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柴犬の子犬を迎えるなら色々準備が必要です

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日本だけではなく海外でも人気のある柴犬の子犬を我が家に迎えるにあたり、餌は何をあげると良いのかなど、事前に知っておく良い事などがあります。トイレやケージ、成長のためにはフードも用意するなど家の中での居場所を用意することは考えられる事ですが、他にも用意するものが多いです。また、成犬になるためのしつけやトレーニングも家族として迎えた時から始まります。しつけは人と一緒に暮らすために重要なポイントにもなります。

柴犬の子犬を迎えるための準備に必要な物や、グッズなどの他にしつけのトレーニングにはどのような事があるのかを説明します。

子犬を迎えるために揃えたいもの

柴犬の子犬を家族の一員として迎えることはとてもワクワクするものですが、子犬を迎えるにあたって揃えておきたい物があります。ペットショップなどから初めて家に到着した時に必ず使うものにサークルやケージ、食器とトイレがあります。サークルやケージは、柴犬の子犬が落ち着ける場所となります。柴犬が成犬になると狭くなる場合があり、成犬になった時を想定して気軽に動けるような広さは確保していものです。

素材は鉄製がおすすめで、柴犬が落ち着ける場所なので、閉じ込めるというお仕置きのような場合に使ってはいけません。サークルやケージを柴犬が嫌な場所と認識すると入らなくなるため使用方法は注意が必要です。柴犬の子犬にとっても食事は成長のためも大切なことです。そのためにフードや食器を用意します。フードは栄養バランスがとれており保存性の高いフードを選ぶと良いです。

原材料がよくわからないものや添加物が多いものなどは避けるようして、無添加で動物性のタンパク質が豊富なものを選びます。初めて柴犬の子犬を家に迎える場合、どのフードをあげると良いか分からないこともあるので、子犬を譲り受けるペットショップやブリーダーなどに聞くことも良い選択です。用意する食器はフード用と水を入れる水飲み用をそれぞれ用意します。特に子犬は食器をひっくり返す可能性もあるので、安定性のある食器を選ぶと良いです。

トイレはケージの外に設置します。柴犬は野生の本能や習性が残っている犬種で、住みかとなる場所に排泄はほぼしない特徴があります。トイレをケージ外に設置し、四方を囲むようにします。

柴犬の子犬を迎えるために用意したいグッズ

柴犬の子犬を迎えるためにケージやトイレ、食器などはまずは用意して住む環境を整えます。その後に散歩のためのグッズやおもちゃなども用意するようにします。
柴犬は古来から狩猟犬として野山を駆け巡っていたという事もあり、運動量が豊富です。そのため柴犬には運動としての散歩は必須です。散歩の時に必要になるのは首輪やハーネス、リードなどです。金具や接続部分がしっかりとしている製品を選びます。

頻繁に必要になるという訳ではありませんが、万が一病気にかかった場合や移動の際に必要になるはキャリーバッグです。キャリーバッグを使う時は大抵緊急時なので、急な外出などにも対応できるよう日頃からキャリーバッグに入る練習をして慣らすようにします。柴犬との生活に欠かせないものにはコームブラシなどのお手入れグッズやおもちゃも必要です。柴犬は短毛ですが抜け毛が多い犬種です。そのために日頃から抜け毛の手入れは必要になります。

コームブラシで毛並みを整えて、スリッカーブラシで絡まった毛を解くことができます。ラバーブラシもあり、ラバーブラシはゴム素材なので柔らかく皮膚に優しいという特徴があるので、シャンプーをする際にも使うことが出来ます。運動量が豊富で好奇心旺盛なので、柴犬はおもちゃで遊ぶのは楽しい時間となります。走り回れるボールや飼い主と引っ張り合いで遊ぶロープなどがあり、遊ぶだけではなくストレス発散になったり、噛み癖を緩和することにもつながります。

