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柴犬に与えるドッグフードの正しい砕き方について

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通常のドッグフードの場合、粒が大きい・固いなどの理由で上手に食べられないということがあります。このような場合、犬にはどのように工夫して食事を与えるべきでしょう。様々な方法がインターネットや本には書かれていますが、具体的にはどの方法が最適なのかを考えます。また、その方法をとることで気をつけなければならないポイントや、やり方の注意点などにも注目しましょう。

できるだけおいしい食事を味わってもらうために、飼い主ができることはどんなことがあるかを知っておくと餌を食べないときなどに役立ちます。知識をつけて正しい食べ方を教えましょう。

柴犬のドッグフードの正しい砕き方を知ろう

柴犬へのドッグフードの与え方には、いつも頭を悩ませるものです。アレルゲンが入っておらず、栄養素のバランスが取れた品質の良いドッグフードをできれば毎日愛犬に与えたいと飼い主さんであれば誰でも考えます。ですが購入するドッグフードの中には価格や成分に問題がなくても、粒が大きくて柴犬が食べにくそうという場合があります。このような時には餌を砕いて食べやすくしてあげましょう。

砕き方はいろいろありますが、まず最初に取り上げるのは「包丁で砕く」ことです。少し食感が残るので、愛犬の食欲を改善させる可能性もあります。デメリットとしては砕くたびに餌が飛び散ってしまうことでしょう。そのため「トンカチで砕く」という方法をとることもあります。ジップロックなどの袋にドッグフードを入れて、その上からトンカチで叩きます。

袋内であれば飛び散っても問題がありませんし、手軽な方法なので柴犬の飼い主さんがよく使っている方法です。さらに良い砕き方は「フードプロセッサーやミルミキサーなどで砕く」ことです。トンカチなどで砕く場合、愛犬が音に驚いてしまう可能性があります。フードプロセッサーであればそのような不安なく餌を砕くことができるでしょう。餌自体もそれほど固いものではありませんので、刃がボロボロになってしまうような事はありません。

時間も数秒で終わるので飼い主さんの負担もぐっと少なくなります。砕いたドッグフードを与える場合には、愛犬の口元が汚れてしまうことが多いので、口腔内のケアを忘れないようにしましょう。

柴犬のためにドッグフードを砕くなら粒のサイズに要注意

柴犬の口の大きさに合うように、ドッグフードの砕き方は何種類かあります。仔犬のうちは、より細かくしてあげるとよく食べるようになってくれます。砕く時、硬い場合は少量の水でふやかしてから高くと弱い力でも無理なく細かくすることができます。食感も柔らかくなるので、硬いのが苦手な柴犬にはおすすめです。ただし、中にはカリカリとした食感が好きな柴犬もいるので注意して様子を見ます。

食感を大切にするなら、包丁を使って細かく刻むのも良いでしょう。包丁を使えば、目で見ながら好みの大きさに刻んでいくことができます。さらに細かくしたい時は、ミルミキサーにかけるのも一つの手です。やり過ぎてしまうと、ペースト状になってしまうので注意しながらミキサーは扱うことが大切です。砕き方によっては、ドッグフードの粒のサイズがバラバラになってしまいます。

柴犬によっては、バラバラの方が好みという子もいます。逆にバラバラの粒が嫌な時は、あまり食べてくれなくなってしまうので注意して観察してあげるようにします。粒を均一にしたい時は、調理器具の一つであるフードチョッパーがおすすめです。ニンニクや生姜を潰す時に用いる道具で強い力も必要としないため、子供でも扱うことができて便利です。フードチョッパーなら、粒の大きさのバランスを揃えてあげることも難しくありません。

簡単に使える器具で電源も入らないので、毎日簡単に使えるというのも魅力的な点です。

柴犬にドライフードを与える際の砕き方


ドッグフードの大きさは製品によって異なります。成犬であればあるフードの大きさに関係なく食べる事が出来ますが、幼犬や老犬の場合はアゴの力が十分ではないという事もあり、フードの種類によっては上手く食べる事が出来ない可能性もあります。柴犬は他の犬種に比べて長生きする傾向にありますので、柴犬を飼育しているという場合には、事前にフードの与え方についても知っておくと良いでしょう。

なお、幼犬と老犬ではフードの砕き方に違いがありますので、注意が必要です。柴犬の幼犬にドライフードを与えたいという場合で、フードの大きさが大きいという場合にはハサミなどで半分にカットするなどして大きさを小さくすると良いでしょう。ただし、この方法は非常に時間が掛かってしまいます。そこで、ある程度フードを小さくする方法として、チョッパーという野菜などをカットする製品を使用する方法があります。

フードの大きさを揃える事は出来ませんが、ある程度フードを小さくする事が出来ます。成長にするにしたがって、フードを砕く必要はなくなります。柴犬のアゴの力や飲み込む力が弱まっている老犬にドライフードを与える場合には、細かく砕いていおくとふやかしたりウェットフードに混ぜるのが楽です。簡単に大量に砕くにはミルがおすすめですミルには様々なタイプがありますが、刃が本体に固定されていないタイプであれば刃も洗う事が出来るのでおすすめです。

柴犬のためのドッグフード、砕き方。

柴犬のために砕いて与えてやるのであれば、柴犬専用のミルミキサーを用意しましょう。野生臭がどうしても付いてしまうので、人間用の食事の調理にはもう使えません。ジップロックなどの頑丈な袋に入れてハンマーなどで叩くようにする方法もあります。いずれにしても粉状になるまで徹底的に砕ききるのはやめましょう。ハンマーで叩く大きな音に怖がるようであれば、ミルミキサーの購入を考えてみてください。

食事の前にはいつも耳慣れない怖い音がするというのなら、食事が恐怖になってしまいます。それではまとめて粉砕しておけばと思われるかもしれませんが、粉砕したドッグフードは内部にいることで守られていた原材料・栄養素が表面に露出した状態です。このままだと空気に触れて酸化してしまうのです。せっかく食べさせることができても栄養が不足しているのであれば意味がありません。

毎回完食できる量を目処に作業してください。1日に何回もやらなければならない作業のため、出来る限り飼い主の負担とならないようにしましょう。まだまだ小さくて顎が発達していなかった柴犬も、月日を重ねる中で少しずつ成犬へと近づいていきます。小さいがゆえに砕いてやっていたのであれば、少しずつ砕く回数を減らしていくことも考えてください。やがては自分の力でしっかり噛み締められるだけの力が付くと良いものです。

実は丸い形のままよりも砕くことでガタガタになったものの方が飲み込みにくい場合もあるので、しっかり様子を観察することも必要です。

まとめ

柴犬でも、幼犬・成犬・老犬と月齢に合わせてドッグフードも細分化された製品が出ています。とはいえ個体差があり、柴犬の成犬用だと硬すぎる・大きすぎるからと嫌がる子もいるでしょう。ドライフードのためどうしても歯応えもあって顎の力は必要なのです。もしも丸呑みして咽喉にひっかかってしまっては大変です。そんな時には砕いて与えてやってはいかがでしょうか。ミルミキサーやハンマーなどの道具を使ってやってみてください。

ただし、砕き方が強すぎて粉になってしまっても困ります。すでに歯が弱ってしまっている老犬ならまだしも、顎を鍛えることも必要です。

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