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しつけすると柴犬はケージを利用します

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柴犬日本古来の犬で、国の天然記念物に指定されています。いろいろな魅力を持ち合わせていて、飼い主に非常に忠実で、訓練したりしつけすることによって多くのことを学ぶことが可能です。近年ヨーロッパやアメリカを中心に海外でも人気があり、SNSでも多く見ることができます。柴犬を檻に閉じ込めるとストレスが溜まるのではないかと心配する人もいますが、もともと柴犬は穴ぐらを寝床にしていたので同じ役割をしてくれるケージは柴犬にとって安心できるスペースになります。

柴犬は自宅に迎える前、室内飼育するなら専用ケージを準備しておくと便利です。

飼い主は安心して外出することができます

ケージは柴犬が安心できる寝床になったり、留守番している時にいたずらを予防することができるので便利です。柴犬がケージの中にいると、飼い主は安心して外出したり家の中を行動することができます。柴犬は家の危険な場所などに入り込まないよう、予防することができるので便利です。飼い主との立場を分けることができるので、しつけしやすいというメリットもあります。

尚、ケージで飼う際に考慮しなければいけないポイントがあり、例えばケージを設置すると場所を取るというがあげられます。部屋が狭く感じることになり、掃除などが大変になるでしょう。子犬の頃からケージに慣れていない子や、飼い主が見えないと心配したり不安になる子の場合、ケージに入れられると吠えるケースがあるのでしつけに工夫が必要です。いたずらした時にお仕置き部屋のような扱いでケージを使用していると、柴犬がトラウマを抱えるかもしれません。

吠え癖にも繋がることがあるので配慮してあげましょう。基本的に柴犬の習性として寝床では食事や排泄などを行わない特徴があり、寝床用とトイレ用ケージが繋がっているとトイレのしつけがうまくいかない場合があるので注意が必要です。トイレ用ケージは分離した状態で寝床から離し設置してあげると喜びます。フードコーナーも寝床から離すことをおすすめします。ずっとケージの中にいると運動不足になるので、きちんと散歩させてあげましょう。

直接日光があたらないような場所がおすすめ

ケージを置く場所として子犬の頃は、家のリビングがおすすめです。人通りが多く家族とコミュニケーションが図ることができるので、愛犬も安心します。柴犬は日のあたらないような穴ぐらなどで生活していた犬種で、日当りが良いとストレスを感じることがあるので注意が必要です。ケージの設置場所はなるべく窓際を避けておき、直射日光があたらないような場所が良いでしょう。子犬の場合にケージを購入することが多いですが、成犬になった時のことを想定して選ぶようにします。

柴犬は中型犬ケージがおすすめで、成犬に十分な大きさとして女の子なら幅50cm奥行80cm高さ56cmで、男の子なら幅58cm奥行95cm高さ65cmぐらいです。男の子は女の子より体が大きいので、ケージも大きなサイズを選択します。素材としては丈夫なものがよく、スチール製がおすすめです。サークルの場合、スチールの骨組みやポリエステルのものが一般的になります。

ケージには屋根があるものと屋根のないものがあり、身体能力によりますが屋根がないとケージを飛び越える子もいますが、ケージ自体にきちんと高さがあると心配は不要です。柴犬は活発な子が多いので、屋根が取り外しすることができるものを買っておくと便利です。柴犬は毛がよく抜けるので定期的なブラッシングが必要になりますが、ケージの外で行う方が掃除しやすくケージを清潔な状態で維持することができます。

寝床とトイレはなるべく離しておきます


柴犬の習性として、もともと野山を駆け回ったり穴ぐらを寝床にしてました。自分が寝ている場所の周辺に排泄すると、外敵から排泄物のニオイによって自分の存在が嗅ぎつけられてしまうので基本的に寝床において排泄しません。このような習性は今でも残っているので、柴犬の場合トイレと寝床が繋がっているようなケージを利用していると、トイレのしつけなどがうまくいかないことが多いです。寝床とトイレは分離しているのがよく、できるだけ離れた場所に設置してあげましょう。

柴犬は寝床から離れた場所で排泄したり、広いスペースにおいて排泄することを好む傾向があります。トイレだけの場所をリビングなどに設置してあげたり、庭で排泄するクセをつけることもできるでしょう。室内でトイレをする場合、リビングならどこでも排泄していいと教えるのではなく、きちんと定位置を決めておきしつけすることが重要です。ケージを設置しているといろいろ便利で、飼い主が外出する際にケージに入れておくと安心して外に出かけることができます。

成長するとケージの中で排泄しなくなる子もいるので、そのような場合ホームセンターなどで犬用トイレなどを購入し、ストレスを感じさせないよう配慮してあげることをおすすめします。トイレシーツはこまめに変えてあげたり、外にこぼれないよう大きめのシーツを購入しておくと安心です。上手にトイレができると褒めてあげることでしつけすることができ、失敗しても怒らず何度も繰り返しトイレを理解させることが大切です。

水やフードボウル、首輪やリードを準備します

ケージと一緒に準備するアイテムとしていろいろと必要なものがあり、例えば水は市販ボウルや取り付けられるボトルタイプなどが良いでしょう。ボトルタイプは柴犬がひっくり返したりホコリが入ることがないので便利です。ボトルタイプでは水が飲めない子もいるので、その場合ボウルにすると良いでしょう。ご飯を入れるフードボウルは金属で、ステンレス製などが錆びなくておすすめです。フードは基本的にブリーダーがあげていたものをあげておく方が無難です。

途中からフードを変えることは可能で、年齢に応じたフードを選択すると良いでしょう。子犬の頃は歯が抜け替わるので歯がむずがゆい思いをしています。おもちゃのある状態を維持してあげて、柴犬によっては好きなおもちゃが異なるのでいろいろと試してみると良いです。市販のぬいぐるみを好んだり、ペットボトルの空を好む子もいます。ブラッシングする際、人間が使うものと同じタイプのクシが市販されていますが、それを使用しても大丈夫です。

スリッカーは毛をすいた後、毛先を整えるぐらいに使うと良いでしょう。スリッカーを肌に当て、毛の根元からすくような感じで軽く行います。強くすると先がするどいので皮膚が炎症を起こすかもしれないので注意が必要です。人間が体を拭くような感覚で、タオルで体を拭いてあげても大丈夫です。タオルの場合はごしごしと強く行ってもかまいません。散歩を開始する日、初めて首輪を付けてリードを引こうとしても、固まって動かない子がいます。

首輪は最初むずむずした気持ちが悪い感触があるので嫌がる子も多くいます。次第に慣れてくるのでつけっぱなしにしても大丈夫です。慣れてきたらリードを付け、自由に散歩することができるようになると散歩デビューすることができます。

まとめ

柴犬はもともと穴ぐらで生活していたので、ゲージの中で過ごすことが可能です。リビングにケージを設置していると、家族とコミュニケーションをとることができます。飼い主が外出する際、ケージに入れておくと安心して外に出かけることが可能です。寝床とトイレはなるべく離れた場所に設置し、室内で飼育する場合きちんとトイレをしつけしなければいけません。子犬の頃に購入することが多いですが、成犬になった時を考えて大きめのサイズを購入しておくと安心です。

自分の気に入っているおもちゃなどを入れておくとリラックスするでしょう。

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