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柴犬の子犬におすすめの餌

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柴犬はかつて人間の狩猟を手伝ってきた犬種です。立ち耳や巻尾といった容姿が特徴的であり、賢いので訓練しやすいという魅力もあります。柴犬の子犬を飼い始めたら毎日がとても楽しくなるでしょう。しつけが大変なこともありますが、一緒に散歩をしたり遊んだりするのはとても楽しいことです。可愛らしい子犬の世話をする上で大切なのが餌の選び方です。子犬の時期は体が大きくなりますし、できるだけ安全性の高いドッグフードを選んであげるようにしましょう。

ペットショップやホームセンターにはさまざまな種類のドッグフードが市販されていますが、どれを選んでも良いというわけではありません。

柴犬の子犬には子犬用の餌を与える

はっきりとした定義はありませんが、生後1歳未満の犬のことを子犬と呼んでいます。特に生後6ヶ月くらいまでの柴犬の子犬は体が急激に成長するため、成犬よりも多くの栄養素が必要になるでしょう。しかし、この時期は噛む力が弱いですし、消化器官も未熟なのでドッグフードをふやかして与えることになります。また、餌の回数も3~4回に増やしてあげることがポイントです。6ヶ月を過ぎたら特にふやかす必要はありませんが、柴犬が食べにくそうだと感じたらふやかして与えても問題ありません。

柴犬がある程度成長してきたら餌の切り替えの時期が気になるかもしれません。子犬用フードから成犬用フードへの切り替えの時期は体の大きさによって異なります。中型犬である柴犬は1歳くらいには成犬と同じ大きさになるため、そのくらいの時期に切り替えると良いでしょう。もちろん個体差もあるため、早めに大きくなった場合は切り替えを早くして問題ありません。ちなみに、フードを切り替える場合、子犬用のものに少しずつ成犬用のものを混ぜることが大切です。

急に切り替えると食べなくなってしまたたり、胃腸への負担が大きくなってしまうので注意しましょう。いつまでも子犬用フードを与えてしまうのは良くありません。子犬用フードは脂肪分が多く含まれているため、与え続けると肥満の原因になってしまうのです。太ってしまっても子犬の時期にダイエットさせるのは良くありませんし、最初から太らないように注意してあげましょう。

柴犬の子犬の餌でおすすめできるもの

柴犬の子犬の餌を選ぶ場合、きちんと原材料を確認する必要があります。まずは肉や魚といった動物性タンパク質がきちんと使われているかチェックしましょう。子犬の成長にとって最も重要な栄養素が動物性タンパク質です。チキンやラム、サーモンといった動物性タンパク質がきちんと使用されており、さらに粗タンパク質が25%以上になっているものを選ぶのがおすすめです。ドッグフードの中にはどんな肉が使われているのか明記されていないものもあります。

肉類や副産物、ミート、ミールといった表記のあるものは注意しましょう。粗悪な原材料を使っている可能性もあるため、避けた方が無難です。また、原材料に穀物が多いものにも注意が必要です。安いドッグフードには穀物が入っていることがほとんどです。多少の穀物が入っていても問題ありませんが、穀物が主原料となっているものやたくさん入っているものなどは避けた方が良いでしょう。犬はもともと肉食動物であり、穀物を消化するのはあまり得意ではありません。

柴犬の子犬に穀物の多い餌を与えた場合、体に負担がかかってしまうのです。ドッグフードの原材料はパッケージに記載されています。多く入っているものから順番に記載されているため、一番最初に穀物が記載されているものは避けた方が良いのです。犬の成長には脂質も必要です。そのため使われている脂質の種類も確認するのが良く、どんな動物の脂質が使われているのかきちんと確認しましょう。

柴犬の子犬の餌を選ぶ時のポイント


柴犬の子犬の餌を選ぶ場合、添加物や値段も重要なポイントとなります。添加物は人間の健康にとっても良くありませんが、犬にとっても良くないものなのです。そのため人間の食べ物と同じように犬の餌に使われている添加物もきちんとチェックしておきましょう。特に体の小さな子犬に食べさせるためのものですし、人工添加物は避けた方が安心です。酸化防止剤は賞味期限を長くするために欠かせない添加物ですし、多くのドッグフードに含まれています。

ビタミンEやクエン酸といった天然由来の酸化防止剤なら問題ありませんが、化学合成された添加物は健康に悪影響を及ぼす可能性もあるので注意が必要です。過剰摂取すると皮膚炎やアレルギーの原因になってしまうこともありますし、避けた方が良いでしょう。柴犬の子犬のドッグフードは大量に購入すると割引されるものが多いです。しかし、保存料や酸化防止剤のことを考えるなら、少量で添加物の少ないものを選ぶという方法もあります。

ちなみに、ドッグフードの中には着色料が使われていることもあるので注意しましょう。中には着色料が使われたドッグフードもあります。犬は人間のように食べ物を色で判断することはありませんし、着色料は不要な添加物だと言えます。このような余計な添加物は入っていないものを選びましょう。柴犬の子犬のドッグフードは続けやすい価格かどうかも重要です。高価なドッグフードの方が良質な原材料を使っていますが、価格の高すぎるものだと家計への負担が大きくなってしまいます。

そこで品質と価格のバランスをきちんと確認することが大切なのです。

柴犬の子犬の餌の産地も重要です

柴犬の子犬の餌を選ぶ場合、その商品がどこで作られているのかも確認しておきましょう。人間の食べ物ならできるだけ国産を選びたいという人が多いかもしれません。しかし、犬の餌は国産よりも外国産の方が良いものが多いと言われています。特にペットのための法制度が進んでいる国はドイツです。ドイツではペットフードに対して厳しい基準が設けられており、人間が食べても問題ない原材料だけを使っていることが特徴です。

日本では犬の食べ物は食品ではなく雑貨として扱われており、人間の食べ物に使えない粗悪な原材料や危険な添加物が使われていることもあるのです。特にホームセンターなどで広く販売されている国産のドッグフードには注意しましょう。柴犬の子犬は自身で食べるものを選ぶことはできませんし、きちんとした法制度が整うまでは飼い主が気をつけてあげる必要があるのです。

原材料の表示に関しての規制も緩いですし、添加物の表示義務などもないため、実際にはどのようなものが使われているのか分かりにくいかもしれません。そこで法律違反していないから大丈夫と考えるのではなく、原材料や製造工程にこだわりのあるメーカーのドッグフードを選んであげましょう。ちなみに、最近では国産であってもこだわりのあるドッグフードが登場してきています。このような高品質な国産ドッグフードは市販では取り扱いが少ないのですが、通販サイトなどで見かけることができます。

まとめ

柴犬の子犬の健康な成長を支えるため、餌の選び方がポイントとなります。食べ物は犬の体づくりに欠かせないものですし、できるだけ品質の良いドッグフードを選んでいきましょう。ペットショップやホームセンターには安い値段で大量に購入できるドッグフードもあります。しかし、安すぎるものだと原材料に不安がありますし、添加物を多く使用している可能性もあるのです。柴犬の子犬のことを考えるなら原材料をきちんと確認してからドッグフードを購入していきましょう。

品質の良いドッグフードなら病気のリスクも軽減できますし、安心して与えることができます。

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