飼い方・しつけ

柴犬の首輪は命を守る大切な物

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柴犬は古来、人と一緒に生活をし狩猟の手助けをしてきた犬ですので、普段首輪をしておくと、なんだかかわいそうと思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし首輪をしておくと散歩の途中で急に道路に飛び出した場合、リードを引っ張ることにによって命が救われる場合もありますし、万が一、迷子になった場合も、書かれてる連絡先によって、飼い主の元に帰ってくることも出来ます。そこで普段飼う時は、柴犬に合う首輪を探して身につけておくとよいでしょう。

色々なデザインやカラーのものがありますので、似合うものを探してあげると良いです。

柴犬には首輪をしておきましょう

柴犬に首輪をつけるメリットは、首輪をつけていることによって、飼い主がいるということがわかってもらえるということです。もし首輪をしていない状態で外で迷子になった場合、飼い主がいないかもしれないと判断されて、保健所で預かられてしまうこともあります。また散歩中に首輪をしておけば、万が一脱走してしまった場合、首輪に柴犬の名前と連絡先が書いてあれば、飼い主に連絡が行くこともありますので、柴犬が手元に帰ってくることができます。

柴犬にとっては、首輪をしている状態はあまり好きではありません。首輪をしている姿は飼い主にとっても窮屈そうに見えますし、引っ張られる状態が続くので不健康そうなイメージもあるでしょう。確かに散歩中に引っ張られると、首が絞められてしまうため、柴犬には不快な状態が続きます。しかし首輪がついていることによって、散歩中にしつけを行うことも出来ますので、やはり外に出掛ける時は、柴犬の命を守るためにも必要不可欠なものといえます。

首輪がついていることによって、交通ルールを大切な柴犬に教えることが出来るでしょう。道路を渡る時、信号の色が赤で進もうとしたときに、リードを引っ張れば絞められてしまうため、赤信号で渡ってはいけないということを覚えられます。また飼い主よりも前に歩こうとしたときに、リードを引っ張れば、飼い主より先に歩いてはいけないことを身を持って体感することができます。

柴犬の首輪の素材には革製がおすすめ

柴犬の首輪の素材には、革製やナイロン製、コットン製があります。素材でお勧めなのが、革製の首輪です。革製は丈夫で長持ちするからです。ナイロン製の首輪は安く購入することが出来、汚れてしまった場合も洗うことが出来ます。ただよく動く柴犬の場合だと、歯で噛み千切られてしまったり、引っ張り過ぎると、ナイロンがちぎれてしまうこともありますので、注意しましょう。コットン製の首輪は柔らく、色々な生地のものがありますので、可愛らしいデザインのものもたくさんあります。

革製のものに比べると強度が足りないため、柴犬が力強く動いた場合、ちぎれてしまうこともありますので注意しなければなりません。首輪を選ぶときは、犬のサイズに合わせて選ぶようにしましょう。きつすぎると、柴犬にとってはストレスがかかりすぎてしまうことになりますし、ゆるすぎるとぬけてしまうこともありますので、犬のサイズに合うものを選ぶことが大切です。犬は短時間で成長をしますので、成長期にあわせてサイズを選ぶように心がけましょう。

子犬の時は成長スピードに合わせて、頻繁に変えていくことが大切です。きつくなると、犬の首に負担がかかってきますので、ゆとりは指が2本程度入るのが目安ですので、サイズの確認はこまめに行うようにすることが重要です。サイズが合わなくなったり、使用し続けていくと耐久性が悪くなったいきますので新しいものに買い替えるとよいです。

首輪の前にはブラッシングをしておきましょう


散歩など外に出掛ける時は、首輪をはめますがはめる前に、ブラッシングをしておくとよいです。柴犬の被毛は短めですが、ブラッシングをすることで、毛色も良くなりますし、毛が抜け落ちるのを防ぐことが出来ます。つけた時、動くたびに毛と首輪が擦り合うので、毛玉が出来やすくなってしまいますが、あらかじめブラッシングをしておけば、毛が絡み合うのをある程度防ぐことが出来ますので、はめた時の負担を少しでも減らすことが出来るでしょう。

散歩前に行うことによって、柴犬と触れ合う時間が多くなりますので、飼い主と柴犬とのコミュニケーションにもなりますし、体の様子を観察することが出来ますので、体調管理も行うことが出来ます。ブラシでとくときは、皮膚に押し当て過ぎないようにして優しくおこなうとよいでしょう。強引にとかしてしまうと、皮膚が傷ついてしまいますので、やさしくおこなうようにしましょう。

飼い始めの時は、嫌がることもありますが、やさしくブラシをなでつけてあげることによって、次第にリラックスした状態になってきます。飼い主との心の絆も増えてきますので、しつけもしやすくなります。毛玉をもし見つけたら、毛玉部分をハサミで切り取っておくとよいです。皮膚や被毛の様子などをしっかりとチェックしながら行いましょう。もし皮膚病やダニなどを発見した場合は、早めに獣医に相談しておくと、軽いうちに治していくことが出来ます。

嫌がって付けられないときはどうすればいいの?

家の外に出ると、道路は車やバイクなどが頻繁に通るため、首輪をせずに散歩に出てしまうと大変危険です。柴犬が首輪を嫌がってしまって付けてくれないと、飛び出し事故に遭う可能性も出てきますので大変危険です。嫌がらないようにするためには、子犬の時のトレーニングがとても大切です。少し大きくなってから、はめようとすると犬は窮屈さを感じることになるため、当然嫌がります。

生まれてから半年までの時期は、柴犬にとって人間と生活するためのルールを学ぶときですので、この時期にしっかりとしつけることによって、飼い主のいうことをよくきいてくれるしつけのよい犬に育ててくれることが出来るでしょう。子犬の時に、首輪を嫌がる時は、短時間だけでもさせていき、徐々に慣れさせていきます。最初は抱きかかえるようにして、一緒に外に散歩に出かけて外の世界に慣れていくようにしましょう。

車のエンジンや自転車、バイクの音など犬は音に大変敏感ですので、初めて外に出る時は子犬にとっては驚きの連続です。子犬にとっては未知の世界ですので、初めての散歩は飼い主の胸で抱き抱えられている状態だと非常に安心することが出来るでしょう。外の散歩に慣れたら、首輪とリードをつけて散歩の時間を少しずつ長くしていけば、柴犬は次第に慣れていくことが出来ます。苦手な子も飼い主が愛情をもって根気よく接していくことで苦手を克服することが出来るようになりますので、気長に慣れさせていくことが必要です。

まとめ

犬の首輪は重要なものです。飛び出しなどの事故を予防するためや、飼い主がいることを知らせるためのもの、迷子になった時も連絡先が書いてあれば飼い主の元に戻ってくることが出来ます。色々なデザインのものがありますので、サイズに合うものを選びましょう。はめる前には、ブラシで毛をとかせば毛同士が擦り合い、毛玉ができるのを防ぐことが出来ますし、体調を把握することができますので、行った方がよいです。

子犬のうちから首輪をつけることを慣れさせていけば嫌がらずにしつけることが出来ます。苦手な子は飼い主が愛情をもって根気よくしつけていくことで克服することが出来ます。

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