飼い方・しつけ

柴犬の子犬は愛情をもって拾い食いを治すこと

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柴犬の子犬は、自分を持っている犬種になりますから、しつけは月齢が早ければ早いほどいいです。例えば、拾い食いが治らない子犬にだめであることを理解させるのは小さいうちならスムーズにしつけできるのです。ポイントは、その子の立場に立ってなぜいけないのかを理解するまで飼い主が根気よく教えることです。家族に対して吠えたり噛んだりする子犬がいます。警戒心が強い柴犬は、飼い主以外にはなつかないのは、信頼関係が築かれていないからです。

臆病な子犬の性格を変えられるのは飼い主しかいません。散歩の途中で落ちているものに気を取られてはいけないことを教えるのです。

柴犬の子犬が問題行動を治すポイント

柴犬は、もともと猟師に常に寄り添って生活する従順で誠実な犬種でした。したがって飼い主との信頼関係を築ければとても賢いので言うことを聞きます。散歩の途中で拾い食いをするのは、気が散っているからです。好奇心の強い子犬は、においを嗅ぐことによってその好奇心を満たそうとしているのです。子犬の頃は、どの犬でも好奇心に満ち溢れていて散歩するときも珍しいものがないか常に探しています。そこに食べ物のにおいがすれば口の中に入れてしまうのです。

飼い主は、口の中に入れたのを見ればすぐにリードを引いて食べたものを吐き出させることを必ずその都度教える必要があります。問題行動を起こすたびにリードを引いて「いけない」ということを納得させることが必要なのです。これをしないと、子犬はその行為を飼い主は容認していると思い込んでしまいます。問題行動を起こす行動のほとんどは、飼い主が原因だというのは事実です。

飼い主さんは、ドッグトレーナーのプロではありませんから犬の扱い方を知らないのは当然のことです。そんな飼い主さんが知らないなりに一生懸命犬に愛情を注いでコミュニケーションを取ろうとしているのはとても微笑ましいです。散歩の途中で拾い食いをすれば、もし毒が含まれていれば子犬は死んでしまうのです。わが子であればすぐにやめさせなければならないのはわかるはずです。

何度も何度も根気よくいけないことだと飼い主がサインを出せば、子犬の間ならわかってくれます。やめさせるのは月齢が早ければ早いほどいいです。

しつけは「痛みを感じさせる」ことではありません

柴犬が、成長しても問題行動を止めないことはよくあることです。問題行動を止めさせるのは子犬がそのいけない原因がわかっていないからです。その原因がわかるようにしつければいいので、強制的にどんなことがあっても駄目だと、強い行動に出ることがあります。一部に暴力を使ってもでも威嚇して絶対にダメだということをわからせるというトレーナーもいます。これは間違ったしつけで、柴犬はその場限りは問題行動をとらないことはありますが、それは怖いからにすぎません。

逆効果になる場合もあります。噛むことがある柴犬は、暴力的に行動を押さえつけると、飼い主には噛まなく待っても他の弱いものに向かって噛むようになってしまいます。拾い食いも同じで、飼い主が見ていないところで拾い食いをするのでかえって危険になってしまいます。愛情を注いで問題行動を一緒になおしてあげる訓練をすることが大切です。

問題行動をしてはいけないことを、その都度やった瞬間にリードを引っ張ってやめさせるしつけを根気よく繰り返せば、問題行動を起こす前に柴犬なら気づくはずです。好きな飼い主がこんなにも毎回注意するのにきかない子犬はいません。柴犬は昔から猟犬ですから魅力ある性格をしているので、必ず理解できる素質を兼ね備えています。愛情をもってしつけをすることがいかに犬にとって大事であるかを飼い主自らが自覚して一緒になってやめさせようとすることです。

賢い柴犬は必ずわかってくれます。

柴犬の子犬は特徴のある耳と毛色をもっています


愛嬌のある柴犬は、飼い主が大好きで愛情表現をいつもしようと考えています。凛々しいピンと立った柴犬の耳をじっくり見ていると、倒れたり開いたり反りかえったり驚くほど良く動いているのがわかります。柴犬にとって特徴があるのは単なる象徴であるだけではなくて、感情表現をするためと情報収集をしているものです。柴犬の子犬は、においにも敏感で常に鼻をきかせて異物がないかを嗅ぎ分けています。

耳の動きや鼻の嗅ぎ方がおかしくなった時は病気の可能性もありますから注意が必要です。柴犬の代表する被色と言ってもいいのが赤毛になります。そんな赤毛ですが大きくなるにしたがって毛色も変化していきます。赤毛の柴犬を赤柴と言い、この呼び名を使う日本犬は柴犬だけです。日本人にはおなじみなのが赤柴でその数も多いですが、一時は絶滅の危機に陥りそのため種の保存のために天然記念物に指定されています。

柴犬は、大きくなるに従って色素が現れる目線や鼻などは黒々していたほうが健全で良いとされているのです。室内飼育で日光にあびる機会が少ない柴犬では、体内でビタミンDを合成するするために日光浴をさせるといいと言います。ただし、紫外線は本来の被毛を弱くしてしまうので注意が必要です。買い主は、柴犬の子犬の頃は変化に常に注意を払っておく必要があります。特徴である被毛に変化は見られないか、成長につれて被毛の色が変わっていき将来の毛色を推測できるのです。

そのような愛情あふれる柴犬の変化をとらえておきましょう。

柴犬と買い主以外の人との交わりについてのしつけを

柴犬は、飼い主が大好きでほかの人にはあまり関心がないのが本来の姿です。ただし、小さな子犬の時に親から引き離すのが通常ですから、他の犬との交わりや他の人と一緒に過ごすことに慣れていない子犬も多いことがあります。このような集団生活に慣れていないことが問題行動としておきてくるのです。例えば、他の人が散歩の途中で、飼い主とは違うので拾い食いをしておなかを壊したりすることがあります。家族に対してだと甘噛みが本気になってけがをさせる柴犬もいます。

賢明で聡明な柴犬ですが子犬の頃に正しいしつけをしていけば、散歩で見知らぬ人や子犬に対しては吠えたり問題行動を起こすこともあるのです。問題行動を起こさないようにしなければいけないのは家族についても飼い主と同じに、だめだということを子犬の時代に理解させることが大切です。飼い主の深い愛情に基づく「しつけ」がとても重要になるのに、単なる脅しでわからせようとしても本来の「しつけ」にはなっていないことがよくあります。

柴犬は、忠誠心が強くておとなしいから愛情をもって飼い主が根気よく問題行動を止めさせれば聞き分けられるはずです。早期に治しておかないと成長するにしたがって問題行動をすることを飼い主が認めていると思い込みしまうことになってしまうのです。問題行動を起こす犬は、社会生活をしていくうえ障害になるのです。そのことを理解してあげられるのは飼い主にしかありえません。飼い主の家族との生活がおこなえるようにするのも飼い主の仕事になるのです。

まとめ

柴犬は、愛情表現を耳で行ったり大きくなるにつれて毛色が変わったり変化があらわれます。成長するにつれ広い食いのような問題行動を起こさず、集団生活のルールをわきまえるようにしつけができるのは飼い主しかいません。柴犬は、早い時期に正しい方法でしつけを行い問題行動を起こさないようにしておくことを習慣にしておく必要があります。特に散歩の途中で拾い食いをすることは体調を崩す原因になるので必ず早い月齢の時期にやめさせることが必要です。

においを嗅いでいるときにリードを引っ張って柴犬の行動をその都度愛情をもってやめさせることが大切です。

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