健康

活発な柴犬が健やかに過ごすために重要な食事

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日本古来の犬種として今も安定した人気がありますね。昔から人々の生活の助けとなって狩猟などもこなしてきたこともあり、活動的で必要な運動量も多いとされている柴犬ですので、元気で長生きしてもらうためにも食事の選び方はとても大切なことです。栄養バランスのよい食事を心がけることで、肥満防止や骨の発育など柴犬特有の強靭で均整の取れた体を維持することにもつながります。素材にこだわることによって、毛艶も良くなり美しい見た目を保つこともできます。

ここでは柴犬の年齢別に子犬から老齢犬に至るまで、また病気になってしまった時におすすめドッグフードを見ていきましょう。

柴犬の幼少期に安心と安全、確かな栄養を

体が作られる子犬の時期は特に安定した栄養が必要になります。理想的な体型を形成するためには信頼できるブランドのドッグフードを選び、与えてあげることが重要になります。原材料が詳細に明記されているもの、必要な栄養素がバランスよく配合されているものを選ぶようにしましょう。タンパク質の量にも注目していきたいところです。選ぶものは総合栄養食とされているドライフードで構いません。

月齢がまだ若い頃や、乳歯から永久歯に生え変わる頃には水分を含ませふやかして食べさせてあげるのがいいと思います。飼い主様自身が味見をしてみるのもいいですね。「えっ、ドッグフードを味見?」とお思いになるかもしれません。ですが、実は実際に口にしてみることで気が付くこともあるのです。食いつきを重視した匂いのきついもの、栄養素が十分でないものは口に入れて噛みしめた時に油がにじみ出ることが多いです。

口にした時に鼻に抜けるような臭みを感じたら、それはあまりいいものではない可能性が高いです。本当に栄養を重視した信頼できるドッグフードは、人間の舌で味こそ感じられないものの、素材の旨味や香ばしさを感じることができます。子犬のうちに十分な栄養を与え健康な体を作ることは、成犬になってからの健康維持にもつながります。柴犬が健やかで長生きするためにとても大切な子犬の時期に、ドッグフード選びは非常に大切なことです。

人間と同じように愛犬にも安心と安全、確かな栄養を与えてあげたいですね。

いくつかのブランドがある柴犬に適切なドッグフード

犬を飼っている方はご存知の通り、食事として代表的なのはドッグフードです。ドッグフードといっても、含まれている食材が異なるほか、さまざまなタイプとブランドが存在しています。数ある犬種の中でも柴犬は、古来から日本人にとってはなじみがありますが、遺伝性要因によるアレルギー体質が多いのが特徴です。そのため、柴犬専用のドッグフードを扱っている国産ブランドもあります。

それらのドッグフードには魚やチキンといったテイストがあり、ずっと同じテイストを続けることを避けられるので、愛犬の柴犬も飽きることないでしょう。海外ブランドのドッグフードの中には、アレルギー性の低い鹿肉を主食材としているものもあり、しかも穀物を含まないグルテンフリーとなっているので、安心して与えられます。最も高い評価を得ているのが、ペットフード・オブ・ザ・イヤーを3年連続して受賞しているブランドです。

こちらもグレインフリーとなっていて、必要とする栄養素がバランスよく含まれているため柴犬にも最適です。ドッグフードを扱っているブランドの中には、消化に悪い特性を持っていることを知りながら、低コストの穀物を使用しているところも多くあることも知っておきましょう。柴犬をはじめとする愛犬の健康を考えたら、やはりできるだけ無添加な食材を使い、穀物を含んでいないドッグフードを選び、人工添加物や低品質な副産物、さらに原料が不明確なものは避けましょう。

老齢の柴犬におすすめのドッグフードブランド


老犬になると噛む力が弱まり、普通のドッグフードは食べ残してしまうことがあります。やはり柴犬にとって食事は健やかな生活に欠かせないものですから、あなたの柴犬が年齢を重ねたらドッグフードの変更も検討してみましょう。モグワンはイギリス産の高級ドッグフードブランドです。原材料にチキンと生サーモンを使用し、とにかく食べやすいことがポイントです。野菜とフルーツもしっかりと摂取できるので、栄養バランスも考えられています。

さらには穀物不使用のためアレルギーの心配もありません。シニアの柴犬はもちろんのこと、足腰が弱っている柴犬にも推奨されています。ブッチはニュージーランド産の生ドッグフードブランドです。ニュージーランドは自然に恵まれた国ですが、世界一の環境規制を設けているといいます。そのため使われる食材はすべてが厳しい基準をクリアしたものばかりです。原材料は牛肉や鶏肉、魚などで人工着色料や保存料は一切使われていません。

タンパク質をしっかりと摂取でき、柴犬の食付きも非常に良いと評判です。ナチュロルはビタミンCが豊富に含まれているドッグフードブランドです。ポリフェノールも配合されており、食いつきの良さは保証されています。カナガンはイギリスの穀物不要ドッグフードブランドです。原材料は生肉で、タンパク質はたっぷり取れるのに加えて、さつまいもやエンドウからはビタミンとミネラルが多く摂取できます。

ハーブの香りでやみつきになるワンちゃんもいるといいます。

病気の柴犬に人気のドッグフードブランド

ドッグフードはドライタイプやウェットタイプと種類が分かれています。ドライタイプでは水分量が0~10%程度で、ウェットタイプでは50%以上という大きな差があります。ドライタイプは乾燥しているので長期保存に向いているために、日本で流通しているドッグフードは主にこのドライタイプになります。ドライタイプにもデメリットはあり、それは柴犬がドライタイプドライタイプをあまり好まないということと、含まれる栄養素がウェットタイプに比べて損なわれがちであるということです。

特に病気の柴犬にはドッグフード自体を選ばなければなりません。例えば4Dミールや肉副産物が配合されているものは、柴犬が消化しにくい羽や皮、ヒヅメなどが含まれています。消化不良を起こしやすいので、消化不良を起こせば消化器系へは悪影響と言えます。また、血糖値を急激に上げるフードもおすすめできません。穀物使用のフードでは急激に血糖値が上がってしまい、糖尿病になりやすくなります。

また穀物に含まれる糖質が原因で、白内障などにも影響を及ぼします。こうした消化不良や、白内障、糖尿病を防ぐためとしては穀物不使用や、消化のしやすいチキンやサーモン油脂由来のドッグフードを選び、動物性たんぱく質は避けるようにしてください。こうした優良栄養素を多く含むドッグフードはブランドごとで生産が違います。

大手や、あるいはそういった健康に配慮した病気の柴犬専用のウェットタイプのドッグフードを生産しているブランドもありますので、注意して購入しましょう。

まとめ

同じ犬でも、成長段階や体の衰えなどに伴って、消化出来たり、白内障などの原因になってしまったりと、健康に直結するのがドッグフードです。人間でも同じく、若い時は多少の無理をしても平気だったりしますが、年齢を重ねるにつれて食事にも気を遣い始めます。犬種によっては食べても問題ない栄養素や成分だったりとあります。それは各ブランドごとで研究した結果であったり、判断しにくい部分もあります。

しかし、今はペットは家族の一員と考える時代であり、それぞれの種類に応じていたり、年齢や健康状態に合わせた開発だったりと、様々なドッグフードが発売されています。

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