遊びの時間は、子犬の集中力もつき、集中力はしつけの際にも役立つので日頃から一緒に遊ぶ事がおすすめです。

子犬のしつけが必要になる理由について


柴犬は三角の立ち耳で丸い目と巻いた尻尾で見た目が素朴で可愛い日本犬というだけではなく、飼い主に忠実で忠誠心が高いところも魅力のひとつです。性格は忠実で従順などとも言われますが、頑固で独立心が高いという性格も持ち合わせています。縄文時代という古来から人と一緒に生活をして、狩猟犬としての役割をもち、山岳地帯を駆け巡ってきて独立心もあるので、飼い主の指示がなくても自分で行動ができる犬で家族を守るためのリーダーになる犬でもあります。

その気質からしつけが難しいとも言われ、可愛いからとしつけのためのトレーニングをしないと、自分の方が優位と考えて飼い主の言う事を聞かなくなってしまいます。成犬になってからのしつけはさらに難しくなるため、子犬の時からしっかりとしつけをする事がポイントになります。殆どの子犬は、生後2~4ヶ月程度で家庭に迎えられます。この時期からしつけを始めます。小さい時からのしつけは人間社会で生活する為には重要な事です。

犬の成長は人よりも早く、あっという間に成犬になってしまいます。成犬になってからのしつけは大変で、問題行動を起こすようになってしまうため、トレーニングをしっかりと行う事が大切です。しつけのためのトレーニングは、甘噛み防止やトイレ、ハウストレーニング、ハンドリングや散歩に際に必要になるリードトレーニングなどがあります。家族として迎える柴犬の子犬は、成犬よりもさらに丸々として可愛いので、つい甘くなってしまいがちですが、小さい時からしつけをすることで主従関係が築けて、楽しく暮らしていけるようになります。

子犬のしつけのトレーニングのやり方

柴犬の子犬にはいくつかのトレーニングが必要です。甘噛みのトレーニングは、子犬の柴犬は可愛いので、つい指などを舐めさせてしまいますが、これを行うことで甘噛みをするようになってしまいます。この習慣がつくと成犬になっても甘噛みをするようになって怪我などのトラブルに繋がるため、小さい頃から甘噛みをさせないよう、遊んでいて歯が当たった時には痛いと言って遊ぶのを止めて無視することで甘噛み防止のトレーニングとなります。

トレイのトレーニングは、まずは柴犬の排泄の観察をします。どんな時に排泄をするのか、排泄の前にどのような動作をするのかなどを観察することで、排泄のタイミングが分かります。排泄したい素振りや行動があったらトイレに連れて行きます。トイレが成功したら大袈裟に褒めます。失敗することもありますが、その際には絶対に怒ってはいけません。失敗した時に怒ると逆効果になります。ハンドリングは、犬に触れることを言います。

可愛がるために触るというよりはしつけのために触る事です。人が体のどこを触っても危険ではないと感じさせることで、ブラッシングやトリミングなどを平気で行うことが出来ます。ハンドリングは嫌がることにも慣れさせる事が大切で、爪きりにも慣れさせたり、掃除機の音や雷の音など生活音の他に大きな音などにも慣れさせるようにします。リードトレーニングは、散歩などでリードをつかって犬をコントロールするトレーニングです。

リードを柴犬の子犬につけて自由に遊ばせて、ここで飼い主は力加減や行動を観察し、飼い主の行きたい場所に犬を引っ張ります。慣れてきたら徐々に飼い主の行動に合わせて引っ張るようにします。リードトレーニングは飼い主がポイントなるため、どのようにリードを動かすと犬が動くかなどをしっかりと覚えるようにすると良いです。

まとめ

柴犬の子犬を我が家に迎えるのは嬉しいものですが、迎えるにあたり準備する必要があるものがあります。ケージやトイレ、フードや食器などは子犬を迎える前に準備しておきたいものです。これらの他に、古来から狩猟犬として活躍してきた柴犬は運動も必須なので、散歩のためのリードなども用意したり、短毛でも抜け毛が多いため、換毛期以外の抜け毛の対策としてコームブラシで定期的にブラッシングするためのグッズを準備したり、警戒心が強い性格でもあるので、ブラッシングするために体を触らせることに慣れさせるトレーニングなども必要になります。

ペットショップなどで家族に迎える柴犬を選んだら、早速迎えるための準備に取り掛かることも大切なことです。

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