穴倉で生活した動物なので狭い場所で寝ることが好きな動物ではありますが、限度があるので注意しましょう。暗い場所が好きな子はケージの中にクレートを配置するのも良いでしょう。子犬の時などトイレが近くにあったほうがよいケースでも空間を分けることが可能です。最低でもゆったりUターンできるサイズのものを選びましょう。

ケージに必要な高さと素材について

性格的に大人しい子なら問題はありませんが、活発な子の場合にはケージを飛び越えてしまうかのうせいがありますのである程度の高さが必要になります。ケージを自分で自作する場合などは特に注意が必要です。柴犬に向いている中型犬用のケージの高さはおよそ60~65cmほどが一般的となっていますので参考にしてみて下さい。ジャンプに高さがある子の場合には80cm程を目安にすると良いでしょう。犬用のケージには屋根があるものとないものが販売されています。

屋根は飛び跳ね防止ができるというメリットがありますが、掃除がしにくいという点もあります。そのため取り外しが出来るものがあれば日差しの調節なども可能となるためこちらがおすすめです。材質によっては犬が噛むことでボロボロになってしまうこともあるので室内飼い派なら金属製ケージ、外飼い派なら風雨にさらされても壊れにくいステンレス製がよいでしょう。プラスチックトレイがスライド式で取り出せるタイプならより掃除が楽になります。

大きさを自由に変えられる組み立て式のタイプは愛犬の成長に合わせてサイズを変えられるというメリットはありますが、あまり丈夫とはいえませんので耐久面ではおすすめできません。柴犬は力が強いので上下に枠のあるしっかりとしたものを選ぶようにすると長持ちします。中型犬の多くは約半年で成犬と同じサイズになりますので長く使えるように大きめのものを選んでおくと安心です。

まとめ

ケージは場所を取ってしまうというデメリットもありますが、柴犬にとっては重要なアイテムです。柴犬は綺麗好きの傾向がありますので、トイレ用のケージと寝床用のケージは分けることが大切です。体格差はありますが、ジャンプ対策をするなら80cmほどの高さがあるものが安心です。実際に必要な大きさは日中の過ごしかたによって変わってきます。

長時間狭い空間にずっと閉じ込めておくことはストレスになりますので、日中に人が見ていることができない場合には広めのものを用意することをおすすめします。暗い場所が好きな子や子犬の時にはケージ内にクレートを配置するのもおすすめです。

-便利グッズ

Copyright© 柴犬 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.