健康

柴犬にも塩分を摂取させましょう

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人間が塩分を過剰摂取するのは良くないことだと知っている人は多いでしょう。人間の場合は自身で食べるものを選ぶことができますが、ペットの柴犬の場合は自身で食べるものを決めることはできません。そのため飼い主が気を付けていくことになります。塩は動物が生きていく上で欠かせない成分の一つです。過剰摂取は良くありませんが、不足した場合も健康に悪影響を及ぼす可能性があると言われています。

塩は血液量をコントロールする働きがありますし、浸透圧の調節や酸とアルカリのバランスを保つ働きなどもあります。さらに、神経の伝達や筋肉の収縮にも関わっているということです。

柴犬に必要な塩分の量をチェック

柴犬はあまり汗をかかないため、塩はあまり必要ないと言われることもあります。しかし、犬は人間と細胞外液のナトリウム濃度がほぼ同じとなっており、決して塩分が不要なわけではないのです。確かに犬はあまり汗をかきませんが、汗から排出される塩の量は全体の10%以下であり、ほとんどは尿によって排出されていいます。そのため柴犬に塩は必要ないという考えは間違っていると言えます。

市販のドッグフードには塩分が含まれており、栄養バランスを整えることができます。柴犬も塩をある程度摂取しないと栄養バランスが崩れてしまいますし、下痢や嘔吐などの症状を引き起こすこともあるので注意しましょう。もちろん過剰摂取も体に悪いのですが、不足しないようにすることも大切です。飼い主の手や自身の足の裏を舐めている場合、塩が不足しているのかもしれません。このような行為がみられたらまずはドッグフードを見直しましょう。

犬の塩分の目安量は、体重1キロに対して50mg程度となっています。5キロの柴犬なら250mgが1日の摂取目安であり、10キロの柴犬なら500mg摂取させるようにしましょう。ちなみに、最低必要量は体重1キロあたり18mgであり、この量を下回らないように注意が必要です。良質なドッグフードを与えている場合は特に問題ありません。おすすめは原材料にこだわり、自然由来の原材料を使用しているドッグフードです。

特に海藻類には天然のミネラル分が含まれているため、おすすめの原材料となっています。

柴犬にもある程度の塩分は必要です

柴犬に塩分は必要ないという話を聞いたことのある人は多いでしょう。人間も塩を摂り過ぎると高血圧など健康に悪影響を及ぼす可能性があります。しかし、不足すると脱水症状などを起こすこともあるため、この場合も健康に良くありません。塩の過剰摂取は良くありませんが、生きていく上では適量の摂取が欠かせません。ちなみに、人間の場合はあまり意識しなくても塩を摂取できていることが多いです。

犬に塩分補給は必要なのかということですが、普段与えている食事によって変わってきます。柴犬も人間と同じように生命維持のために塩が欠かせませんが、市販のドッグフードには推奨される量の塩が入っているため、ドッグフードと別に与えなくても良いのです。塩を与えすぎると病気に繋がるので注意しましょう。また、柴犬に手作りドッグフードを与えている場合、塩分が不足しやすくなります。手作りの場合は味付けにわざわざ塩をかけることはないでしょう。

そのため柴犬が塩を摂取する機会が市販のドッグフードより少なくなってしまいます。塩のナトリウムは生命の維持に欠かせないものですし、完全に不要であるとは言えません。柴犬の体内のナトリウムの組成は人間とほぼ同じであり、人間と同じくらいの塩が必要であると考えられています。汗をかかないから不要というわけではなく、塩は尿からも排泄されてしまいます。柴犬に与える適切な塩の量は体重によって異なってきます。

塩分不足が軽症の場合、犬は自身で塩を補おうと努力します。柴犬が体のいろいろな部分を舐めていたら塩が不足しているのかもしれません。塩分不足が重症化した場合、治療を受ける必要があります。

柴犬が塩分を過剰摂取すると良くない


犬は汗をあまりかかないため、塩分は必要ないと考えている人もいるでしょう。しかし、犬は人と細胞外液のナトリウム濃度がほぼ同じとなっており、塩が不要であるというわけではありません。確かに犬はあまり汗をかきませんが、基本的に汗から排出される塩分の量は全体の10%にも満たないとされています。ほとんどは尿から排出されてしまうため、柴犬にとっても塩は必要なのです。しかし、塩分を過剰摂取した場合、心臓病のリスクが高くなります。

食事などでナトリウムを多く摂取した場合、それを薄めるために水をたくさん飲むでしょう。すると体内の水分量が増えることで血液の量も多くなります。そして、増加した血液を体に循環させることになるため、心臓への負担が強くなってしまいます。結果として心臓病を引き起こしてしまうのです。柴犬は心臓が悪くなると散歩や運動を嫌がるようになったり、呼吸が荒くなるといった変化があります。心臓病は命にかかわる病気であり、完治させるのは難しいとされています。

薬を利用すれば病気が進むのを遅らせることができますが、飼い主によるケアも重要です。普段から塩分をコントロールした食事を与え、柴犬の心臓に負担をかけないようにしてあげましょう。柴犬に人間の食べ物を与えるのは良くありません。人間の食べ物は塩分が多いので注意が必要です。柴犬が市販のドッグフードを食べてる場合、ナトリウムが含まれているため、さらに加える必要はありません。手作りドッグフードの場合も食品がもともと持っている塩だけで十分です。

塩分を控えた方が良い柴犬

塩分は人間が生きていくために欠かせないものです。塩に含まれるナトリウムは細胞外液や血液量をコントロールしており、酸とアルカリのバランスを保っているため、不足すると健康にさまざまな影響が出てしまいます。ちなみに、犬の細胞外の体液のナトリウム濃度は人間と同じとされています。そのため犬にとってもある程度はナトリウムが必要になります。しかし、過剰に摂取すると腎臓や心臓疾患の原因になり得るので注意しましょう。

塩を過剰に摂取すると体は水を欲しがり、その水分によって血流量が増えることで血圧が高くなり、結果として心臓に負担をかけてしまうということです。逆に塩分が不足すると心臓疾患とは別に体調不良を引き起こす可能性もあります。自身の足の裏や尿、人の体を舐めようとすることもあるため、柴犬の様子を細かくチェックしましょう。多すぎるのも少なすぎるのも良くないということですが、実は難しいことではありません。

犬にとって当たり前の食事を続けていれば特に問題はないと言われています。市販のドッグフードは総合栄養食と言われており、それを主食にしているなら塩の過剰摂取になってしまう心配はありません。人間が余計なものを与えてしまうため、健康に悪影響を及ぼすということです。柴犬の健康のことを考えているなら、人間用の食事やおやつなどは与えないようにしましょう。それだけでも心臓の健康のサポートに繋がります。

また、心臓疾患の柴犬には良質のタンパク質を与えることも大切です。

まとめ

柴犬には塩分をあまり与えない方が良いと知っている人は多いでしょう。しかし、全く与えないのも良くないですし、適量は必要であると言われています。市販されているドッグフードには塩分が含まれていることが多いため、過剰摂取に注意が必要です。もちろん一時的に多く摂取した程度では特に問題ありませんし、すぐに健康に影響が出てしまうというわけではありません。しかし、手作りドッグフードを与えている場合やおやつを与えすぎている場合、塩分の過剰摂取や不足が起こりやすいと言われています。

そのため柴犬に必要な潮の量をきちんと知ってから手作りドッグフードやおやつを与えるようにしましょう。

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