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柴犬に与えるドッグフードはウェットとドライがある

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ドッグフードには水分量が少ないドライタイプと水分量が多いウェットタイプがあります。ウェットタイプのドッグフードは畜肉を原料としており、素材本来の風味や味を活かして作られているということです。そのため嗜好性が高い柴犬も喜んで食べてくれるでしょう。水分が豊富に含まれているため、水分補給にも向いています。夏になると柴犬も夏バテしてしまい、ドッグフードをあまり食べなくなってしまうことがあります。

そのような場合も柔らかいタイプなら食べやすいということです。柴犬のために柔らかいタイプのドッグフードを与えたいという場合、特徴や選び方のポイントをチェックしておきましょう。

柴犬の健康を考えたドッグフードが良い

柴犬のご飯はドッグフードですが、美味しいだけでなく健康を考えたものを与えることが大切です。ウェットフードはドライフードと比べて栄養バランスに劣っています。また、値段も高いのでトッピングとして利用したり、食欲がない時や病気の時などに与えることが多いでしょう。歯周病の原因となってしまうこともあるため、避けている人も多いかもしれません。しかし、ウェットフードの中にも安全性が高く、柴犬の健康をサポートしてくれる商品があります。

柴犬は肉食が基本であり、動物性たんぱく質をしっかり摂取することが重要です。栄養バランスを考えて肉だけでなく穀物や野菜が多く含まれた商品の方が良さそうに感じるかもしれません。しかし、犬の体の機能は人間とは異なりますし、野菜や穀物を上手く消化できないということです。消化器官に負担がかると健康に悪影響を及ぼすこともあるので注意しましょう。そこでウェットフードを選ぶ時は肉が主原料になっているものを選ぶことが大切です。

柴犬は肉食がメインですが、年齢によって必要な栄養素は微妙に異なってきます。幼少期の柴犬にとって体を作るドッグフードの栄養素はとても重要です。たんぱく質や脂質はもちろん、カルシウムもしっかり配合されているものが良いでしょう。大人になったら栄養バランスに優れたドッグフードがおすすめです。しかし、太り過ぎてしまうと股関節に負担がかかるため、食事のカロリーにも気を付けましょう。

柴犬の体質に合わせたドッグフードにする

若い柴犬にはウェットタイプのフードだけでなく、栄養バランスの整ったドッグフードと併用するのがおすすめです。高齢になると体の機能が衰えるため、少量でも必要な栄養素を摂取できるドッグフードが良いでしょう。品質が良いものなら食欲増進に繋がります。柴犬も人間と同じように食べ物が病気やアレルギーに関わってきます。柴犬の体調が悪い場合、病院で治療を受けさせることが大切です。しかし、実はドッグフードで治療ができる場合もあるのです。

今までと違うドッグフードに変えたら症状が治ったという話も多いです。病気をサポートするドッグフードなども販売されており、上手く利用することで健康時に繋がります。柴犬にとっても食事は健康の基本であり、まずは獣医に相談して最適なドッグフードを選んでいきましょう。ウェットフードには鶏肉や大豆、乳製品がよく使われていますが、これらのアレルギーを持っている柴犬もいます。皮膚病などもアレルギーが原因の可能性があるため、気になる場合は病院で検査をしてもらいましょう。

検査にかかる費用は病院いよって異なっていますが、だいたい20000~30000円程度とされています。しっかりアレルギーを調べておくことにより、最適なドッグフードを選びやすくなります。ウェットフードはカロリーが低いことも特徴です。ドライフードの上に柔らかいタイプのフードをかけることで満腹感が得られるため、ダイエット中の柴犬にもおすすめです。

添加物の少ないものを選ぶと良い

大切な柴犬には添加物をできるだけ与えたくないという人も多いでしょう。しかし、多くのドッグフードには添加物が使われているとされています。また、添加物だけでなく、古い油分や消費期限ぎりぎりの肉などが使われている商品もあります。添加物が表示されていない商品も多いのですが、きちんとチェックしてから購入することが大切です。ウェットフードは乾燥タイプに比べて傷みやすいため、添加物が多く使われていると言われています。

長期保存するために仕方ないことですが、安心して柴犬に食べさせたいなら無添加のものを選ぶのがおすすめです。無添加のものや添加物の少ないものだと保存期間は短めになりますが、食べさせる分だけこまめに購入するなど工夫して利用するようにしましょう。ちなみに、水分が多いドッグフードの場合、一度開封すると微生物が繁殖しやすくなります。そのため開封したらその場で使い切ることがポイントです。

日本では専用のメーカーが作った国産品が安心だと考えている人も多いかもしれません。しかし、日本のドッグフードには添加物の表示義務などがありませんし、中には粗悪な原料を使っている用品もあるのです。そのため日本の商品だから安心できるというわけではないと覚えておきましょう。もちろん中には国産でも素晴らしい商品はありますが、ドイツやイギリスなどヨーロッパ産ドッグフードは安全性が高いですし、安心して柴犬に与えることができるのです。

柔らかいタイプのメリットとデメリット

ウェットフードは柔らかいため、柴犬の体への負担が少なくなるというメリットが挙げられます。しかし、品質の悪い食材を使っている場合や脂質が多いものはお腹を壊してしまうこともあるので注意しましょう。また、嗜好性の高さも大きなメリットとなっています。普段与えているドッグフードの食いつきが悪い時に与えてみると良いかもしれません。また、ウェットフードから水分を摂取した場合、体内での代謝に利用されやすいという特徴もあります。デメリットは値段が高いということです。

ドライフードは食材から必要な栄養素だけを抽出して作っていますが、ウェットフードは食材そのものを使用しているため、コストがかかってしまうのです。また、非常に柔らかいため、噛む力が低下してしまうことも考えられます。柴犬にとって噛むという行動は健康維持に欠かせないことです。噛む回数が減ってしまうと健康に悪影響を及ぼすと言われているのです。そのためドッグフードとは別に噛むことのできる玩具やおやつなどを与えると良いでしょう。

食事後の食べかすが口の中に残ったままだと歯周病の原因になってしまうこともあります。ウェットフードは年齢を重ねて食欲がなくなったり、歯が少ない柴犬には最適です。噛む力が弱くなっていても柔らかいタイプなら食べやすいのです。他にも消化機能に問題のある柴犬や泌尿器系の病気を持っている柴犬にもウェットフードが向いています。

まとめ

ドッグフードは大切な柴犬の健康を守るためのものですし、選び方のポイントを確認しておきましょう。ウェットフードは食いつきが良く、食欲がない柴犬や高齢の柴犬にもおすすめのドッグフードです。保存のために添加物が使われていたり、歯垢が付きやすいなどのデメリットもありますが、上手く利用すれば便利な商品と言えるでしょう。また、犬にとっては乾燥タイプよりも美味しく感じるとされています。

基本的には乾燥タイプのドッグフードと併用した方が良いのですが、安全なドッグフードを選ぶことで健康に良い効果が期待できるのです。

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