健康

柴犬へのビタミンの働きと注意点

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ビタミンは柴犬の骨格形成を助け、皮膚や被毛を艶やかに保つ、スタミナをつけて活き活きと元気な姿になる、視力の維持につながるなど、若々しく健康な体作りに欠かせない栄養素であり、特に子犬の時期にはなくてはならないものです。不足すると体力が低下するほか、皮膚や粘膜の保護機能も損なわれてきます。ビタミンを多く含む食品としてはイワシやサバ、卵、レバー、ブロッコリーなど緑黄色野菜などがあげられます。

しかし過剰摂取すると中毒症状を起こすほか、下痢や食欲減退、体重減少、骨の脆弱などといった症状を引き起こす場合がありますので、注意が必要です。

柴犬のドッグフードの栄養素にはビタミンも大切

大切な柴犬をすくすくと健康に育てるためには、ドッグフードにも気を遣いたいものですよね。市販のドッグフードには実に様々なものがありますが、柴犬に適したドッグフードを選ぶにはどのようにすればいいのか、迷う人も多いはずです。愛犬が子犬の場合は特に栄養が気になりますし、柴犬の健康に関して、最適な原材料や栄養についてどのような点に注意すべきなのか、気になるところです。

いつまでも元気で若々しい姿を保つためにも、ドッグフード選びは大変重要となってきます。柴犬の健康維持といえば、まずタンパク質を考えがちですが、ビタミンも決して忘れてはならない重要な栄養素です。いつまでも若々しく健康な体調を整えて病気になりにくい体を作る働きがあるほか、皮膚や被毛、粘膜などを健康に保つ、夜間の視力を維持する、骨格の形成を助ける、抗酸化作用がある、糖からエネルギーへの変換を効率よく行い、スタミナや体力を高めるなどさまざまな働きがあります。

このように人間と同じように欠かすことのできない働きのあるビタミンですが、もちろん不足してもいけないのですが与え過ぎても中毒症状を起こすなど体に悪いことから、あくまでも適量を与えることが重要となってきます。しかし手作りのご飯では栄養バランスが偏ることになりがちなことから、これを避ける意味でも、様々な栄養素をバランスよく配合したドッグフードを与えることをおすすめします。

柴犬が元気に生きるためにビタミンは必要ですか?

柴犬が健康的な生活を送るためにはビタミン類も重要な栄養素です。柴犬も人間同様、不足すると栄養バランスが維持できなくなって体調を崩してしまうのです。しかし、イヌとヒトの異なる点は、イヌが体内でビタミンC、Kを作り出して溜めておくことができる点です。しかしその能力があるのも若くて元気のいい犬に限られます。老犬や病気がちの犬にはこれらも手作りの食事やドッグフードでそれも補ってあげる必要があります。

柴犬にも必要なものはビタミンA、D、E,B郡です。これらが不足すると視力の低下(特に夜間)、皮膚や粘膜の弱さ(毛並みが悪くなることも含みます。)、骨の弱体化、糖からのエネルギー生産の不活発化、赤血球の減少、抗酸化作用の低下などが起こります。 柴犬が疲れがとれない様子で、元気がなくなってきたらこれらの不足を考えるといいでしょう。

炭水化物、脂質を十分に与えていてもそれらの症状が出る場合はビタミンの不足が考えられるので、ドッグフードなどで補うことをおススメします。ドッグフードには栄養成分が詳しく記載されているので、補いやすい食品です。柴犬の特徴は健康でいきいき活動するしているところです。たんぱく質、炭水化物、脂質を十分に与えていても元気がなくなってきたら、ビタミンの不足を疑ってケア―してあげましょう。

またこれらを過剰に摂取すると蓄積されて過剰症になることもあるので、逆に注意が必要です。

柴犬用のドッグフードに含まれるビタミンを多く含む原材料


柴犬用のドッグフードにはビタミンを多く含む原材料も入っており、基本的には毎日の主食となるので、購入する時に気を付けたいポイントのひとつです。一口でビタミンと言ってもさまざまなものがありますが、代表格としてケールやパセリ・ピーマン・アーモンド・乳製品・鮭・鱒・豚肉・緑茶・ひまわり油・海苔などがあります。これらは柴犬が大量に食べると有害なものもあるので注意が必要ですし、単品としては食べさせない方が良いです。

アーモンドや乳製品は消化不良を起こしてしまう場合が出てきますし、油も体には必要ですが、柴犬が直接摂取するのは良くありません。お腹を壊してしまう原因にもなってしまうので、栄養素が必要だからと無理に食べさせるのは逆効果になります。ドッグフードに用いられる原材料として中心になるのが肉類で、栄養素的にはタンパク質だけではなくビタミンも含まれています。他にもひまわりの種やアーモンド、大豆油や紅花油などが用いられることが多いです。

特に柴犬は皮膚病にかかりやすいと言われており、健康な皮膚や被毛の効果に期待できるオメガ3脂肪酸を豊富に含んでいる天然油が使われていると安心できます。ひまわり油や大豆油は重要となり、肉類のタンパク質と一緒に摂取することでビタミンの効果がより高まり、体内に吸収されやすくなります。運動量の多い犬種なので、カロリーはそれほど気にせず、天然油の含有量を意識することが大切です。

柴犬の健康を保つためのビタミン摂取のコツ

柴犬の栄養不足も深刻ですが、過剰に摂取しすぎることで起こるトラブルもあります。例えば、人間でもサプリメントで栄養を過剰に摂取しすぎると、副作用が起こりますね。同じように、柴犬も痛みの取りすぎによって、下痢やめまい、嘔吐などを起こす可能性が高いのです。特に脂溶性ビタミンに注意するべきです。脂溶性ビタミンはAやD、E、Kなどです。これらの栄養を多く摂取することで腎臓などの内臓トラブルに発展するケースもあります。

腎臓などが弱るのは、見た目を分解する際に稼働するからです。分解する量が増えるほど、腎臓が忙しくなり疲れてしまうのです。私は、今年で6年になるチワワを飼っており、これまでドッグフードを与えていましたが手作りの餌に変えました。それは、バランスよく栄養を取った方がいいと動物病院の先生に指導していただいたからです。これからシニア犬になると、さらに栄養バランスが大事だと教えていただきました。

ドッグフードを与えていると涙やけがひどいのもあって餌を変えることにしました。手作りの餌を与える中では、レシピ通りの分量で作っており、野菜などを入れすぎないように気をつけています。逆に、ビタミンが少なすぎると疲れが取れにくく、皮膚が弱くなるので気をつけましょう。ビタミン入りのドッグフードも販売しているので、量が気になる方はそちらの方がおすすめです。与えるドッグフードの分量さえ間違えなければ、過剰摂取になる心配はありません。

まとめ

柴犬に餌を与える上で、ビタミンがどのような効果や働きをもたらすのか、不足によるデメリット、過剰摂取によるデメリットなどを見てきました。逆に、少なすぎると疲れや皮膚病などが発生しやすくなり、逆に過剰摂取すると、めまいや嘔吐などが起こる可能性が高くなります。犬の健康を維持するために、適量の栄養が配合されたドッグフードも多数販売されていることと、手作りのレシピも多数配布されているので、参考にすることをおすすめします。

適切な量の栄養を柴犬に与えることで、いつまでも長生きできるように心がけてあげましょう。

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